モンスター娘TD

面白いけどコンテンツが少ない。
あと配布が絞られすぎてガチャは全くできない。
ここまで露骨に配布を絞る運営も中々ない。
1周年の生放送記念でガチャ1回分の石とか、ケチすぎて驚いた。
しかも有償はやたらと推してくるので、温度差がヤバイ。

既にアイギスや城プロからは激しいインフレの末路として失われてしまった、「高レアは万能性による枠圧縮性能、低レアは特化性による解決性能」というレアリティに沿った存在意義の住み分けがきちんと機能している貴重なタイトル。これは簡単に言えば、Ｓレアなら「甲・乙・丙の３状況に１人で対応できる」という解り易い万能性があり編成枠や配置枠を圧縮できるが、Ａレアには「乙の１状況にしか対応できないものの、その乙性能ではＳを上回る」という特化性があり、Ｂレアですら「丙にしか対応できないが、やはりその丙ならＳを上回る」という明確な存在意義をきちんと堅持している…そういうソシャゲらしからぬ硬派な構造を持つゲームだという事である。ありがたい。丁度切らしてた。泣ける。　尚、どこぞのクソアホ配信者が「このゲームは最高レアしか価値が無いので、それ以外は無視してヨシ！」などと放言しているが、これはもう全く的外れな大嘘なので、真に受けてはいけない。恐らく、そういう低レベル・低ゲーム性な低級ソシャゲしかプレイした事のない残念な人なのであろう…　きちんと低レアにも存在意義があるゲームは本当に貴重なので、大事に見守っていきたい。

本格タワーディフェンスRPGとして、アイギス・城プロ・アークナイツの遺伝子を順当に受け継いだ末っ子、といったポジション。基本システムは公式に明言されている通りアイギスがベースだが、城プロ的な任意座標への計略投下や、アークナイツ的な自由な再出撃などもあり、プレイ感覚は近代的。主な新奇性は移動システムだが、これが中々うまく実装されており、予め組まれた強固な敵陣地に攻めかかるステージなどが自然な形で表現できている。（クリアまでの時間制限の概念によって餅つきが禁止されている事も併せて、全体的に前傾姿勢のシステム）　また、地味に「配置時に周囲のユニットが射程内かどうかを判定・明示するシステム」が一切バグの無い形で実装された初めての本格ＴＤかもしれない。これが非常に有能で、何らかの効果が敵味方に届くかどうかは配置前に完璧に知る事ができる。　現状では全体的に大人しく無難な造りで、欠点という程のものは無いが、ひとつ挙げるならやはり「汎用突破素材が存在しない」事だろう。キャラを完成させるには、ガチャで６回被らせるしかない。これは流石に前時代的と言う他なく、この点を改善できるかどうかに今後が掛かっている。