Hero Tactics(ヒーロータクティクス)

Hero Tactics(ヒーロータクティクス)

パブリッシャー Miniclip.com

ジャンル セミオートバトルRPG

価格 基本プレイ無料

敵の攻撃を回避し一方的に倒す快感!ローグライト的にユニットを召喚&配置してオートバトル対戦ゲーム

ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)

Hero Tacticsのレビュー画像

ユニットをオートバトルで戦わせ、勝敗を競う対戦型ゲーム。

ローグライト的にユニットを召喚しマージで育成する対戦型オートバトルゲーム

「Hero Tactics(ヒーロータクティクス)」は、ローグライト的にユニットを召喚し、マージによって育成する対戦型オートバトルゲーム。

プレイヤーはバトルのラウンドごとにユニットを召喚できる。ただし召喚はデッキ内からランダムに選ばれた2体から、どちらかを選ぶというかたち。召喚の際、同タイプのユニットが既に盤面に存在するなら、マージによってレベルアップできるぞ。

ローグライトゲームが持つ、運をどうコントロールするか?という楽しさに加えて、将棋のように空間を操る戦略性が魅力となっている。

マスで区切られた盤面!どこへユニットを召喚する?

Hero Tacticsのレビュー画像

ユニットの攻撃範囲表示を確認し、敵に攻撃可能な位置へ召喚しよう。

本作のフィールドはマスによって区切られている。

マスには明るいマス暗いマスがあり、自分がユニットを召喚できるのは明るいマスだけ暗いマスは敵プレイヤー用となっている。

画面下にユニットが表示されたら、配置したいマスへスワイプしよう。

ユニット選択には時間制限があり、時間が過ぎると自動的にバトルパートがスタートする。バトルパートでは各ユニットが自動的に戦い、制限時間がなくなるか、攻撃可能なユニットがゼロになるとラウンド終了。

そのラウンドで生存しているユニット数の多い方がラウンドの勝者。ラウンドの敗者はハートを1個失い、最終的にハートがゼロになった方が廃車となる。

チェストから新ユニット獲得!永続的レベルアップ

Hero Tacticsのレビュー画像

勝利時のチェストは、動画広告嫌いでも我慢して獲得しよう。レア排出率が高い。

デッキに入れるユニットはチェストから獲得可能。チェストは有料アイテムのジェムと交換で入手できるぞ。

また、動画広告の視聴が必要なものの、バトル勝利時にはチェストを獲得できる

もし動画広告がうっとうしいと思う人でも、このバトル勝利時のチェストは必ず引いた方がいい。なぜなら、レアユニットが手に入りやすいから。

なお、同じユニットが重複して手に入った場合、「クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)」のように経験値扱いとなり、経験値が貯まればレベルアップができる。このレベルアップは、バトル中のマージによるレベルアップと異なり、効果が永続的だぞ。

「Hero Tactics」の魅力は運と空間をコントロールするための戦略性

Hero Tacticsのレビュー画像

敵ユニットに攻撃が届くか?勝つためには盤面の支配が重要。

ローグライト的に召喚、同じタイプのユニットを重ねてマージ…という形式のゲームでは、育成にフォーカスの当たることが多い。

召喚されるユニットがランダムに決まる以上、同じユニットを続けて引く確率は想定よりも著しく下がっていく。このため、高レベルユニットを作るのは難しく、その分強い。だからこそ、どう育成するか、思い通りにユニットが手に入らなかったときに備えてデッキをどう仕込むか…という点がポイントとなる。

本作ももちろんこうした要素を持っているのだが、それ以上にユニットによる盤面の支配が重要。相手の攻撃範囲とこちらの攻撃範囲を踏まえたユニット配置で相手を追い詰めていく…という点は将棋のよう。そこにローグライト的な運のコントロール要素が加わってくるため、奥深い戦略が味わえるのだ。

移動不可!攻撃範囲外の攻撃も不能

Hero Tacticsのレビュー画像

こちらの攻撃だけ当たる状況。ユニットが強けりゃいいわけじゃない。

なぜ配置が重要なのか?それは、本作のユニットが基本的に移動できないから。

ゲームが進み、色んなユニットが解放されていくと、なかには移動可能なユニットが出てくるかもしれない。しかし最初から持っているユニットはすべて移動不可能。恐らくユニットは移動不可というのが本作の基本設定だろう。

移動できないため、攻撃範囲内に敵が存在しなければ敵をまったく攻撃できない。それどころか、敵の攻撃範囲の方が広ければ、ただダメージを受けるだけのサンドバックになってしまうこともある

どれだけ強力なユニットであっても、攻撃できずにダメージを受けるだけなら、まったく意味がない。つまり本作では、ユニットが持つ強さ以上に、配置が重要といえる。

配置は重要!もちろんユニットも重要

Hero Tacticsのレビュー画像

敵の攻撃を一手に引き受けてくれるシールドナイト。ユニットの特性も重要!

