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カードバトルゲームと×オートチェスを融合させた対戦型ゲーム
「Brawly(ブロウリー)」は、カードバトルのようにデッキからドローした手札でオートチェス風のバトルを行う対戦型ゲーム。
プレイヤーがやることはカードを選ぶだけ…とシンプルだが、キャラのシナジーを見越したデッキ構築や手札からのプレイなど、戦略性は非常に深い!
見た目はお手軽&ポップだけど、中身はアツい駆け引きが楽しめる一本なのだ。
キャラ?装備?ポーション?マナを何に使うべきか
ゲームの目的は、マッチングされた他プレイヤーと対戦ラウンドをこなし、最も多いハートを確保すること。ハートはラウンドの敗北によって減っていく。増やすことはできない。
各ラウンドは準備フェイズと戦闘フェイズから構成されていて、準備フェイズではドローした5枚の手札から、カードをプレイする。
カードにはキャラ、装備、ポーションといった種類が存在。キャラカードを使用すると、カードに応じたキャラの召喚と強化が可能。
装備カードは、キャラに装備することで能力の増強が行える。ただし装備可能なカード数は各キャラ1つまでで、既に装備中のキャラに使用すると、新しい装備カードへの入れ替えとなる。
ポーションカードも装備と同様、各キャラの育成が行えるカード。装備カードとの違いはその場で消費することと、種類によっては複数のキャラへ効果があること。
各カードは、マナが許す限り、何枚でも使用できる。また、使わなかったマナは次ターンの準備フェイズへと持ち越せるので、引きが悪かった場合、温存しておくというのも作戦のうち。
準備フェイズが終わると戦闘フェイズへ。戦闘フェイズでは、各キャラがオートで戦うぞ。なお、基本的に戦うのは召喚したキャラのうち最前列にいるキャラのみ。最前列のキャラが倒されると、次のキャラが最前列となって戦う…というかたちになっている。
キャラをどんな順番で並べるかも重要だぞ!
パックから新カードをゲット!デッキに組み込もう
デッキに組み込むカードは、トレーディングカードゲームのようにパックから獲得できるぞ。パックは、有料アイテムのダイヤモンドを消費して購入できる。
また、対戦に勝つことで入手できるゴールドを消費し、カードの単品買いも可能。こちらは狙ったカードを入手できるものの、どのカードがショップに並ぶかはランダムとなっている。
既に保有しているカードと同じカードを手に入れた場合、経験値となって蓄積、一定以上経験値を貯めればレベルアップが可能。このレベルアップは対戦中のレベルアップと違い、永遠に効果が続くぞ。
「Brawly」の魅力はお手軽&ポップでとっつきやすいのに奥深いゲーム性
本作のキャラは、ポケモンのようなポップなかわいさを持っている。パクリに陥らない独自のタッチとなっているのも好印象。また、操作もカードを選ぶだけ…とシンプルでとっつきやすい。
では、カジュアルで底が浅いゲームなのかというとそうではない。
元になっているトレーディングカードゲームやオートチェス同様の、奥深い戦略性を持っている!
狙えシナジー!キャラの編成が勝敗を分ける
本作のゲーム性を深めているのが、各キャラの持つスキル。スキルは対戦中に条件が満たされると自動的に効果を発動する。
この条件で多いのが、ほかのキャラの行動をトリガーとするもの。
たとえばフローターのスキル「航空支援」は、「前方の味方が攻撃を行った際に、HPと攻撃にバフがかかる」というもの。…ということは、前方の味方が耐久力の高いキャラだった場合、フローターに順番が回るころにはとんでもなく強くなっているということ…!
こんな風にキャラ同士のスキルをいかに連携させるか、シナジーを発生させるかを考えるのがメチャクチャおもしろい。
同じタイプのゲームに、以前紹介した「Merge Arena(マージ・アリーナ)」という作品があるけど、手札から自由に使用カードを選べるという点で本作の方が運要素が低く、戦略性が強い。トレーディングカードゲームのコンボや、オートチェスが持つシナジーが上手く独自のシステムへと昇華されている。
すごくおもしろいのに!コンテンツ不足が悲しい
対戦部分はめちゃんこおもしろいのだけど、2024年3月現在の本作には明確な欠点がある。それは、コンテンツ不足。なにせ、メインのPVPしかない。
先ほど触れた「Merge Arena(マージ・アリーナ)」の場合、メインのPVPが「クラッシュロワイヤル(クラロワ)」的なアリーナ形式で、勝ちを積み重ねていく楽しさがある。また、アリーナ以外にも賞品アイテムを競うイベント対戦などが複数用意されていて、飽きが来ない。
本作ももちろん、今後コンテンツを揃えていくのだろうとは思うが、なるべく早い段階で追加を行ってほしい。メインの対戦部分はマジでおもしろいから…!
ゲームの流れ
タイトルロゴ画面中、リソースの読み込みが発生。読み込みが完了すると自動的にホーム画面へ移行するぞ。
ちなみに本作は日本語に完全対応。スキルの内容など、バッチリ理解できるぞ。
カードとしても登場するラディッシュが、チュートリアルを行ってくれる。
基本的にカードをスワイプでプレイするだけなので、チュートリアルなしでも問題ないけど、ルール的な部分も含めて一通り押さえておこう。
チュートリアルが終わると、実戦へ!ホーム画面から「PvP」ボタンをタップしてマッチング開始しよう。
マッチング時間は数秒ほど。人間プレイヤーだけでなく、Botも併用しているのかもしれない。
本作の対人戦は1v1ではない。4人や6人など、毎回異なるが複数プレイヤーによって勝敗が争われる。
といっても同時に複数人で戦うのではなく、1v1を繰り返してハートの量を競うリーグ戦のような形式。
さあ、対戦がスタートしたぞ。準備フェイズではどのカードを使うのか決めよう。画面右上に書かれた青い雫のようなアイコンが、マナの量。カードはマナの範囲内で使用できるぞ。
最初のターンにキャラが1体もいないと戦えない。なので1枚目のカードはキャラで確定だとして、2枚目もキャラにするか?それともポーションや装備などを使ってキャラを強化するか?…ううむ、悩ましい。
「Brawly」の序盤攻略のコツはアルマジロ×スティングというシナジー
ゲーム開始直後からしばらくの間は、手持ちカードが少ないので、デフォルトデッキで戦うことになるだろう。
では、デフォルトデッキでどんなカードが強いのか?
筆者のオススメは、アルマジロ×スティングというシナジー。
戦うほど強くなる!戦闘民族アルマジロ
アルマジロのスキル「乱暴者」は、敵をノックアウトするごとにHPと攻撃力にバフがかかっていく…という戦闘民族じみたスキル。
さらにアルマジロはそもそもHPと攻撃力がそこそこ高く、敵を倒しやすい。
このため、編成の先頭に置いて切り込み隊長として使うのに向いている。
強くなればなるほど勝ちやすくなり、勝ちやすければその分バフがかかりやすくなるというキャラなので、強化も優先してあげよう。
強者の陰で暗躍!卑怯なまでに強いスティング
戦闘民族アルマジロの後ろに編成した時にもっとも輝きを増すキャラが、スティング。
スティングのスキル「復讐」は、「前方の味方が攻撃した時、一番右の敵を攻撃する」というもの。このため、アルマジロの後ろに配置しツートップ体制にすれば、1ターンで2体の敵を同時攻撃できる。
これが強い。敵がアルマジロ単体しか攻撃できないような編成の場合、卑怯なまでの強さを誇るぞ。