ブタをやった日

ブタをやった日

パブリッシャー MIKU KURAKI

ジャンル 2D脱出ゲーム

【閲覧注意】夏のトラウマ。刺さる鬱ゲー。絵に隠された本当の意味を知った日、凍りつく絶望アドベンチャー。

ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)

※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。

ブタをやった日

▲このイラスト、精神的にくる。心が疲れてる人はやめたほうがいいかも。

鬱エンドだらけのトラウマ系謎解きアドベンチャー

「ブタをやった日」凄惨な事件の加害者や被害者たちの絵を見て、真実を突き止める絶望アドベンチャー。

悪夢のごとき狂気的な絵画の数々。絵に隠された本当の意味を知り、事件の元凶を探し出していく。忘れられない夏のトラウマゲーの爆誕だ。

ハッピーエンド無き絶望だらけの物語

ブタをやった日

▲思春期の精神状況を描いたかのような一枚。次から次へとこんな感じのイラストが連打される。

本作は最悪のバッドエンドばかり集めた絶望の惨劇アドベンチャーだ。救いがない物語だけが延々と続く。報われない思い、すれ違う友情無力感が繰り返し描かれる。

ヒント機能も実装しており、誰もが事件の真実にたどり着くことができるだろう。だが、真実など見たくなかったと嘆くかもしれない。プレイは自己責任でお願いしたい。

「ブタをやった日」の特徴は背筋が凍るおぞましいイラストと事件の数々

ブタをやった日

▲タイトルだけでも縦読みできて不気味だ。

ワタシが・・・
オレが・・・
ボクが・・・
ヤッタ。
ヤルしかなかったワケ・・・

おぞましい事件、メンタルに直撃するイラスト。幻覚や妄想、あるいは凄惨な精神状態を象徴しているかのようだ。そして最悪の事件が何度も繰り返される。怖いのに、最後まで一気にプレイしたくなる。

謎解きゲームの作り手だけあってクオリティは問題なし。不正解でもペナルティはなく、くり返しチャレンジできる点は『怖い絵』シリーズ同様の遊びやすさだ。親切さが逆に怖い。

ゾッとするような精神攻撃レベルのイラスト&惨劇

ブタをやった日

▲倫理的にアウトな行為ばかりなので絶対真似はしないでね。

恐怖感というよりは、ジトッと背筋が凍る。そして心の深いところにエグく刺さるのだ。絶望的な精神描写の数々に、見てはいけないものをみたような背徳感を感じて、魅了されてしまうのかもしれない。

余談だが、動画を撮影しようとするとスマホが 不 可 解 な 動 作 をとり、何度も失敗してしまった…。これは呪いではないことだと信じたい。だがこんな挙動は今まで、どんなホラーゲームでもなかった。

ゲームの流れ

ブタをやった日

ゲームと関係ないがこの起動時のイラスト。

なんでこんなに精神的にくる描写を執拗にできるんだ、この作者。デベロッパー名は女性だ。

ブタをやった日

問題文を読んで質問に答える。操作は非常にシンプルだ。

ここの文章もいきなり理不尽かつ説明が少なく、プレイヤーは不可解な気持ちに包まれる。だがそれがいい。

ブタをやった日

問題イラストを細かく分析して、問題文が示している「やるしかなかった理由」をタップ。

この中学生が描いたような絵の具感がかもすセンチメンタルが、またおぞましさを加速させる。いじめによって殺された息子への復讐をする父親・・なのだろうか。

ブタをやった日

イラストから該当するポイントをタップするだけ。謎解きにはヒント機能もある。

クリアするのは難しくない。ただ、心の痛みに耐えれるかが問題なのだ。

ブタをやった日

死刑執行される寸前の死刑囚だったことがわかる。登場人物は皆なにかを間違えたり、回避できない悲劇の中にいる。

願わくばこのゲームをプレイする皆にそんな惨劇が訪れないように。ゲームを進めるたびに胸が痛くなる自分がいた。

「ブタをやった日」序盤攻略のコツ

ブタをやった日

▲動物や赤ちゃんに悲劇が訪れるのもあるのでその手が苦手な人は注意。よくApple審査通ったね。

どうあがいても絶望。そんなキャッチコピーのホラーゲームがあったが、本作もまた同様の絶望的な物語を何度も何度も繰り返し観る必要がある。

幸い、ゲームをクリアするのは簡単だ。びっくりさせるようなホラー要素もない。ただ、精神的にキてしまったら、ちょっと一休みして深呼吸することを強くおすすめしたい。

無意味なアンケートに答えるとヒント機能…不気味だ

ブタをやった日

どうしようもなかったらヒント機能を使ってもいい。アンケートに答えることでヒントを観れる。しかし無意味な質問に数問答えなくてはいけない。何の意図が…。

ただ間違ってもペナルティやスタミナ制などはなく、よく考えれば解ける難易度に収まっている。自力でプレイしてもいいだろう。SAN値には気を配って正常でいられるペースでプレイしよう。