ロマンシング サガ -ミンストレルソング- リマスター

8人の物語が交差する！名作RPGのリマスター版！

「ロマンシング サガ -ミンストレルソング- リマスター」は、2005年に発売された名作フリーシナリオRPGのリマスター版だ。

『神は人をつくり、人は物語をつくる』

邪神サルーインの封印から1000年の時を経たマルディアスでは、結界の力が弱まったことで世界に不吉な影が忍び寄ろうとしていた。

プレイヤーは境遇や目的の違う8人の主人公の中からひとりを選び、広大な世界を冒険してゆくなかで互いの物語が交差し、世界に影響を与えていく様を見守ることになる。

リマスター版ではグラフィックの高解像度化、新たな仲間キャラや強化ボス、倍速やミニマップが実装され、より遊びやすくボリューミーに生まれ変わっている。

このAndroidアプリを

ダウンロード

このiPhoneアプリを

ダウンロード

クエストの情報を集めつつバトルに挑戦！

序盤のストーリーやスタート地点は主人公ごとに変わり、プレイヤーは町や村などでクエストの情報を集めていくことになる。

プレイヤー自身で挑むクエストを決めたらフィールドを移動しながら目的地まで向かおう。

敵は見えている状態で出現し、接触するとターン制のコマンド式バトルに移行する。

武器ごとの通常攻撃を使い、一定確率で新たな技を習得する「閃き」を発動させ、覚えた技を仲間と「連携」させて威力を高めつつ物語を進めていこう。

ロマンシング サガ -ミンストレルソング- リマスターの特徴はリマスター版らしい多数の追加要素

リマスター元の「ミンサガ」は1992年に発売された「ロマンシング サ・ガ」のリメイク作であり、「閃き」や「連携」といったロマサガシリーズの礎となったシステムの原点を体感できる。

リマスターに合わせてグラフィックの高解像度化や強化ボス、ミニマップなどが取り入れられていて、以前は仲間にならなかった魔術士「アルドラ」、「マリーン」「フラーマ」「モニカ」といったキャラがプレイアブル化されて仲間に加わる。

さらに、新たなクラス、当時は『幻』と言われたアイテムの入手などなどミンサガをプレイ済のプレイヤーにも嬉しい特典が多かった。

ただ、初見のプレイヤーにオススメできるかというと結構厳しい。

値段がフルプライスでアプリにしては高く手を出しづらいのはもちろん、プレイヤー名の入力など操作しづらい部分が多々ある。

なにより、フリーシナリオのRPGにしても序盤のリードというか、プレイヤーを誘導するような説明セリフやイベントが一切ないのがキツい。明らかに原作をプレイ済の人に向けた作りになっている。

バトルシステムについてもプレイ開始40分でやっと1回技を閃くなど、全然強くなっている感覚を味わえないのが辛かった。

「閃き」によって多彩な技を習得！

本作にはレベルの概念がなく、バトル終了時に倒した敵の強さに応じてランダムでキャラのステータスがアップする。

また、戦闘中に各武器の通常攻撃コマンドを使うと一定確率で新しい技を閃くことがある。

一度閃いた技は以降のバトルで使えるようになり、仲間と技を連携させて威力を高めていく要素がある。

この他に、装備品や鍛冶屋での武器のカスタマイズ、閃きに関連するスタイルの変更など様々なシステムが搭載されている。

ゲームの流れ

ゲーム開始時に8人の中から主人公を選ぶ。

 

主人公ごとに開始マップや目的などが変化する。

 

フィールドの探索などはゲームパッドで行う。

基本操作はストーリーRPGと変わらず。

 

バトルはターン制のコマンド式。

武器によって通常攻撃コマンドが変わり、条件を満たすと新たな技を「閃く」ことがある。

 

各主人公のクリアデータなどは別の主人公にも引き継がれる。

ロマンシング サガ -ミンストレルソング- リマスターの序盤攻略のコツ

選ぶ主人公によって序盤のマップなどが変化するが、基本的には町などでNPCに話しかけてクエストリストの情報を埋めていく。

ある程度情報が集まったクエストの中から好みのものを選んでフィールドを探索したり、ダンジョンに挑戦したりしてクエストの達成を目指そう。

強敵とのバトルはなるべく避ける

バトル終了時に体力が全快する仕様なので、通常バトルの敵もなかなかに強い。

一部の敵は一撃で仲間の体力を0にするので、逃げるコマンドもうまく使って戦闘を避けよう。術式がない序盤は物理攻撃が効かないスライムも強敵となる。