配置が重要と書いたが、だからといってユニットが重要でないわけではない。相手を追い詰めるためには、ユニットの持つ特性が重要となる。中でもとりわけ重要なのが、攻撃範囲

攻撃範囲を踏まえて上手く盤面にユニットを配置し、敵へ攻撃が届くようにする。そのためには、どのユニットをチョイスすべきか?この点が、本作のバトルの楽しさのひとつ

さらに、ユニットのスキルによっては敵の攻撃範囲に影響を与えることが可能。たとえばシールドナイトは挑発スキルを持っており、スキルの範囲内の敵ユニットに対し、自分を狙わせることができる。このため上手く使えば、敵の攻撃を逸らしつつ、高火力ユニットで敵を一網打尽にする…なんてことが可能。

つまり本作は、ユニットの特性を踏まえた盤面コントロールがおもしろい。そんな作品なのだ!

ゲームの流れ

Hero Tacticsのレビュー画像

ゲームスタート!本作は面白いゲームなのだが、残念なことに日本語未対応。ただストーリーがあるわけではないので、ゲームのルールさえ分かってしまえば、その後のプレイに支障はない。

ルールはシンプルなので、この記事を読んでもらえれば問題なくプレイできるだろう。

Hero Tacticsのレビュー画像

ゲーム開始直後のバトルはチュートリアルとなっており、ユニットの配置が適当でも勝つことができる。このため、同じ場所にユニットを召喚し、マージでレベルアップすることが重要なのかな…と思ってしまうが、それは誤解。

同じ場所にユニットを密集させてしまうと、攻撃範囲が広がらず、敵に攻撃を当てることができなくなってしまう。敵がこちらの攻撃範囲内に収まるよう、ユニットを分散させよう。

Hero Tacticsのレビュー画像

2回目以降のバトルは、ホーム画面の「Battle」ボタンから行えるぞ。

この画面の配置は「クラロワ」を踏襲していて、画面下の一番左のボタンがショップ、左から二番目のボタンがデッキ構築&育成となっている。

Hero Tacticsのレビュー画像

マッチング時間はゼロに近い。なので、恐らくBotを使っているのだと思う。ただ待たされずにプレイできるの嬉しい。

バトルに勝利してトロフィーを稼ぐと、新たなステージ・新たなユニットがアンロックされていくぞ。

Hero Tacticsのレビュー画像

デッキ構築画面では、ユニットを入れ替えてデッキ編成を変更したり、各ユニットをレベルアップしたりといったことが可能。

盤面の支配が重要なので、デッキを編成する際は攻撃力だけでなく、攻撃範囲をしっかり確認しよう。攻撃範囲の狭いユニットばかりだと、敵に攻撃を当てることができず一方的に負けてしまうぞ。

「Hero Tactics」の序盤攻略のコツはアーチャー&シールドナイトの活用

Hero Tacticsのレビュー画像

攻撃範囲の大きなユニットと、シールドナイトの組み合わせが有効!

本作の序盤では、最初から持っているユニットだけで戦うことになる。

この時点で頼りになるのが、アーチャーとシールドナイト。この2体を組み合わせた立ち回りは本作の基本戦術といっても過言ではないので、しっかり押さえておこう。

守りのシールドナイト!攻撃のアーチャー

Hero Tacticsのレビュー画像

デフォルトユニット中、屈指の攻撃範囲を誇るアーチャー。

既に紹介した通り、シールドナイトは範囲内の敵の攻撃を引き付けることができる。なので、RPGにおけるタンク役のように、火力役のそばに配置し火力役の盾にしよう。

一方、アーチャーは初期ユニット内でバツグンの攻撃範囲を持っている。必ずしも攻撃力が高いわけではないので火力という言葉は相応しくないかもしれない。しかしその攻撃範囲によって盤面の半分近くをカバーできるため、敵ユニットへ与えるダメージの総量で考えると、序盤の全ユニット中群を抜くことになる。

これを踏まえ、シールドナイトをタンク役、アーチャーを火力役として使おう。アーチャーが2体いれば盤面のほとんどをカバーできるため、アーチャー2体召喚後は、盤面でカバーできていないところに対し、高攻撃力・小攻撃範囲というユニットを配置していくのがオススメ。

使いどころに注意!ダークアロー

Hero Tacticsのレビュー画像

レアユニットだが、ダークアローの攻撃範囲は絶大!ただ攻撃速度に不安が残る。

チェストから獲得できるダークアローは、アーチャーの上位互換といったユニット。1体で盤面のほとんどをカバーできる

非常に強力なので、思わずガンガン召喚して配置したくなる…ところだが、取り扱いには注意して欲しい

というのも、ダークアローは攻撃速度が遅い

またそもそも、攻撃範囲が広いというのは、範囲攻撃できるということではない。攻撃対象として狙える範囲が広いだけで、1回に攻撃可能なのは1ユニットのみ。このため、範囲内に敵の数が多いと、1体の敵を攻撃している間に別の敵から攻撃を受けて、アーチャーやダークアローが倒されてしまう

ユニットを配置する時は、カバーできる範囲と、範囲内の敵の数のバランスを踏まえて行おう。