【厳選ゲームまとめ】今レトロゲームがアツイ！「Downwell」が気になるあなたに。ドット絵×レトロゲーム厳選10本まとめ

こちらが「Downwell」のプレイ画面。ただただ、クール。

 

最近、レトロゲームが話題に上がることが多いです。本サイトでも、結構レビューしています。ソーシャルゲームに端を発したいわゆる「厚塗り系」の絵柄のゲームが人気を博した流れの反動なのか、単純にスマホゲームのプレイヤーのノスタルジーに訴えかけるものがあるのか……。

記事タイトルの「Downwell」は、期待度抜群のドット絵×レトロゲーム。「Tokyo Indie Meetup」では、日本の学生が2か月で作ったゲームとして世界の開発者からかなりの注目を集め、2015年10月15日のiOS版の公開が待たれています。

本記事では、そんな盛り上がりを見せるレトロゲームを、これまでにレビューした作品から10本厳選してご紹介します。

 

★4.5獲得！名作保証！世界よ、これがJRPGだ！シナリオもBGMもバツグンな「ドブネズミ」作者の新作「奴は四天王の中で最も金持ち」

 

 

「奴は四天王の中で最も金持ち」は、ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイの時代を思い起こさせるドット絵のRPG。

筆者が知る中でも5本にはいる名作スマホRPG（それも無料）「あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね」の作者の新作だ。待っていたぜ…。

大流行のソーシャルゲームやRPG風の育成ゲームとは違い、シナリオがあり、レベルを上げ、フィールドを移動する古き良きスタイルのRPGである。20XX年。

世界は「課金四天王」と呼ばれる四人の悪が支配していた。ガチャに課金するユーザーが支配する、腐敗と自由と暴力のまっただなか、ヒーロー不在の世界で、少年たちは立ち上がる。

ゲームミュージックは「ドブネズミ」と同じくロックバンドRiverside Creatureの入間川幸成が担当。切なくも勇壮なメロディが心に火をつけ、涙腺をくすぐる。

4.5点っす。ほぼ満点っす。

 

 

★4つ獲得！ひまつぶシリーズでお馴染み「moitititi」氏の新作！対戦や共闘もできるステップアクション「ステップナイト」

 

ひまつぶクエストシリーズを手がけた「moitititi」氏の新作。

進むと戻るの左右移動だけで敵を倒し続けるというひまつぶクエストの操作感を踏襲しつつ、うまくアクションゲームに仕上げている。

敵や障害物の位置はゲームに挑戦するたびに変化し、上下に動く敵や針が飛び出る床など、進むほどにその種類が増える。

条件を満たすことで特殊能力を持つキャラが使えるようになるため、プレイヤーの腕とキャラの能力を駆使して難所に立ち向かい、突破する楽しみがある。

また、ひとつの端末を使って協力プレイや2～4人対戦が行える点もおもしろく、こちらのモードはパーティゲーム感覚で遊べるようになっていた。

 

 

★4つ獲得！「ゆうしゃーー！！」思わず勇者を応援したくなるちょっと悲しくて熱いRPG「あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね」

 

「あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね」は、人見知りの勇者となり仲間を勧誘していくRPGだ。タイトルからしてヒドい。

かつ、冒頭の王様との会話で引くくらいメンタルダメージを食らわされたんだが……。進めるほどにおもしろくなるね！

モンスターを倒して物語を進めるのではなく、それ以前の仲間を作ることにフォーカスを当てており、言葉を尽くしてキャラと会話（戦闘）する。

最初はヒドい印象だった勇者が、少しずつ心の成長を遂げていく。

そんなカタルシスを味わえる意欲作だった。

 

 

★4つ獲得！ドット絵ベースの横スクロールアクションとユーモア溢れるストーリーが楽しすぎる文句なしの良作！「ピンクヘブン」

 

「ピンクヘブン」は、ドット絵で表現されたレトロなテイストの横スクロールアクションだ。

地味～な感じなので、ショージキ、パッと見で「おもしろそう」とは思いにくい。

だがプレイしてみると豊かなアクションと快適操作に「おもしろそうと思えなくてゴメンナサイ！」と土下座したくなるほどおもしろい！

3方向ショットで敵を倒しつつ、ジャンプで足場を移ったり障害物をよけたり…と、かなりアクションテクニックが求められるゲームシステム。

しかし、ショット方向を固定したまま撃ちっぱなしにできるという操作システムによって、シンプルに高度なアクションが出せるのだ！アクションファンから初心者まで、誰もが楽しめる良作アクションだぞ。

 

※iOS版のみ

 

パンツ一丁丸ごし勇者が姫を救うために塔の頂上を目指す！激ムズジャンプアクション「まるごし勇者」

 

