This Is the Police 2(ディズ・イズ・ザ・ポリス2)
HandyGames
ターン制ストラテジーゲーム
Android:900円 iOS:860円
暴力!汚職!犯罪!ダークな世界観とバトル要素が濃密にグレードアップした警察運営シミュレーションダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
ストーリーもゲーム要素もグレードアップした警察運営シミュレーション第二弾
「This Is the Police 2(ディズ・イズ・ザ・ポリス2)」は、警察運営シミュレーション。
「This Is the Police」の続編で、前作で警察署長だったジャックが今作でも主人公を務める。もちろん今作も警察署長。
事件に対して警官を派遣していくというマネジメント要素はそのままに、本作はバトル要素が強化。さらにストーリー性もパワーアップしており、暴力にドラッグ、セックス、汚職と言ったダークな要素溢れる世界観を、ディープに体験できるぞ。
事件・事故は現場で起きている!署から警官を派遣しよう
ゲームのメインは、警察署のマネジメント。事件や事故の通報が入るので、現場へ警官を派遣しよう。
事件・事故には難易度が設定されており、警官の合計能力値が難易度を超えるように派遣しなければならない。
また、事件によっては頭脳やスピード、ステルスといった警官の持つ特定のパラメーターが必要になることもある。
現場への往復には時間がかかる上、警官の数は有限なので、どの警官をどの現場に向かわせるか、よ~く考えなければ一日の通報を裁くことはできないぞ。
本作からプレイする人でもOK!前作ファンなら買い一択
続編、しかも主人公が前作の主人公ということもあって、前作をプレイしていない人にとっては入するかどうか悩ましいところだろう。
ただ、導入が上手く作られていて、本作からプレイしても必要な知識がバッチリ分かるようになっている。
前作ファンであれば買い一択。前作より大幅にパワーアップした本作をじっくり楽しもう。
「This Is the Police 2」の魅力はよりディープに描き出されたダークな世界観
本作は警察が主人公ではあるものの警察モノや推理モノではなく、「GTA」のような犯罪モノの一種。
街には強盗、ドラッグ、虐待、殺人といった犯罪が溢れているし、警察内を見回してもパワハラ、セクハラ、暴力、怠慢、不正が当たり前。
そんなダークな中で日々の事件・事故を解決しながらも、より巨大な闇と対峙する。これこそが本作の魅力。この魅力が本作ではグレードアップし、濃密なものになっている。
まるでタランティーノ!スリリングなムダ話演出
本作は、マネジメントパートが始まるまでのアドベンチャーパートが前作よりも長く、ストーリーがよりきめ細やかに描かれている。
ここで特に注目したいのが、ムダ話!登場人物のセリフはムダや回り道、冗談が多く、くどいようにも思える。
ただ、暴力団が「金払え」とは言わずに「誠意を示せ」と言うように、くどさの裏には暴力性が潜んでいる。
ユーモアを含んだムダ話の裏に暴力をちらつかせつつ焦らし、焦らし…そしてガツンと直接的に暴力描写!まるでタランティーノの映画作品のようにスリリングだぞ。
危険な事件も待ち受ける!ストラテジーパート
前作になかった本作ならではの要素が、バトル要素。
マフィア一味を追い詰めるような危険な事件では、ターン制ストラテジーパートに移行。マップ上に配置された警官を動かして犯人逮捕を目指す。
警官に死者が出る確率が高く、ヒリヒリした感覚を味わわせてくれるこのパートに加わったことで、前作よりも犯罪モノとしての深みがアップしている。
ゲームの流れ
ゲームを始めると、まずはターン制ストラテジーパートから。前作をプレイ済みだと、思わず「違うゲームになっちゃった!?」と焦るところ。
どのコマンドを選ぶべきかすべてガイドしてくれるのでガイド通りにプレイしよう。
ストラテジーパートを終えた後も、しばらくマネジメントパートに移らず、アドベンチャーパートが続く。
秀逸なのは主人公・ジャックが手紙を書く場面。選択肢を通じて、前作で何があったのか把握できるようになっている。
ボリュームたっぷりのアドベンチャーパートが終わって、マネジメントパートへ。
マネジメントパートの最初では今日のシフトが発表される。シフトは通常前日に組んでおくのだけど、ここで急に休む警官も。しかも、休む理由が自分勝手で絶妙にイラッとさせてくれる。管理職は楽じゃないぜ…。
マネジメントパートが始まると、次々通報が発生する。通報をタップして現場に向かわせる警官を選ぼう。
基本的に通報の難易度を警官の合計能力値が上回っていればOK。ただ、ここでも「女と一緒に出かけるのは嫌」と言って指示を断ったり、「男性はいらない」って言い出したり…と、警官達が個性を発揮。大いに悩ませてくれる…。
前作同様、殺人事件の場合は写真を組み合わせて事件の概要を推理する。
推理に必要な写真が不足している場合、さらなる捜査が必要だぞ。
「This Is the Police 2」の序盤攻略のコツは特化した警官を作ること
本作の攻略のポイントになるのは、やはりメインであるマネジメントパート。
アドベンチャーパートやターン制ストラテジーパートと違い、リアルタイムに時間が流れるため、焦ってしまう人も多いだろう。
だが、実は完全にリアルタイムというワケじゃない。
落ち着いて警官を選ぼう!コマンド選択中は時間停止
マネジメントパートはリアルタイムだが、実はコマンド選択中は時間が止まっている。
なので、派遣する警官を選んだり、選択肢を選んだり…という時に焦る必要はない。
警官の能力を吟味しながらじっくりと選ぼう。
警官の育成は一点突破!得意分野を作ろう
マネジメントパートでは、事件・事故を解決するために選択肢入力が求められることがある。
この時、解決に必要なパラメーターの高い警官がいると心強い。
なので、警官毎に得意分野を作っていくイメージで、警官毎に特定のパラメーターを集中的に伸ばそう。
警官のパラメーターは事件解決によってアップできる。得意分野を持っている警官は事件も解決しやすくなるので、育成もしやすくなっていくぞ。