日本アカデミー賞といえば、1978年に始まった「日本映画人による日本映画人のための日本映画の祭典」。このほど、第39回 日本アカデミー賞の受賞作品が公開された!
第39回の対象期間は、2014年12月~2015年11月の1年間に公開された映画作品。アニメの劇場版5作品が優秀アニメーション作品賞を受賞した。
目次
第39回 日本アカデミー賞「優秀アニメーション作品賞」受賞作品
受賞作品は以下の5タイトルだった。
・『心が叫びたがってるんだ。』
・『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』
・『ドラゴンボールZ 復活の「F」』
・『バケモノの子』
・『ラブライブ!The SchoolIdol Movie』
『心が叫びたがってるんだ。』
以下公式サイトから。
2013年、アニメファンの枠を超え、心揺さぶる感動作として
興行収入10億円を突破する大ヒットを記録した『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』。
テレビアニメオリジナル作品としては歴代2位の記録を打ち立て、
実写ドラマ化も決定するなど、今でも日本中に“あの花現象”を巻き起こしている。そして今秋、名実ともにヒットメーカーとなった監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、
キャラクターデザイン・田中将賀の3人が結集し、再び秩父を舞台にした
完全オリジナルストーリーの青春群像劇『心が叫びたがってるんだ。』が誕生する。心の傷、葛藤、誰かを想う切なさー。
人と人との絆を描いた物語と、誰もが一度は聴いた事のある「悲愴」や
「Over the Rainbow」「Around The World」などの名曲の数々が、
きっとあなたの心を感動でいっぱいにしてくれる。
言わずと知れた名アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフによって作られた作品。公開は2015年9月19日。
主要キャラクターと担当声優
成瀬 順(なるせ じゅん)/水瀬いのり
坂上 拓実(さかがみ たくみ)/内山昂輝
仁藤 菜月(にとう なつき)/雨宮天
田崎 大樹(たさき だいき)/細谷佳正
制作スタッフ
原作:超平和バスターズ
監督:長井龍雪
脚本:岡田麿里
キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀
音楽:ミト(クラムボン)、横山克
演出:吉岡忍
企画・プロデュース:清水博之、岩田幹宏
プロデューサー:斎藤俊輔
アニメーションプロデューサー:賀部匠美
出典:http://www.kokosake.jp/
『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』
以下、プロダクションI.Gの公式サイト(http://www.production-ig.co.jp/works/sarusuberi/)より。
江戸風俗研究家で文筆家、05年に逝去した漫画家・杉浦日向子の名作「百日紅」が、長編アニメーションで蘇る! 色鮮やかな江戸の街に四季折々の情緒を織り交ぜ、破天荒な絵師たちの生き様を描くのは、「河童のクゥと夏休み」「カラフル」などで世界的に注目を集める俊英・原 恵一。デビュー当時から大ファンだったという杉浦作品の映像化にあたり、Production I.Gと初のタッグで挑む。主演には同じく原作の大ファンである女優の杏が決定、お栄に魂を吹き込む。
活気あふれる江戸の街、両国橋の夏の昼日なたを真っ直ぐ歩いてくる意志の強そうな女??お栄、23歳、浮世絵師。移り行く四季とともに、父であり師匠の葛飾北斎や仲間たちと浮世絵を描いて暮らす日々。そして今日もまた浮世の街を歩いていく??。
若くして亡くなったマンガ家杉浦日向子の作品「百日紅」を、「攻殻機動隊」や「機動警察パトレイバー」「PSYCHO-PASS」のプロダクションI.Gがアニメーション化した本作。声優ではなく俳優を起用したキャスティングにも注目したい。2015年5月9日公開。
主要キャラクターと担当俳優
お栄/杏
葛飾北斎/松重豊
池田善次郎/濱田岳
歌川国直/高良健吾
出典:http://sarusuberi-movie.com/
制作スタッフ
監督:原恵一
脚本:丸尾みほ
キャラクターデザイン:根津匠覧
撮影監督:田中宏侍
『ドラゴンボールZ 復活の「F」』
“劇場版・鳥山明”始動。かつて世界を絶望させた「F」が復活!!
