バカゲー好き集合!ツッコミどころ満載の愛すべきバカゲーアプリ特集

公開日:

執筆者:編集部

バカゲーアプリ特集

「クソゲー」と混同されやすいが、前提として「バカゲー」は褒め言葉である。

バカバカしいほどにくだらない!でも面白い!

そんなゲームの事を、愛を込めて「バカゲー」と呼ばせて頂いている。

今回はそんなバカゲーの中から、スマホで遊べる編集部おすすめのバカゲーアプリ20本をご紹介します。

バカゲーとは

ゲームの要素として「バカバカしさ」が際立っている作品を指します。

「クソゲー」がゲームの出来を酷評する際に用いる言葉なのに対し、「バカゲー」はバカバカしさも楽しめる作品として好意的な意味合いで用いられることも多いようです。

バカゲーには大きく分けて2つのパターンがあり、「公式が病気」を体現したような、妙な演出や奇抜な表現など、意図的に笑える設定で作られたものと、製作者側は真面目に作っていたつもりが、キャラの挙動や不具合などが結果として笑える内容となったものがあります。

バカゲーの代表作としては、「暴れん坊天狗(FC)」「美食戦隊薔薇野郎(SFC)」「せがれいじり(PS)」「悪代官シリーズ(PS2)」などが挙げられます。

編集部おすすめのバカゲーアプリ20選

この記事では、抱腹絶倒の直球バカゲーや、シュールだったりカオスな世界観についついハマってしまうバカゲーなど、傑作バカゲーアプリをご紹介していきます。

ママにゲーム隠された

シュール&ポップなバカゲー、そして予想を超える完成度の脱出ゲーム!

バカゲー・マエストロ、ハップさんの「お約束」だけじゃない、「バカ」に依存しない「脱出ゲームとしての面白さ」はぜひ注目して欲しい。

ステージのトリックは難しすぎず、かつユニークなものばかり。

そして号泣しかねないラストシーンは必見だ。
セカチューじゃないが、泣きながら一気にクリアしてしまった。
無論その百倍は爆笑もした。

是非攻略サイトなんかに頼らずすべてを自力で観てほしい。

冷蔵庫のプリン食べられた

相変わらずシュールかつセンスフルなギャグが光りまくるハップさんのフルボイス脱出ゲーム。

プリンを食べられて怒った姉ちゃんから隠れよう。

テレビにも出て大ヒットし、3DSでもリリースした(感動した!)「ママにゲーム隠された」のシステムとキャラをまたも使い回し(失礼)、今回も爆笑必至な脱出ゲームとなっているぞ。

そして本作も安心してプレイできるほどよい難度、「ハップ節」とも言える、お約束と予想外を飛び交うギャグセンスは健在だ。

ギリギリのパロディ。爆笑を誘うゆえに、クリアだけでなく、すべてのゲームオーバーを見たくなる演出の数々は世界的に斬新だった。

東京デッドボール

最高にデンジャーな野球ゲームの登場だ!

「東京デッドボール」は野球ゲーム。

そして最高のネタゲーでもある。

ゲーム性はワンキーアクションとも言えるシンプルゲー。ピッチャーのボールをストライクなら打ち返す、ボールなら見逃す、デッドボールなら避ける。それだけ。

ただ…避け方がハンパない。そしてイチイチバッターもピッチャーもアホみたいにフルボイスで喋る。

これを最高の野球ゲームと言ったらやっぱだめかなww

前衛的なクソゲーRPG

脱力感とそのくせ妙に丁寧につくりこまれたエゲツないセンス漂う「前衛的な」RPG。

「ぬか漬けパリピマン」なるふざけたオリジナルキャラが活躍し、変な仲間たちとともに変な魔王をこらしめにいく「馬鹿げた物語」だが、RPGとしての面白さもきちんとあり、なによりテキストのセンスがずば抜けている。

攻撃や魔法、必殺技や召喚獣まで用意されており、ボス戦はギリギリ勝てる難度調整、熱いBGMも相まってかなり燃える。

登場人物、敵キャラの造形、ストーリー、どれも王道のふりをして予想の斜め上を行く!

