今回は、今話題の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」に収録される30本のうちの1本。
「忍者龍剣伝」を特集していこう!
ドラマチックなストーリーが展開するテクモシアターの第2弾。
超絶な難易度と言われるが意外とクリアした人も多い横スクロール忍者アクション第1弾!
「忍者龍剣伝」って?
「忍者龍剣伝」は、1988年にテクモ(現・コーエーテクモゲームス)からリリースされたアーケード、またはファミリーコンピュータ用のアクションゲーム。
シリーズは、基本的にファミコン版の横スクロールアクションからの設定を引き継ぐ。
アーケード版は、設定も違うが、ベルトスクロールアクションである点が一番の違いとなる。
海外版のタイトルは『NINJA GAIDEN』となっているが、後にXboxなどでリリースされた続編タイトルはこちらの名称が日本でも使用されることとなる。
シリーズとしてのメイン主人公は、龍の忍者リュウ・ハヤブサ。
様々な機種でシリーズがリリースされたが、本作が一番古い物語ではなく、意外と複雑な時系列がある。
GB版、NINJA GAIDEN、DragonSword、NINJA GAIDEN2、Ⅰ、Ⅲ、Ⅱという順番で時間が経過する。
ちなみにアーケード版は、他のシリーズとは全く別の物語。
超絶な難易度
シリーズとしては、テクモシアターの第2弾という扱い。
第1弾であるキャプテン翼が好評を得ていた為、映画やアニメのような演出でのストーリーは当時話題になった。
また、難易度の高さでも有名で、突き放した難しさは開発者の意図した「難しいならできるようになるまで頑張れ」「上達することも面白さである」という主旨に沿ったものとなる。
かなり敵の配置が所見殺しが多く、覚えてしっかり対処しないと即死するようなマップの作りになっている。
ダメージを受けた時に大きくノックバックするのも相まって、その難易度はファミコンのアクションゲームの中でも屈指のもの。
ただ、しっかり対処すれば先に進めるように調整されている為、クリアできない難しさではないのが絶妙と言えるだろう。
当時から凶悪といわれていたのは、ザコキャラである鳥の存在。
奈落へ落ちるような箇所に配置されているコトが多く、空中で鳥に接触して穴に落下というパターンはお約束となっていた。
そんな凶悪な難しさはあるものの、ボスを瞬殺できる方法や決まった箇所での忍術の使用などなど、知っていると難易度が格段に下がる攻略法が存在する。
この為、アクションが苦手な人でもクリアした経験がある場合も多い。
いかにも忍者っぽい!
忍者作品と言うことで、海外での人気が高く、一度はシリーズが終了するものの熱いファンコールもあり復活した経緯がある。
アクションも非常に忍者っぽいことが可能で、壁にへばりついて上り下りができたり、忍術を使用したりできる。
また、本作の特徴として回転斬りが存在する。
これは、ボスを倒す時に利用すると簡単に倒せる場合も多く利用頻度の高い攻撃。
忍者っぽいといえば、アーケード版は世界観が海外の人が考えた間違った日本観バリバリの設定だったため、シリーズがそっち方面でなくてよかったのかもしれない。
アーケード版の世界観でシリーズ化していたら、ここまでのヒットにはつながらなかったと思われる。
いや、でもあの世界観もけっこう捨てがたいものがw
スマホで遊べるレトロ風ゲーム
ぎゅうぎゅうダンジョン2
「ぎゅうぎゅうダンジョン2」は、魔物がぎゅうぎゅうに詰まった迷宮に挑むダンジョンRPG。
ダンジョンに入ると周囲は完全に魔物に囲まれた状態でスタートする。
体当たりで即決着がつくシステムで、レベル差によってダメージが変わるというシステムだ。
前作から同様のシステムだが、今回は基本以外にジョブチェンジやダンジョン以外での宝箱などシステムが追加されている。
よりやり込み要素が深まったレ本作は、前作から遊んでいる人はもちろん、レトロ風ゲーム好きなら是非プレイしておいてほしい逸品だ!
Dot Heroes Ⅱ :Top Summoner
「Dot Heroes Ⅱ :Top Summoner」は、英雄や兵士を送り込んで魔物を倒す塔攻めRPG。
100階構成の塔を1フロアずつ攻略していくシステム。
兵士はオートで進み、オートで戦闘をしてくれるので、プレイヤーは兵士たちの稼いだお金で兵士たちや英雄を育成するのがお仕事。
英雄は任意のフロアに出現させる事ができるが、兵士と違ってフロアをクリアしても次のフロアへは進まず、出現させたフロアを巡回する。
兵士と英雄を上手く使い分けて塔を制覇し、てっぺんに待ち受けるボスを撃破するのが目的になるぞ。
スーパー ニャー!!
「スーパー ニャー!!」はヒーローに憧れるネコキャラを操り、多彩な能力を駆使してステージを突破する王道2Dスクロールアクションだ。
ハイムーンや雨の日、太陽と風など様々なシチュエーションのエリアに挑んで物語を進めていこう。
基本操作は画面左にあるボタンで左右移動、右側にはジャンプボタンがあり、敵を踏みつけて倒すスタンプ攻撃や空中にあるブロックを真下からジャンプで叩くと壊せるなどオーソドックスな形式になっている。
この他に、エリアごとに「妖精」が出現し、それを取得すると魔法弾の発射や近距離ワープなど、多彩な特殊アクションが使えるようだ。
ステージの各所には針山や不意に飛んでくるトゲトゲ玉、近づかないと発見できない隠し部屋があり、それらの障害を多彩なアクションで乗り越えていこう。
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