キャラクターを眺めているだけでほのぼのできるRPGが作りたかった。【魔女の泉インタビューその2】

皆さんは、Kiwi Walksというデベロッパーからリリースされている育成×マルチエンディングRPG「魔女の泉」シリーズをご存知だろうか?

韓国で圧倒的な知名度を誇るシリーズの1作目「魔女の泉(Witch Spring)」は、2016年韓国のGoogle Playベストゲームで「OGN 2016 G-Rank Seoul特別賞」を受賞しているのだ。

今回、アプリゲット編集部ではKiwi Walks代表のSuyoung Jang氏が日本に来日するという情報をキャッチ!宿泊先のホテルまでおしかけて、絶賛リリース中の「魔女の泉」「魔女の泉2」のお話に加え、現在開発中の「魔女の泉3」についてのお話を伺った。

「魔女の泉」のレビュー記事はこちら
「魔女の泉2 Lite」のレビュー記事はこちら

全5回に渡ってご紹介していく本インタビュー。第2回となる本記事では、Kiwi Walksの1作目である「魔女の泉」について詳しく伺っていく。

第1回インタビュー
「年200ドルの売り上げから韓国有料No.1ゲームが生まれるまで。

kiwiwalks 魔女の泉2
Kiwi Walks代表のJang氏。「魔女の泉2」のポスターを持ってニッコリ。

酔っ払って家に帰る途中に開発を決意

「魔女の泉」の開発はいつからはじめたのですか?

Suyoung Jang:
2015年の1月1日です。先ほどお話ししたように、友だちと新年会をして、そこで飲んだ帰りに、自分が好きなものを作ろうと開発を決めました。

「魔女の泉」を作る上で、こだわった点はありますか?

Suyoung Jang氏:
「育成」と「RPG」が融合したゲームを作りたい、ということは点にこだわっています。

異色の「時間制限」システムへの反応

100日という時間制限があるRPGは珍しいですが、ユーザーの反応は?

Suyoung Jang氏:
既存のRPGとの差別化という意味で、1作目の「魔女の泉」に導入してみたのが「時間制限」という要素でした。ゲームに慣れたユーザーからは好評でしたが、ライトユーザーからは難しいという意見が届きました。

2作目の「魔女の泉2」ではすごく悩みましたが、一つの実験として時間制限という要素をなくしてみました。時間制限という要素は1作目「魔女の泉」の大きな特徴でしたが、それを無くすことでどうなってしまうのか不安でしたね。

多くのユーザーさんは喜んでくれましたが、一部のユーザーさんからは魅力がなくなったねという意見もありました。(笑)

「魔女の泉3」では2つの設定をうまく活かせるような仕組みを考えています。未だに悩みながらではありますが、ぜひ楽しみにしていてください。

9つのエンディングがありますが、実はもっと多かったとか?

Suyoung Jang:
元々は20個ぐらい準備していました。でも、その時一緒に製作していたイラストレーターさんが学生だったので忙しくなってしまい、イラストが間に合わなかったのでエンディングは9個しか作れませんでした…。

お蔵入りとなったストーリーや、クエストなどありますか?

Suyoung Jang氏:
シナリオはたくさん作っていたのでありますね。時間が限られていたので伝えたいシナリオを優先しました。

次回作(3作目)ではもっと豊かなストーリーを味わっていただけるようにしたいので、開発期間は少し伸びそうです。でも2017年中にはリリースできるようにしたいです。

「キャラクターへの共感」というこだわり

今だからこそ考える、やり直したい場所はありますか?

Suyoung Jang氏:
もし「魔女の泉」をリメイクするなら、グラフィックを一からやり直したいです。パイベリー(主人公)の見た目をもっと変化させたかったです。

というのも、フィールドを歩いているキャラクターを眺めているだけで、ゲームを遊んでくれるユーザがほのぼのした気持ちになってくれる、というようなゲームを目指していたからなんです。

ずっとゲーム作りにおける目標として、キャラクターに共感できるRPG作りたいと思っていて、グラフィックにこだわりたいのは単にゲームのクオリティ向上ではなく、よりキャラクターを身近にもらいたいというのが目的です。

また、入れられなかったエンディングなども追加で入れたいですね。今の「魔女の泉」よりももっともっと、面白いシーンではキャラクターと一緒に笑って、悲しいところでは一緒に泣いてもらえる作品にしたいです。

RPG激戦区、日本のマーケットへ討って出た!その背景とは

次回インタビューでご紹介!

というわけで、第二回はここまで!第三回は、RPG激戦区の日本のマーケットでのリリースを決めたその背景などを伺っていく。

RPG激戦区の日本マーケットに討って出たワケ【魔女の泉インタビューその3】

第1回「年200ドルの売り上げから韓国有料No.1ゲームが生まれるまで。」インタビューはこちら

「魔女の泉2 Lite版」を遊んでみよう!

END後にきちんと「思い出」を語れるストーリー型の周回RPG!小さな魔女ルナを独り立ちさせるのだ

無印版の「魔女の泉」はプレイ済であり、エンディングを迎えた後に感慨にひたれるような名作だったんだが(個人的にはこれとヒュプノノーツくらい)、2は無印版と同じ時間軸で起こった物語が描かれている。

ストーリーの背景にある魔女への恨みや恐怖

それを抱えながら様々な人と出会い、ときには争い、分かり合っていくというルナの精神的な成長を感じられる。

前作の補正もあるが、冒頭のバトルからちょっと泣きそうになった

ゲーム的な育成においても、アイテムや魔法の生成、特訓によるステータスアップ、ペット機能などが取り入れられている。

とくに、昼夜が変化する時間の概念はそのままに100日という時間制限がなくなったため、前作以上に深いキャラクターの育成やアイテムの生成といったやりこみが可能となった。

Lite版では1章まで無料。それ以降は有料となるが、単行本1冊程度の値段であり(400円or480円)、世界観やシステムなど全体的にクオリティが高いので買って損はない。

この機会にLite版だけでも遊んでほしいアプリだ。※有料版へのデータ引き継ぎができない点だけご注意を。

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