マナを得られるカードが多いのが特徴であるトリニティ勢力。
序盤からマナを加速し、中盤から高コストのユニットを展開し、盤面を制圧していく。
今回はこのランプトリニティデッキについて解説していこうと思う。
ランプトリニティデッキのコンセプト
序盤からマナを加速し、中盤から高コストユニットを展開していくのがこのデッキのコンセプトである。
なので序盤にマナを加速できないと高コスト寄りのミッドレンジになりかねない。
なのでマリガンでマナ加速系を持ってこれるかが重要になってくる。
デッキ傾向によって異なるが基本的におすすめの自ガーディアンは「ミカエル」である。
ガーディアンパワーである「信仰の力」は味方ユニットのATKを+1にできる。
ルクソール勢力のイシスのガーディアンパワーと対の効果である。
なので対イシスを考えてもこのガーディアンがおすすめではある。
このデッキへの採用率の高いカード
ランプトリニティデッキへの採用率の高いカードをピックアップ。
堕天使ルシファー
ユニット/タイプ天使/コスト10/A4H4/トリニティ
・召喚時、全相手ユニットのHPを-2し、他の全自ユニットのATKを+2する。
かなり優秀なユニットである。
相手の全ユニットのHPを-2削るだけでなく、自分の全ユニットまで強化させてしまう、強カードのひとつといえよう。
このユニットは自身の効果で実質A6のユニットではある。
後列に配置しながらも全相手ユニットに干渉できるのも魅力のひとつである。
また、「聖告の大天使ガブリエル」によってサーチすることもできる。
このユニットはぜひ2枚採用したい。
聖堂領の修道女
ユニット:タイプ修道者/コスト1/A0H1/トリニティ
・自ターン開始時、残りマナを1増やす。
このユニットがフィールドに居続けていれば毎ターン残りマナが+1されるため、より早く高コストユニットを展開しやすくなる。
このユニット自体、スタッツがほぼ置物なため、後列に配置して守っていきたい。
「小天使プット」とも代用可能である。
聖樹の杯
スペル/コスト2/トリニティ
・残りマナを4増やす。
実質使用できるマナを2増やせるスペルである。
序盤に使用できれば中コストユニットでも相手は処理に手こずるだろう。
後半でもスタッツの高いユニットを並べていく動きも可能とする。
また「代理神メタトロン」を召喚するためにも使用してマナを12に引き上げるときにも使いたい。
マスティマの誘引
スペル/コスト3/トリニティ
・相手ユニット1体から2ドレインする。
今現在トリニティ勢力においてドレインできるスペル2種類のうちの1枚。
コストも3マナなため、お手軽にドレインできるため使いやすい部類のカードである。
マスティマの魂吸
スペル/コスト6/トリニティ
・ユニット1体から4ドレインする。
今現在トリニティ勢力においてドレインできるスペル2種類のうちの1枚。
こちらは敵味方問わずドレインすることが可能である。
しかし、わざわざ自ユニットをドレインするメリットが無いため、基本的には相手ユニットからドレインする。
こちらは高スタッツのユニットを処理するときに使っていきたい。
鷲獅子グリフィン
ユニット/コスト5/A2H4/トリニティ
・召喚時、1マス前の相手ユニットに2ダメージを与える。
1マス前の相手ユニットなため、基本的に前列の配置となる。
タイミングを選ぶがユニットを召喚しつつ、相手ユニットを破壊といった強い動きができる。
HPも4と決して低くないため場持ちしやすい。
もし後列に配置してもダメージを与えるのは相手ユニットであるため自ユニットを傷つけることはない。
しかし、このユニットを活かすためにもなるべく前列に配置していきたい。
聖告の大天使ガブリエル
ユニット:タイプ神/コスト5/A4H3/トリニティ
・破壊時、タイプ「神」「天使」のユニットカードを、デッキ内から1枚手札に加える。
破壊時と受け身効果ではあるが、後続につなげることができる。
また、デッキ内サーチなため、デッキ圧縮も兼ねている。
デッキ内の「神」か「天使」をサーチするため、採用する種類を絞れば狙い通りのユニットをサーチすることも可能である。
同名カードもサーチ対象に含まれている。
このユニットも2枚採用したいところ。
ロードスの聖騎士
ユニット:タイプ修道者/コスト6/A3H4/トリニティ
・護衛
・鉄壁【1】
鉄壁と護衛を持つため、処理するのにカードを消耗しかねない。
鉄壁によってまずATKが1以下を無力にするうえに護衛を持っているため、他のユニットにも攻撃できなくなる。
対アグロにかなり有効なユニットである。
最低でも5ダメージを与えなければ倒せないため、かなり防御力の高いユニットである。
人面獅子マンティコア
ユニット/コスト7/A5H5/トリニティ
・召喚時、相手ユニット1体に3ダメージを与える。
ユニットを召喚しつつ相手ユニットにダメージを与えることができる。
相手ユニットがいない状況で召喚するのは望ましくない。
また、相手ユニットへのダメージを与える対象がランダム性を伴うため、複数いた場合狙いたいユニットにダメージを与えることができるかどうかは運次第である。
不確定要素がありながらもその分、スタッツとダメージの高さが相まっているといえよう。
火竜ウェルシュドラゴン
ユニット:タイプ竜/コスト8/A4H4/トリニティ
・召喚時、前列の全相手ユニットに3から4ダメージを与える。
与えるダメージが不確定ではあるが、前列の全相手ユニットにダメージを与えるため、HPが3以下であれば鉄壁持ちでも無い限り、確実に除去することができる。
最大で3体も除去することができるため、アドバンテージが大きく見込めるカードではある。
前列への配置率が後列に比べるとやはり低い傾向にあるため、3体にダメージを与えることができる場面も多くはない。
少なくとも前列にいない状況に召喚しなければ、それなりのアドは回収できると思う。
その他
他にも「カマエルのファンファーレ」「死王リッチロード」「人造獣カオスキメラ」など環境やデッキ傾向に合わせて調整していくと良い。
動かし方
序盤からマナを加速し、中盤から高コストユニットを展開する。
相手が高コストユニットを除去できないうちに盤面を制圧していくこと。
マリガンに関しては、序盤のマナ加速が重要であるため、マナを加速できるカードを狙っていったりキープしていくと良いだろう。
またユニットを優先して召喚していくように。
弱点やこのデッキの対策
高コストユニットを展開していくため、ルクソールやイズモ勢力といったユニットを除去してくる勢力とは相性が悪い。
マナが余っているからといってどんどん展開し、全体除去でかなりのディスアドを負わないように。
いつでもリターンが返せるように手札に温存する選択肢も頭に入れておこう。
考察:中盤から高コストユニット展開のランプトリニティデッキ
序盤からマナを加速し、早い段階で高コストユニットを展開することをコンセプトにしたランプトリニティデッキ。
序盤からいかにマナ加速できるか。
高コストユニットを早く展開できればできるほど優位な立ち回りが可能となる。
また高コストユニットによる爽快感もこのデッキのおもしろいところであるといえよう。