Towaga: Among Shadows(トワガ:深淵の影)
Noodlecake
シューティングディフェンスゲーム
Android:360円 iOS:400円
巨大なビームで影を浄化せよ!流麗なアニメーションで光と影の戦いを描いたシューティングディフェンスダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
光の力で影と戦うシューティング・ディフェンスゲーム
「Towaga: Among Shadows(トワガ:深淵の影)」は、光の力を使い影と戦うシューティング・ディフェンスゲーム。
主人公は若きライトベアラー・シム。プレイヤーの目的は、彼を操作し5つの聖廟から影を浄化すること。
超かめはめ波か、はたまたオプティックブラストといったレベルの巨大ビームを駆使して影たちを退治しよう。
魅力は、圧倒的な滑らかさで動くアニメーション!流れるような美しい動きは必見だぞ。
基本は位置固定!ステージによっては空中飛行可能
基本的に主人公の位置は固定となっており、移動する必要はない。プレイヤーはビームと呪文を使った攻撃だけ行えばOK。
ビームは本作における通常攻撃で、仮想パッドを使って360°回転可能。一方呪文は切り札的な攻撃。時間経過に伴い貯まっていくマナを消費して繰り出すというかたちで、現在装備中の呪文が発動する。
なお、ステージによっては空中へ舞台が移り、360°自由移動が可能。呪文ボタンが小さくなり、移動用の仮想パッドが出現するぞ。
さらに、回避ボタンも出現。移動用の仮想パッドと組み合わせることで、敵の回避が可能になる。
500円未満のクオリティではない…!買って損なしな一作
本作は買い切り型で、動画広告やアイテム課金といった要素はない。価格はiOS版、Android版のどちらも500円未満。ワンコインで購入できる価格となっている。
位置固定型シューティングディフェンスという基本システムこそシンプルだが、ステージによって異なるゲーム性が用意されていあり、美麗なアニメーションが堪能できたり…といったことから考えると、正直500円未満のクオリティではないと感じた。
金額とクオリティの比較という意味で、コストパフォーマンスよすぎだろう…!
「Towaga: Among Shadows」の魅力は圧倒的な滑らかさで動くアニメーション
本作の魅力は、キャラクターの動き。アニメーションの滑らかさにある。
アニメーションの滑らかさで話題になったコンシューマー向けのアクションシューター「Cuphead(カップヘッド)」に勝るとも劣らないクオリティ。一見の価値アリと言っても過言ではないだろう。
このアニメーションによって、シューティングの興奮も確実にアップしていると感じた。
3Dアニメとは一味違う?新鮮な滑らかさ
滑らかなアニメーションというのはどうやって実現するのかといえば、コマ数を多くすることで実現している。
コマというのは、1秒間を絵の枚数で区切った単位のこと。1秒間を12コマ(=12枚の絵)で区切るより、24コマ(24枚の絵)で区切った方がより滑らかなアニメーションとなる。
これはつまり、3DゲームにおけるFPSと同様。30FPSのゲームより60FPSのゲームの方が動きが滑らか…というわけだ。
最近では「原神」や「アルケランド」など、3Dでも2Dアニメに近いビジュアルを持ち、滑らかに動くゲームが多い。ただ、こうした3D系の美麗アニメと本作が違うのは、形状変化をフィーチャーしていることだろう。
現代的な3DCGアニメーションの主流は、ボーンという骨組み的な仕組みを使って関節を動かすアニメーション。このため、間接的な動きは滑らかに表現できるのだが、物体の形状そのものが変化するようなアニメーションは苦手。
このため、ギャグアニメやディズニーアニメなどでダッシュする際に足が無数に出現して回転する…といった動きは、不可能ではないがあまり行われない。
逆にだからこそ、「Cuphead(カップヘッド)」や「ギルティギア」シリーズ、そして本作といった形状変化アニメーションはとても新鮮な感動を与えてくれる。
興奮度アップ!ゲーム性につながるアニメーション
ビジュアルがよくてもゲームが楽しいとは限らない、ゲームの楽しさはゲーム性がもたらす…という意見がある。この意見は確かに一理あって、ビジュアルと面白さがイコールで繋がるわけではない。
ただ、ビジュアルのよさや効果音といったものが楽しさを増幅することもまた、事実。もし解像度や効果音のボリュームを設定変更可能なゲームを持っていたら、是非解像度と効果音を最低にした上でプレイしてみてほしい。楽しかったはずのゲームが、急に薄味に感じられるハズ。
本作のシューティング要素は間違いなく高い爽快感と興奮度を持っている。これは、アニメーションの滑らかさなくしては実現しなかったものといえるだろう。
ゲームの流れ
影が台頭していくオープニングムービー。
この時点で本作の素晴らしいアニメーションが堪能できる。ゲームへの期待も膨らむぜ。
初回起動時、端末によっては言語が英語になっているかもしれない。しかし本作は日本語に完全対応している。
メッセージが英語だとしても慌てることなく、設定から言語設定を「日本語」に変えよう。
最初はプロローグからスタート。まだ呪文は使えず、ビームオンリー。
仮想パッドを使ってビームを回転させ、敵を撃退しよう。
2回目以降のプレイは、ホーム画面の「シングルプレイヤー」から挑めるぞ。
また、画面右の「プロフィール」ボタンから主人公の強化が可能。
プロローグが終わるとゲームが本格始動!ステージが進むとゲーム内要素が徐々にアンロックされていく。
さらにステージが進むと、自由移動可能な空中ステージもアンロックされる。位置固定ステージと違い、ダメージを抑えるための立ち回りが要求されるぞ。
「Towaga: Among Shadows」の攻略のコツは敵接近時のビーム切り返しと呪文使用
本作の攻略の基本は、視線を主人公ではなく、画面周辺に向けること。
画面周辺を見ることによって、敵の出現をいち早く察知し、攻撃することができる。逆に主人公を見てしまうと、敵の出現を見逃す可能性があり、攻撃が後手後手に回ってしまう恐れがあるぞ。
ただ画面周辺を見ていたとしても、敵の接近を許してしまうこともあるだろう。そこで、押さえておきたいのがビーム切り返しと呪文使用!
回さなくてOK!即座にビームを切り替えそう
本作におけるビームの方向指定は、仮想パッドを回すようなかたちになっている。
このため、現在ビームを撃っている方向の180°逆へ即座にビームを撃つというのが難しい。ぐるっと半周回転させるかたちになるため、どうしても時間がかかってしまう。
ただ、仮想パッドは必ずしも回さなければならないわけではない。逆方向を撃ちたいなら、その方向へ直接スワイプしてしまおう。この操作ならビームが即座に逆方向へ放たれるため、タイムラグを抑えて攻撃できるぞ。
敵が接近したら呪文!即座に放ってOK
また、敵の接近を許してしまったなら、ビームより先に呪文を使おう。
呪文を一度使うとクールタイムが発生するので切り札的にとっておきたいと思うかもしれない。
しかし一度敵の接近を許してしまうと、最寄りの敵を処理している間に別の敵の接近を許してしまう…という負のスパイラルが作られてしまう。なので、一旦状況をリセットするためにも、気づいた段階で呪文を即座に使うというのがベストな立ち回りだろう。