断言する、これはクソゲーじゃない。

フルボイスクソゲーRPG

「フルボイスクソゲーRPG」はその名の通り、作者渾身のフルボイスが堪能できてしまう脱力感あふれるレトロRPGだ。

「とりあえず魔王倒してくれや」毎度おなじみな展開だが、レトロRPGなのにフルボイス。

これってなかなか新鮮だ。その発想はなかったわ。

フルボイスと言っても、小汚いCVがふんだんに盛り込まれております。※作者談

勇者は城から徒歩5分に住む魔王を討伐する旅に出る。

無駄にしっかりしたコマンドバトル、投げやりなセリフや演出の数々、そしてフルボイスを楽しもう。

お約束を踏襲しつつも裏切る破壊的なセリフを堪能できるぞ。

ババア無双

御年100万歳というババアをアンチエイジングする衝撃的な育成ゲーム「100万歳のババア」の主人公、ババアが活躍する無双系アクションゲームだ。

悠久の時を生きたゆえ力が弱ってしまったジジイを元気づけるべく、ババアのフルコースを作って食べさせることを決意したババア。

そう、世はまさにグルメ時代…と続けたくなってしまうほどネタ感溢れる世界観がまず魅力。

けど、本作がイカしているのはネタ的なおもしろさだけじゃあない。

プレイしてみるとスムーズ&スピーディーにサクサク動く操作と、ザシュザシュ敵を狩っていくアクションのキモチよさにおどろかされた!

無双系アクションでフルコースの素材となるモンスターを狩って狩って狩りまくろう!

名門!!ババア学園卓球部

あの100万歳のババアが活躍する卓球ゲーム。

百万年という伝統を誇る学園の卓球部で、優勝目指して試合を勝ち抜いていこう。

ゲームそのものは、意外にも(?)正統派な卓球ゲーム。

操作は超シンプル。敵の打球が来たら、タイミングよく打ち返したい方向へフリックするだけ。

しかし、ババアならではの要素として「アンチエイジングショット」が存在。

大体99万9982歳くらい若返ったキュートな姿で、強力なショットが放てるぞ。

えっ…ババアは若返らない方がキュート?

そう感じたキミは真のババアファンに他ならない。プレイするしかないぜ!

地球滅亡 60秒前!(Meteor 60 Seconds!)

その名の通り、人類滅亡までの1分を体験できるバカゲーアドベンチャー。

巨大な隕石が落ち、地球が滅亡するまでたった60秒。あなたの人生も残り60秒。

極限状態にどう行動するか。今、プレイヤーの倫理と愛が試される。

通行人を殴る、キスする(男にもできる)、バットやライフルで殺す、コミカルなグラフィックだからギリギリ描写できる蛮行が、ブラックな笑いをもたらす。

暴力だ、セクハラだ、不謹慎だ、などと言う輩は是非最後までプレイされたし。

1時間もかからないし、何より、面白い!!

ソーセージレジェンド

己の剣(ソーセージ)をフォークにぶっ刺し、誇りをかけて闘う3D格闘アクション。

タップ押し続けでゲージを溜め、相手のスキを見て一撃を放つ。

フェンシングのように高貴な決闘なのだ。

リーチやしなり具合も物理演算で再現されていて、「にょわんにょわん」と激しくブラブラする個性的な様子を楽しむことができる。

攻撃を掻い潜り、敵の剣(ソーセージ)をバラバラに粉砕した時の喜びは筆舌にしがたい快感を味わえるぞ。

……と、マジメに解説するのがバカらしくなるくらいの良バカゲーだ!!

キンニクエスト 筋肉と筋肉と筋肉と呪われし筋肉

「無駄に高いクオリティ」をいかんなく発揮しちゃった、筋肉ひしめく濃過ぎなバカゲー!