そして2015年、待望の映画最新作が誕生!劇場版19作目にして初めて自ら脚本まで手掛けた原作者・鳥山明は今回の敵として、かつて読者を絶望のどん底に叩き落した悪の帝王・フリーザを復活させた!鳥山明自ら「すさまじい対戦」と豪語する渾身の物語が、再び世を席巻する!!
今作で実に19作目となるドラゴンボールの劇場版は、脚本を鳥山明さんが手掛けるという。そして、今回の敵はフリーザだ。2015年4月18日公開。
主要キャラクターと担当声優
孫悟空/野沢雅子
ベジータ/堀川りょう
孫悟飯/野沢雅子
ピッコロ/古川登志夫
クリリン/田中真弓
天津飯/緑川光
亀仙人/佐藤正治
ビルス/山寺宏一
出典:http://www.dragonball2015.com/character/
制作スタッフ
原作・脚本・キャラクターデザイン:鳥山明
監督・作画監督:山室直儀
音楽:住友紀人
『バケモノの子』
06年『時をかける少女』、09年『サマーウォーズ』、12年『おおかみこどもの雨と雪』。手掛けた作品すべてが傑作として評価され、国内外の映画賞を席巻し、今や世界で最も注目を集めるアニメーション映画監督となった細田守。
その3年ぶりともなる最新作『バケモノの子』は、バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちの棲む異世界での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション、そして親子の絆やヒロインとの淡い恋愛など…。子どもから大人まで、あらゆる世代が共感できる、エンターテイメントのすべての要素が詰まった≪新冒険活劇≫として完成した。
『時をかける少女』『サマーウォーズ』などでおなじみの細田監督の新作。キャストには、役所広司、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すず、大泉洋、リリー・フランキー、津川雅彦など豪華俳優陣が起用されている。
出典:http://www.bakemono-no-ko.jp/index.html
主要キャラクターと担当俳優
熊徹(くまてつ)/役所広司
九太(きゅうた)/蓮(れん)/宮崎あおい(幼少期)
九太(きゅうた)/蓮(れん)/染谷将太(青年期)
制作スタッフ
原作・監督・脚本:細田守
キャラクターデザイン:細田守、山下高明、伊賀大介
作画監督:山下高明、西田達三
美術監督:大森崇、高松洋平、西川洋一
『ラブライブ!The SchoolIdol Movie』
以下、公式サイト(http://www.lovelive-anime.jp/otonokizaka/sp_movie_story.html)より。
スクールアイドルたちがパフォーマンスを競う大会「ラブライブ!」。
前回優勝者のμ’sは、3年生の卒業をもって活動をおしまいにすると決めていたが、卒業式の直後、μ’sのもとに飛び込んで来たひとつの知らせを受けて、新たなライブをすることに!
見たことのない世界とふれあい、また少しずつまた成長していく9人。スクールアイドルとして、最後に何ができるのか??。
限られた時間のなかで、μ’sが見つけた最高に楽しいライブとは??!?
あの「ラブライブ!」の劇場版アニメ。公開は2015年6月13日。2015年11月時点で興行収入28億円を達成し話題となった。
主要キャラクターと担当声優
高坂穂乃果 – 新田恵海
絢瀬絵里 – 南條愛乃
南ことり – 内田彩
園田海未 – 三森すずこ
星空凛 – 飯田里穂
西木野真姫 – Pile
東條希 – 楠田亜衣奈
小泉花陽 – 久保ユリカ
矢澤にこ – 徳井青空
高坂雪穂 – 東山奈央
絢瀬亜里沙 – 佐倉綾音
制作スタッフ
原作:矢立肇
原案:公野櫻子
監督:京極尚彦
脚本:花田十輝
キャラクターデザイン・アニメーションディレクター:室田雄平