サバかく

残念ながら、劣悪な操作性により面白いとストレスのバランスが釣り合っていない。
特に鬼側に回った時の攻撃は最悪の操作性で、レスポンスの悪さも合わせてプレイにするに堪えない。
移動がそもそも内部的には8方向のマスに区切られていて自由な移動ができないので、バーチャルパッドが直感的ではない操作になっている。
マップ自体もオブジェクトが全て端によっており、鬼に一度追跡されたら相手がよほどバカでない限り振り切るのは不可能だと思われる。
それに拍車をかけているのは鬼の方が圧倒的に足が速いシステムだ。
ただでさえ虫眼鏡で隠れてるプレイヤーを簡単に見抜けるのに、その上相手次第では絶対に逃げ切れないシステムとはど、どういう頭で作ればこんな劣悪なものが生み出せるのか…
キャラは良いと思うが、それ以外褒めるべきポイントが全くない。
黎明期に出たならまだ評価できるが、隠れんぼゲームも今ではありふれたジャンルなのに、こんな出来損ないをよく金かけて作ったなと感心する。