「まるごし勇者！」はドットグラフィックのファンタジー世界が舞台のジャンプアクション。姫様が魔王にさらわれた！

急いで助けに行かなきゃ！・・・急ぎすぎて、慌てすぎて、兜以外の武装をせずに、パンツ一丁で姫と魔王が待つ塔の頂上を目指す勇者が主人公。

なんておっちょこちょい！剣と魔法を使って敵を倒していくだけが勇者じゃないんです。このゲームの丸ごしの勇者くんは盾も剣も持っていないので攻撃は一切できないよ！

プレイヤーのジャンプテクニックのみを駆使して敵や罠が大量に潜む塔を登っていこう。

 

※Android版のみ

 

★4つ獲得！新宿駅を完全に再現した探索型謎解きレトロRPG「新宿ダンジョン」

「新宿ダンジョン」は現代のリアルダンジョンとも呼ばれる新宿駅をかなり忠実に再現した謎解き型アクションRPG。

ファミコン風のレトロなグラフィックながらも、複雑極まりない新宿駅及びその周辺をうろつき、トラップや謎を解いて、アイテムや出口をコレクションしながら、最深部である東京都庁までたどりつき、伝説の宝石を手に入れるのが目的だ。

「上原の冒険」「走れ上村」など脱力しながらもセンスが光る作品をつくっているUeharaLabo氏の新作だけあって、小憎い演出が多く楽しい。

そしてやけに新宿駅の再現度が高いのが特徴だ。

「ネットで調べた範囲では、新宿駅につながる周囲の駅を含めた全体構造の地図を確認できるのは現時点でこのアプリが唯一ではないか」という発言もうなずける。

新宿駅ユーザーじゃなく、上京する方のためにもゲームと関係なく新宿駅を徘徊できるフリーモードも搭載。その場合はネタバレに注意だ。

 

 

シンプルで熱い！RPGの魅力がぎゅっと詰まったサクサクお手軽ドット絵RPG「勇者と1000の魔王-覚醒-」

 

「勇者と1000の魔王-覚醒-」はRPG黄金期を彷彿とさせるドット絵と、ニコニコ動画などで有名なサカモト教授プロデュースによる音楽が魅力なゲームだ。

戦闘部分はお手軽で、パーティーメンバーを組んでマップを選べば、あとは勝手に戦って進んでくれる。

仲間や敵のグラフィックはもちろんドット絵で描かれているし、その雰囲気にあった音楽が気分を盛り上げてくれるぞ。

また他のプレイヤーとの対戦も用意されており、自分の力を試すこともできる。通信の待ち時間も少なく、ゲームはさくさくと進行するので、実に爽快に遊べるRPGとなっているぞ。

 

 

25の武器とペットを引き連れ冒険！やりこみ要素タップリな王道レトロアクション「スーパーレトロブラザーズ」

 

「スーパーレトロブラザーズ」は、さらわれた姫を助けるために冒険するオーソドックスな横スクロールアクションゲーム。

左右移動とジャンプ、そして攻撃のシンプルな操作で主人公のおっさんを操り、ステージ内にある鍵を探し出してゴールの扉を開こう。

攻撃が強力なペット（と言ってもドラゴンとかなんだけど）を連れて、ステージクリアを目指そう。

また、攻撃力が高いキャラや特殊能力を持ったキャラなど、様々な個性あふれるキャラクターを使うこともできる。

他にも25種類の武器があったりと、やりこみ要素の多い王道アクションなので、じっくりプレイすることができるぞ。

 

 

増えすぎた召喚獣を始末せよ！人間のエゴって恐ろしいタワーディフェンス「ドットヒーロー」

 

「ドットヒーロー」は様々なヒーロー達で迫り来る敵陣を押し返し、敵拠点を占拠するタワーディフェンス。あらすじは「戦争で召喚獣を使役しまくってたけど、終わって平和になった今ジャマだから抹殺するぜ！」とシュール。

エゴ過ぎる。低すぎず高すぎないクオリティの良い感じなドットで画面が構成されていて、スーファミ時代を思い出すね！

中身は「にゃんこ大戦争」のように左から味方を出して右からくる敵を討ち倒して進めて、強化したヒーローは次もそのまま使える方式。

倍速機能も付いてて手軽に遊べるけど、しっかり育てないと通用しない手応えのある難易度の横タワーディフェンスとなってるぞ。

 

 

キュートなドット絵で地味にハマる！超ミニマル型ディフェンスゲーム「静的クエスト：デリバリー」

 

「静的クエスト：デリバリー」は超シンプルなアクションゲームだ。左右から攻撃してくる敵を画面タッチで攻撃するだけだ。ミニマルなディフェンスゲームとも言える。

攻撃方法は剣や弓矢、魔法など様々ある。それぞれの攻撃によって主人公のレトロなドット絵が変化するのが楽しい。初期状態では使えるスキルやステータスが低すぎて絶対にクリアできない。

死にながらコインを稼いで主人公を強化していくのが楽しさのメインだ。敵キャラクターも豊富で遠距離から攻撃してきたり、空から襲ってきたりする。

それらの敵に有効な武器で迎撃するのがポイントとなる。

 

 

 

いかがでしたでしょうか？！

今後も気になるドット絵×レトロゲームがあったら、本まとめ記事をベースにアップデート版を作成します。お楽しみに！