主人公である大胸筋(胸だけ)を強くしていく放置型育成RPG。

筋肉モンスターを殴り倒してMP(マッスルポイント)を稼いで筋肉を磨き、わるい筋肉を成敗していく。

登場キャラはみーんなマッチョ。力こそが全ての筋肉ワールド。

ぬるぬるとアニメ付きでひしめく筋肉たち。ネタと勢いだけで構成されたストーリー。聞いたことあるけど、間抜けにアレンジされたSEや音楽。

これは、本気で笑い殺しにかかってきてるようだ…!

KUMANTA(クマンタ)

超インパクト! なバカゲーアクション。

「クマがマンタで飛ぶ」

な… 何を言っているのか わからねーと思うが、プレイヤーはクマとなり、マンタで空を飛び、サーモンを乱獲した人間に復讐をすべく、軍隊と戦っていく。

さらに言うと、B級映画的な演出が、よく言えばメタルギア・ソリッドのような…ありていに言うと「午後ロー」のような感じでたまらない。

これは、もっともっと多くの人にプレイされるべき傑作バカゲーだ。

伝わるか!?この…「バカゲー・ヴァイブス」が!マストプレイ!

おかず甲子園 令和名勝負

「おかず甲子園 令和名勝負」は登場人物が全員おかずというネタゲーかと思いきや、野球チームを育成し、甲子園優勝を目指すガチなクオリティな高校野球育成シミュレーション。

「おかず」の名前がついた選手を育て、スカウトし、イベントをこなし、高校野球の大会に出場させていく。

パワプロで言う「サクセスモード×栄冠ナイン」的な雰囲気を持つ、精細な育成と多彩なイベントを楽しめる。

君だけの最強打線で甲子園優勝を目指そう!

TANOC GAME SUPER

最強ラップバトル勃発!今日からお前はラッパーとして稼いでもらう!

デジタルハードコアを流しながらラップバトルするバカゲーリズムアクション。

ラッパー達と激闘を繰り広げ、勝利したマネーで「タノシ」をゲットしよう。

稼いだ金ではガチャで見るからに全く役に立たないカードを入手できるw

プレイして一発で、バカゲーまるだしの演出、そしてバキバキのハードコアテクノに君もやられる事だろう。

昔、電気グルーヴがプロデュースし、自ら「ゲームジャンル:クソゲー」を名乗る「グルーヴ地獄V」「バイトヘル2000」といったゲームがあった。

大げさに言うとこの脱力具合は彼らを継承している…のかもしれない!

Bad Nerd

オタクがモヒカン相手に暴れまわる!

もう見て分かるようにバカゲーアクションRPGだ。

主人公はいじめられっ子のオタクで、大切な漫画本を奪ったにっくきモヒカン共を相手に立ち向かうことになる。

ゲーム性は意外とシッカリしてて人からクエストを受けてストーリーを進めてたり、武器や様々なモーションの攻撃を駆使してバトルが出来る。

ただ中身は見た目に相応しくカオスで自由度の高いものとなっていて、そこらへんの一般女子も殴り倒せる!フリーダムだぜ!

しかもオンラインで複数同時マルチプレイでのPvPも楽しめる。

こんなに遊べるマトモなクソゲー、そうそうないぜ(褒め言葉)

High School Simulator 2018(ハイスクール シミュレーター)

美少女JKを操作して遊び倒せる3D箱庭シミュレーター。

ヤる事はただ1つ、無力な同級生達を心行くまで惨殺する…というカオスワールド。

今作ではハンマー・斧・ピストルといった凶器での殺人だけでなく、死体をシャベルで地面に埋めたり、ブラシで血痕を拭き取る隠蔽アクションが追加!

無限ジャンプ・空中飛行・瞬間移動・無から武器を召喚・時間操作はもちろん、生徒を自在に洗脳する能力によってチート級の自由度は加速。

βテスト中なのに上限の100万DLを突破したので急遽リリース(作者談)という異色の人気を持った、迷作シリーズの最新作は、サイコーにハイな気分で楽しめる超絶バカゲーだ!

