キャットファンタジー

何も考えずに既知・既存の要素をありったけ詰め込んだが、どれひとつとして面白くも巧くもないという、典型的な「非ゲーマーが製造してしまった」ゲームもどき。

本質的に無趣味で価値判断の「核」を持たない無能が、ただ機械的に猿真似してゲームを製造すると、こういう「図体は大きいのにカラッポ」な物が出てくる。とにかく無駄な枝葉のカットが全く出来ておらず、ゲームサイクルやレベルデザインの核になる物が何も無い。製造者が作り手でも遊び手でも無い第三者なので、ゲーム自体に情熱・こだわり・ベクトルといった物が全く織り込まれていない。食材は大量にぶち込んだが、調理は何もしていない。そういう味の無い大盛り料理のような産業廃棄物。