Riviera～約束の地リヴィエラ～
STING Co.,Ltd.
王道RPG
Android:2,800円 iOS:2,800円
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スティングの人気RPGのリマスター版が登場。
あの冒険が様々な追加要素とともに蘇る！
「Riviera～約束の地リヴィエラ～」は、絵本をめくるようにファンタジー世界を冒険するRPGだ。
2002年から多数のプラットフォームで発売・配信され、人気を博しているファンタジーRPGのREMASTER版。
プレイヤーは天使となり、全てを破壊する力「神罰」を食い止めるべく様々な仲間たちと出会い、協力しながらリヴィエラの消滅を食い止める旅をする。
戸部淑 氏が描く魅力的なキャラクターと様々な遺物が残る幻想的な世界、それを引き立てるような美しいサウンドを収録。
耐久値のあるアイテムを使ったターン制バトル＆能力アップシステムもおもしろく、これら原作の要素にプラスして5倍速プレイ、イベントスキップ、周回プレイ要素などが追加された非常にやりこみがいと没入感のあるRPGに仕上がっている。
ダンジョンを探索してイベント発生＆バトルに挑戦！
4つのアイテムを使ったバトル。
ストーリーは章ごとに分かれていてダンジョンを探索して各所でイベントを発生させながら進める。
探索モードはクエストとムーブの2種類あり、クエストではTPを消費して気になる箇所を調べることができる。
ちなみに、すべてのTP消費イベント（トリガー）を実行しようとするとTPが足りなくなるので取捨選択が必要。ムーブはそのままフロアの移動を行う。
この探索中に敵と遭遇するとターン制のバトルが発生する。最初にバトルで使う4つのアイテムを選択し、それを使ってキャラごとのアイテム効果を発動させながら敵の討伐を目指そう。
Riviera～約束の地リヴィエラ～の特徴は世界観やアイテムの使いどころがカギとなるバトルが魅力！
倍速やスキップ、周回要素などが追加され、遊びやすくなりやりこみ度も増した。
「ユグドラ・ユニオン」のレビューでも書いたが筆者思い出のRPG。このPSP版からスティング産のゲームにハマっていったんだが、当時の思い出補正をなるべく抑えたうえで評価してもおもしろいし、様々な追加機能がプラスされて遊びやすくなっている。
まず原作の評価は冒頭で書いた通り。なかでも冒険のなかで出会うヒロインたちが魅力的でそれぞれに個性があり、信頼度といったエンディングに関連するパラメータも設定されている。どちらかというとハーレム要素が強めだが、全体のストーリー構成は王道できちんと救いのある内容となっている。
追加要素についても元々の良さである世界観、バトルや成長システムを補完するようなかたちで調整されている。
倍速やスキップの追加などプレイしていて少しストレスに感じた部分がうまく調整されたうえで、周回プレイ要素が追加されているので、原作プレイ済みのプレイヤーもリマスター版が初見のプレイヤーでも安心してハマれるゲームになっていた。
アイテムによってキャラを成長＆バトルで活用
キャラごとにアイテムの熟練度を上げて能力を高める。
システム面でも耐久度が設定されたアイテムを使ったバトルと成長要素が魅力となっている。
バトルには4つのアイテムを持ち込むことができ、アイテムごとに設定されたスキルを駆使して戦闘を行う。
このアイテムには熟練度も設定されていて、特定のキャラがアイテムを使って熟練度を最大まで上げることでステータスが上昇する。
引き継ぎ要素にはクリア後に熟練度をリセットする項目があるので、お気に入りのキャラをとことん鍛えることもできるようだ。
ゲームの流れ
最初に難易度とモードを選択する。
アドベンチャーパートではキャラボイスが再生される。
ダンジョン内での行動は2つのモードを切り替えて行う。
ムーブはフロアの移動。
クエストではバトルで獲得したTPを消費してイベントの発生させるか、スルーするかを選択する。
フロアを移動するとバトルイベントが発生する（逃げるも選択可能）。
最初に4つのアイテムを選択し、それをターンごとに各キャラが使って攻撃や補助、回復などの効果を発動させる。
Riviera～約束の地リヴィエラ～の序盤攻略のコツ
難易度とモード設定は地味に大事。あとはストーリーを楽しみつつシステムに慣れる。
最初に選択する難易度とモードの設定によってゲームバランスがかなり変わる。
オリジナル版だとアイテムの所持数制限がキツく耐久度が残っているアイテムでも熟練度を上げたものであれば致し方なく捨てることがあり、戦闘についてもアイテムの耐久度をうまく管理しておかないとボス戦で苦労したことを思い出した。
リマスター版ではそんなオリジナルモードも選べるが、スタンダードモードを選択することで耐久度が1.5倍、アイテム所持数が99個、攻撃命中率アップなどの補正がつく。
下記にも理由を説明するが、初見のプレイヤーはスタンダードを推奨したい。
マルチエンディングを収録！新たな周回プレイ要素を追加！
エクストラコンテンツの収集などやりこみ要素が複数ある。
リマスター版でもゲームを進めてヒロインごとの信頼度を調整することでエンディングが分岐する。
また、新要素としてクリア済みデータを引き継いだ周回プレイが可能となった。
能力値、アイテム、アイテムの熟練度のリセットといった項目があり、ここでいくつかの項目を引き継いだうえでより高い難易度に挑戦することもできるようだ。