埼弾 平成の大合併シューティング

「さいたま」と呼ばれる秘境での大宮人と浦和人の知られざる市町村合併の物語を描くバカゲー×弾幕STG。

さまざまな「さいたま」ネタを盛り込んな内容となっていて、見た目だけでなくゲーム中に合成ボイスで爆笑必至のネタが差し込まれるのが最大の特徴だ。

ただのネタ・バカゲーではなく、シューティングのシステムとしては至って硬派。

ケイブの人気弾幕STG「怒首領蜂」シリーズやライジングの名作「バトルガレッガ」などをオマージュした内容になっている。

ノリとしては「超兄貴」のような、混ぜたら危険な2つの要素を掛け合わせて爆誕した迷作タイトル。

思う存分、爆笑しつつプレイしてほしい!

マッチョ GoGoGo

世界初の放置系筋肉育成トレーニングゲームだ。

な… 何を言っているのかわからねーと思うが(以下略)

プレーヤーはトレーニングメニューを指定し、さまざまな器具や方法で筋肉をより大きく仕上げる。

スクワットで下半身の強化、ベンチプレスで上半身といった具合にトレーニング方法で成長する部位が変わってくる。

ゲーム中のコメントがユーモラスで、トレーニングを楽しませてくれるぞ。

アプリを落としてる間も筋トレし続けてくれる。

作り上げた肉体は、ボディービルディングの美しいポージングと伝統的な掛け声での撮影も可能。

休まず鍛えて、最強の肉体を手に入れよう!

大出産王国

王様が無職をナンパして即結婚、シュールすぎる国家運営RPG!

1人の王様が国家を立ち上げるところから始まり、「家族=国家」を拡大していく。

王様が家族を増やすためにまずナンパ、そして結婚し、その相手と子供を作って国を大きくしていくのだが、これが言葉通りに恐ろしい速度で進むのがポイントだ。

結婚には好感度など一切ない、王様のスペックのみで決定される愛のカケラもない方法で進められる。

しかも一夫多妻制であり、相手はナンパする度に変わり、名前や職業、性格といった個性があるのでこの結婚という作業を飽きさせない。 

このゲーム性が恐ろしくシュールで地味に出来がよく、長く遊べば遊ぶほど楽しめるスルメゲームとなっているぞ。

ゲーム・オブ・ゴッド

神を操り、魔力で人類をフルボッコにする、まさに「神」ゲータワーディフェンス。

バトルフィールドに呪文をドラッグ&ドロップし、ものすごい魔力を解き放ち、敵を一掃しまくって自陣を守っていく。

人類を救うも、虐殺する邪悪神になるもよし。

ツッコミどころ満載の神のビジュアルやセリフの数々、無駄なほど美麗な3Dグラフィック、妙に高い完成度。これは面白い。

おびただしい数のカオスに向かってとてつもない魔力を解き放て!

Shoguns Empire: Hex Commander

日本の戦国時代を舞台としたポーランド製のターン制シミュレーション。

武田や織田など、戦国武将から主人公を選び、足軽や侍、忍者たちを雇い天下統一を目指していく。

が!海外制作ゆえに全般的に「カンチガイ」した日本の描写がことごとく面白くてツボなのだ。

なんでゲイシャが戦うんだよ。

海外のイメージが先行したジャパンの勘違いっぷりが何かと面白いこのゲーム、ぜひプレイしてみて欲しい。

本記事ではスマホで遊べる編集部おすすめのバカゲーアプリ20本をご紹介しました。

この他にも魅力的なゲームはたくさんありますので、もっと知りたいという方はそれぞれのゲームのコメントに特集してほしい企画のリクエストをお寄せください。

今日もみなさんにとっていいゲームとの出会いがありますように。

執筆者: 編集部