マレニア国の冒険酒場 ~パティアと腹ペコの神~ Trial

マレニア国の冒険酒場 ~パティアと腹ペコの神~ Trial

パブリッシャー KEMCO

ジャンル RPG

価格 Android:無料 iOS:860円

ダンジョン探索!レシピで調理!ゼロから始める借金返済!「アトリエ」風のRPG×酒場経営シミュレーション

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マレニア国の冒険酒場 レビュー

▲この牧歌的な感じがイイよね。

借金だらけになっても、お店一筋で頑張ります。

『マレニア国の冒険酒場 ~パティアと腹ペコの神~ Trial』は、ガラケーやPSP時代から続く「不思議の国の冒険酒場」の流れを継いだ経営シミュレーションRPG。

料理上手のお嬢様「パティア」はある日、弟に貧乏神が憑いたことで住む場所を失う。ゼロからの逆境で借金返済を目指そう。

ゲームの流れは、ダンジョン探索でアイテム収集→レシピを見ながら調理→酒場を開店して販売。この繰り返しで店のランクを上げつつ、寂れた酒場を繁盛させるのだ。

初代「アトリエ」みたいなゲーム性に「KEMCO」の強力タッグが加わり、すごくボリューム感のあるゲームに仕上がっているぞ!

※注意!

iOSは840円での販売ですが、Androidはメインストーリーの序盤を無料で遊べます。序盤以降はアプリ内での購入(840円)が必要。データを引き継ぎ、特典アイテム付きで続けられます。

探索パートは採取とバトルで素材を集めよう

マレニア国の冒険酒場 レビュー

フィールドには「採取ポイント」が点在し、ワンタップで素材アイテムをごっそり収集。パッドorタッチ操作で動き回れる。

複数の日数による「四季」の概念もあり、ダンジョンは1日1回のみ入場。入り直せばまた採取できるが、一度酒場パートで日程を進める必要あり。

戦闘はゲージ順行動によるターン制コマンド式。敵から経験値は得られないが、使用スキルは「EP」を集めることで閃き修得できるぞ。

経営パートで料理して完成品を売ろう

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「レシピ」「特定の食材」「ツール(調理器具)」、この3要素を揃えると料理して、酒場の「メニュー(商品)」として並べられる。

同じメニューばかりだと客が「飽き」たり、時期によって「流行」があるので、売れ行きと利益率を考えながら運営を回していく。

作った料理は仲間キャラが「食べる」こともでき、これのみで経験値を得てレベルアップできる。狩りより食事で強くなるのだ。

『マレニア国の冒険酒場』はパーツ単位での光っぷりは素晴らしい!

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双方が家庭用ゲーム機でも実績を持つ開発社の共同開発ということで、ゲームクオリティは非常に高いレベルで作り込まれている。

キャラは親しみやすいドット絵、背景やオブジェは立体的という2D×3Dグラフィックで構築されており、細かい仕草まで表現されててグッド。

田舎町のスケールこそ小さいがシッカリ冒険感があり、イベントの度に新ダンジョンやレシピが増えるワクワク感がサイコー。すぐ物語に没入しちゃう。

レシピは600種以上、複数の仲間、戦闘と経営のバランス取りなど。ゲーム性やコンセプトは笑顔で拍手したい出来の良さなのだ。

存分にスローライフを満喫できる

マレニア国の冒険酒場 レビュー

コンテンツもどんどん増えていく。フィールドの水場で「釣り」して魚を料理の材料にしたり、空き地の「農場」で野菜を育てたり。

レシピの大半は一部空欄で入手するから「ヒント」を頼りに残り食材を埋める開発パートも楽しい。分からなければ正答例もショップで買えるし。

時間の流れはあれども制限されることも少ないので、ガチャも気にせず、マイペースに心ゆくまで遊べるのは嬉しいポイントだ。

メチャ面白そうだからこそ惜しいと感じる面も…

マレニア国の冒険酒場 レビュー

しかし、探索と経営の2パートが本格的だから生じた「ズレ」がある。ダンジョン攻略もレシピ開発も毎日、自分で考えてプレイしないと物語が進まない。

どちらも少々時間が掛かるので、スマホゲーとしては1日のサイクルが長め。序盤でも意外とできることが多く、自由度の高さが悩みのタネになっちゃう。

逆に言うと、腰を据えて遊び込めるなら相当やり込めるポテンシャルがあるってこと。自身に合うかチェックしてみてほしい。

ゲームの流れ

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プロローグ。富豪の娘だった主人公「パティア」だが、ひょんな事から弟が貧乏神に取り憑かれて一気にビンボーへ転落。

料理が上手いという特技を活かし、素材調達から経営まで。仲間に支えられつつも酒場を切り盛りするのであった。

テキストが和やかで、どのキャラも活き活きしてる。おねショタ絡みや恋人発展?といったエンタメ展開にも注目。

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ダンジョン探索パート。敵はランダムエンカウント。

少々頻度が高く、一部機種ではロード読み込み不具合が出ているようでテンポを損ねているとのこと。

自分の環境hは平気だったが、機種によって違うらしい。重いと感じたら表示クオリティを下げてみよう。

マレニア国の冒険酒場 レビュー

見落としやすいが、料理は材料だけでなくツールも必要。ショップで買うように。

マレニア国の冒険酒場 レビュー

レシピや探索だけじゃなく、仲間キャラの装備や育成まで考えないといけない。

これを毎日繰り返すと流石に作業感が出てしまうのが少し惜しい。その中だるみを払拭するボリューム・面白さはあるけれども。

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とにかくこのサイクルを気に入れるかが問題。ハマる人はハマれるって印象が強い。

中身は間違いなく秀逸なので、興味が湧いたらチャレンジしてほしい。

この先はアナタの手でプレイしてみてくれ!(お約束)

『マレニア国の冒険酒場』序盤攻略のコツ。

マレニア国の冒険酒場 レビュー

まずは酒場ランクUP=料理販売=金稼ぎがイチバン。人気は変動するが、利益率は落ちないので1種を買い込むのもアリ。

ショップ販売でのオススメは「冷ややっこ」。材料は2つでラクだし、単価高いしで儲けやすい。全財産コレに注ぎ込んでオッケーっぽい。

料理によるレベルアップは恩恵が少ないので、売れ行きが悪くなった料理を食べて処理する程度にしたい。料理バフ目的なら別だけどね。

効率的なアイテム収集ルートを決めて周回すべし

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ダンジョン探索時は左上のマップを見つつ、採取ポイントや宝箱を見極めながら進もう。歩けない道は、横の角度から入れるギミックなんかも。

村では、人との会話や「本棚」からレシピが手に入る。後者はアイコン表示されないので全ての民家をくまなく回って回収していこう。

イベント発生を目指して日々経営に明け暮れよう

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イベントは特定キャラとの会話か、日数経過時に発生するケースが多い。やることが無いと感じたら探索を飛ばして開店、日数を進めちゃおう。

それでも起きなければ貧乏神の「ココ」に話しかける。空腹を訴えかけてきたら満たさないと先へ進まないので、ボーナス料理を与えたい。