どうしてこうなった…。主人公ルナの立ち絵は90枚以上に。【魔女の泉インタビューその4】

皆さんは、Kiwi Walksというデベロッパーからリリースされている育成×マルチエンディングRPG「魔女の泉」シリーズをご存知だろうか?

韓国で圧倒的な知名度を誇るシリーズの1作目「魔女の泉(Witch Spring)」は、2016年韓国のGoogle Playベストゲームで「OGN 2016 G-Rank Seoul特別賞」を受賞しているのだ。

今回、アプリゲット編集部ではKiwi Walks代表のSuyoung Jang氏が日本に来日するという情報をキャッチ!宿泊先のホテルまでおしかけて、絶賛リリース中の「魔女の泉」「魔女の泉2」のお話に加え、現在開発中の「魔女の泉3」についてのお話を伺った。

「魔女の泉」のレビュー記事はこちら
「魔女の泉2 Lite」のレビュー記事はこちら

全5回に渡ってご紹介していく本インタビュー。第4回となる本記事では、最新作「魔女の泉2」について色々と伺った。

2作目の構想は、1作目を作りながら練っていた。

前作「魔女の泉」からどのくらいの期間で「魔女の泉2」を作ろうと思いましたか?

Suyoung Jang氏:
実際は「魔女の泉」を作りながら、お仕事をお願いしていた学生のイラストレータさんと一緒に「魔女の泉2」の構想を練っていました。

「魔女の泉」をリリースして3ヶ月後には、「魔女の泉2」の制作を本格的に開始しました。

それはイラストレータさんがエンディングのイラストをすべて描ききる前の話でしょうか?

Suyoung Jang氏:
実際に構想を練っていたのは、エンディングのイラスト全部描けないと根をあげる前ですね。(笑)

学生さんだったので本業が忙しいとは思いましたが、まさか描けないと言われると思っていませんでした…。

作品をおうごとに2ヶ月ずつ増えていく開発期間

開発期間は大体どのくらいでしょうか?

Suyoung Jang氏:
「魔女の泉」は6ヶ月で、「魔女の泉2」は8ヶ月ですね。なので「魔女の泉3」は10ヶ月になるのかな?(笑)

でも、冗談ではなく、そういう想定で動いています。

「魔女の泉2」も、開発人数は変わりなく1名ですか?

Suyoung Jang氏:
そうですね。アウトソーシングのイラストレータさんと、自分の2人ですね。

でも、次回作「魔女の泉3」では作業効率を高めたいので、3Dモデリングができる人を雇いたいです。日本語版ももちろん作りますよ!

無料で遊べるLite版の存在がマーケット評価を下げる?

現在リリースされている「魔女の泉2」には前作になかったLite版(1話まで無料で遊べる)がありますがどのような経緯でしょうか?

Suyoung Jang氏:
無料のゲームで出すと、多くの人がプレイしてくださる分、マーケットの☆評価が悪くなる傾向があります。

なので、「魔女の泉」のときは、ゲームへの自分のこだわりもあって準備しませんでした。

「魔女の泉2」をリリースする際には、多くのユーザーの皆さんの意見を聞いてみたいと考えて、Lite版もリリースしてみました。

Lite版から本編を買われる割合は?

Suyoung Jang:
実は別々のアプリで作ってしまったのでアプリの引き継ぎが出来ない仕様になっています…。なので具体的な割合は分かっていないんです。

でも、Twitterの反応を見ていると、結構買ってくださる人は多いようです。

「魔女の泉2」は優しすぎた?

レベルデザインについてはどのように考えていますか?

Suyoung Jang:
自分ではそこまで難しいとは思っていなかったのですが、「魔女の泉」は難しいという意見が多かったんです。

最近は簡単なゲームが多くリリースされているので、ライトユーザには難しいかなと考えました。

そこで「魔女の泉2」はさらに優しく作りましたが、前作のファンからは優しすぎると言われてしまいました。(笑)とはいえ、結果的には多くのファンに楽しんでもらえたので良かったと思います。

ライトユーザの反応はいかがでした?

「魔女の泉2」はエンディングの後にプレイできるようにして、ハードなユーザさんは喜んでくださったのですが、すごく強いモンスターを2体準備しておいたら、ライトユーザから強すぎるとレビューには書かれてしまったので難しかったですね。

「魔女の泉3」では、ライトもハードも、どのユーザさんにも楽しんでもらえるよう、バランスにしっかりとこだわります。

こだわりのあまり、ルナの立ち絵が90枚を超えた。

「魔女の泉2」で目を引くのはキャラクターです。ルナがとっても可愛いですよね。相当こだわりました?

Suyoung Jang:
「魔女の泉2」はキャラクター1人当たり表情が13個あります、ルナ(主人公)はコスチュームが7個あり、バリエーションの数を数えると、ルナで90個以上の立ち絵が準備されています。

イラストで増えたボリュームの内訳としては、サブキャラクターも立ち絵を準備した点が挙げられます。

また、あんまり規模は大きくありませんが、広報も兼ねてクラウドファンディングで設定資料集を作りました。でも、「魔女の泉」シリーズ通して初めてのグッズを作るのに、品質が悪いものを提供したくなかったので、素材にこだわったら20万円ぐらい赤字になってしまいましたね。(笑)

そんなこだわり抜いたキャラクターのラフを特別に見せていただいた。

他にも、ここは見てほしい!というポイントは?

Suyoung Jang:
前作ではメインシナリオと、その中で起きるキャラクターの相互作用だけだったのですが「魔女の泉2」ではキャラクターも増えたし、サブシナリオも増えたので楽しんで貰いたいなと思います。

全部遊びつくすのにどのくらい時間がかかりますか?

Suyoung Jang:
ユーザーによって様々ですが、「魔女の泉2」なら10時間ぐらいだと思います。

「魔女の泉3」ではルナの鍋フーフーは見られる?

次回インタビュー予告

というわけで、第四回はここまで!第五回は、いよいよ現在、制作を開始しているという「魔女の泉3」について、伺っていく。

ルナの鍋フーフー的なモーションも入るかも?制作中の「魔女の泉3」について。【魔女の泉インタビューその5】(2017年2月12日10時公開)

「魔女の泉2 Lite版」を遊んでみよう!

END後にきちんと「思い出」を語れるストーリー型の周回RPG!小さな魔女ルナを独り立ちさせるのだ

無印版の「魔女の泉」はプレイ済であり、エンディングを迎えた後に感慨にひたれるような名作だったんだが(個人的にはこれとヒュプノノーツくらい)、2は無印版と同じ時間軸で起こった物語が描かれている。

ストーリーの背景にある魔女への恨みや恐怖

それを抱えながら様々な人と出会い、ときには争い、分かり合っていくというルナの精神的な成長を感じられる。

前作の補正もあるが、冒頭のバトルからちょっと泣きそうになった

ゲーム的な育成においても、アイテムや魔法の生成、特訓によるステータスアップ、ペット機能などが取り入れられている。

とくに、昼夜が変化する時間の概念はそのままに100日という時間制限がなくなったため、前作以上に深いキャラクターの育成やアイテムの生成といったやりこみが可能となった。

Lite版では1章まで無料。それ以降は有料となるが、単行本1冊程度の値段であり(400円or480円)、世界観やシステムなど全体的にクオリティが高いので買って損はない。

この機会にLite版だけでも遊んでほしいアプリだ。※有料版へのデータ引き継ぎができない点だけご注意を。

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