オーサー&メサイア(Author & Messiah)
Shohoku Media
パーティーゲーム
学生のフレッシュな個性が結集!イメージを重ねて“物語”を完結させる1人用ストーリー×デッキ構築型カードゲームダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。
新しい世代による、新たなゲーム誕生の第一歩!
『オーサー&メサイア(Author & Messiah)』は、湘北短期大学の2年生によって制作されたデッキ構築型の対戦カードゲーム。 各プレイヤーは作家となり、お題の「ストーリー」に沿った「イメージ」カードを展開。先に多く“完結”させ、5ポイントを稼いだ方の勝利となる。 完全オリジナルながらも本格的なボードゲームとして成立しており、アナログ系の戦略性が好きな人向けのアプリだ。
実際に遊ぶと目的がハッキリしてて遊びやすいルール
「ストーリー」カードは戦記・SF・恋愛のようにジャンル分けされ、対応した「イメージ」を手札から素材として置ける。指定枚数のセットで完成。 「アイデア」は魔法・トラップのように使用。山札(原稿)からサーチしたり、敵の場にあるイメージを破壊などサポート要因。 いうなれば“戦闘の存在しないツモ上がりTCG”で、基本は各々がストーリー完結を最優先で目指し。たまに相手を妨害するって感じだ。
コレクション要素を無くしたデッキ構築システム
デッキは山札40枚の「イメージ」「アイデア」カードと、別途5枚の「ストーリー」カードによって構築。収集は不要で、最初から全種使える。 「ストーリー」を基軸にジャンル(属性)を合わせた「イメージ」を入れつつ、より潤滑に、有利に進めるべく「アイデア」を投入。こちらは1ターンに何枚でも使える。 また完成にはジャンル以外にも「必須カード」が存在し、規定の枚数と共に満たす必要がある。これらを全てクリアして初めて完結、1~2のポイントGETだ。
『オーサー&メサイア』はシンプルかつ独創性もあって面白い!
お題を元に連想して物語を完結させるボードゲームは世に存在するが、そのエッセンスを“TCGとして再構築”させたのは珍しいんじゃなかろうか。 既存のカードゲーとは違ったルールなだけに最初こそ困惑するが、中身は「目標に向かって猛進」と分かりやすいのですぐ理解できる。 そうすると次は勝利への最短・最高率を目指したデッキ編成とプレイングに燃える。初期状態でも全ての選択肢を使える自由度が悩ましい。 アナログ仕様を元に開発されたので、完全無料かつ硬派なゲーム性にも満足。気に入った方は原作にも手を伸ばしてみよう。
“世界で最も優れた魂”を巡っての物語
1人用のシナリオが用意されており、テキストボリュームはかなり多め。全5キャラで15種のエンディング付き。 キャラやステージ毎に得意ジャンルが違い、指定されたデッキを組み上げるので柔軟性が必要。それぞれにスターターも用意されているぞ。
若い感性こそ“個性”なのだと受け取ってください
大体20歳の学生15名によって制作されたということで、一般的なゲームと比べたらクオリティに波がある。一部はかなり出来イイなぁと思えるけど。 しかし、遊び手を焼き尽くす熱量を持った子や、技術の追い付かない子まで。全員が協力し、誰もが触れられるカタチで1つの作品に。とてもスゴイ事だと思う。
ゲームの流れ
書物が全ての世界。無名の書(メサイア=パートナー)を変化させられる作家(プレイヤー)は創造主扱い。 それは、あらゆる人間の心に届く神の 声に等しき書物となるか。それとも、 あらゆる人間の心に影を落とす根の国の手となるか。 厨ニ…めっちゃ気合入ってるんだけど、主張が先行しててちょっと疲れちゃうかも。 個人的に一番スゴイと思ったのはUI担当の子かな。ボタンが回転したり、ここらの仕様のお蔭でゲームっぽさが際立つ。 「ストーリー」を辿るということで、それぞれ異なる世界観の共有も上手く仕上げている。
初々しいイラストだけど最強クラスのカード。ストーリーは達成時にプラス効果を発揮する。 名声ポイントを5集めれば勝ちなので、それぞれ1つ1つの差が大きい。種類が更に増えればもっと面白くなりそう。 素材になるイメージカードは、ジャンルと「必須」要因以外はどれも同じ効果。 ちなみにフレーバーテキストも凝っている。ポエムセンスが秀逸。 学生作品という特殊な環境から生まれた、各々の個性を感じさせる一品。そしてゲームとしても完成している。 アナログゲーとなるとディープなファンの方が多そうなので、これからも業界を賑やかにしてもらえるよう応援してます。 後はアナタの目で確かめてくれ!(お約束)
『オーサー&メサイア』序盤攻略のコツ。
まずは「チュートリアル」からゲームルールを理解しよう。スタミナも敗北ペナルティも無いので気楽に遊ぶべし。 「ストーリー」に合わせた「イメージ(素材)」を集めて。1ターンに2枚まで置けるから、完成できないならキープもあり。 変に妨害を求めるより、1人で黙々とサーチ・捨て札(ボツ案)回収などで完結時の「名声ポイント」を稼ぎ切るスタイルのほうが安定するぞ。
有用なストーリーカードに絞ってデッキを組み立てる
引いてくるイメージ属性がバラバラだと完成が遠いので、基本は4枚のストーリー。2つのジャンルに偏らせると良い感じ。 制限を考慮しないなら「ファンタジー」「日常」が最強。どちらも名声ポイントが2で、完結時効果もドローで有能。 最初のマリガンで必須イメージ「大魔法」を狙いつつ、大量展開での速攻ストーリー完結アグロ型が一番強かった。
手札アドバンテージを稼ぐことを重視
対応ジャンルのイメージ系は全種投入しつつ、余った枚数はデッキ圧縮できる「アイデア」を組み込むのがオススメ。 特に「次の選択」「次の一手」と単純に手札が増えるカード、「チェンジ」などサーチできる系が強い。なるべく枚数を減らさず稼ぐのはTCGの定石だ。