四ツ目神 ~謎解き×脱出ノベルアドベンチャー~
ESC-APE by SEEC
2D脱出ゲーム
基本プレイ無料
他作品とは一線を画するクオリティ。浮世離れした神社で隠された出生の秘密を知る脱出アドベンチャーダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
一言でいうと、迷い込んだ世界でフシギな体験をして真実を知る脱出アドベンチャー!
『四ツ目神』は、古びた神社に迷い込んだ女の子が脱出を目指す謎解きアドベンチャー。
基本は脱出ゲーム形式で進行し、随所での選択肢によって多岐に分かれるマルチエンディング式。総ボリュームは10時間近く!
どこか近寄りがたく浮世離れした人物、神聖な場で次々と起きる不思議な出来事、何度も語られる神々の存在。
純和風の中で繰り広げられるストーリーや決まり事などは、奇妙ながらも蠱惑的で心を掴まれる。例えるなら「千と千尋」の世界に似る。
名作「アリスの精神裁判」を創ったSEECの最新作。今回も、大いに楽しめること間違いナシな大作となっているぞ。
『四ツ目神』は蠱惑的な世界観と、散りばめられた謎の数々がステキ!
▲導かれるように神社に深入りしていく。
中学3年生である主人公、佐原真依は出産時に母を亡くして父と二人暮らしで育つ。
親族とは疎遠だったが、初めて実家に訪れた際に神にまつわる特別な家柄であった事を知る。
そして迷い込んだ神社は奇怪な出来事が次々と巻き起こる、どこか現実感の無い世界となっていた。ソソる流れだ。
神々を祀る伝統、風習、憑依などの他「四ツ目神に連れ去られる」「ここの食物を食べてはならない」「協力者に一切触れてはならない」など。
妖しくもワクワクしてくるような独特の世界観、そして決まり事。
何故帰してもらえないのか?四ツ目神とは?家系に隠された秘密は?そして、自身と瓜二つな協力者の正体とは?
先が気になる謎と蠱惑的な世界が絡みあい、非常に魅入らせるアドベンチャーとなっているぞ。
『四ツ目神』序盤攻略のコツや押さえておきたいポイント。
▲言葉通りにやわらかぁく考えると意外と進むかも。
ざっくり言うと、迷う場面ではだいたい直感的な謎や常識を踏まえたノーヒントでの攻略が必要な場面が多い。
進まない時は、改めてマップ上をタップしまくってみよう。キャラとの会話はもちろん埋めて。
それっぽいアイテムや、パズルのヒントとなる答えが見つかれば後は早い。反転して見るのもあるのでメモがあると捗る。
また、アイテムをキャラに突きつけて反応を伺うことで進む場面も。使い道が無さそうなアイテムはどんどん「くらえ!」しよう。小話アリ。
ステージ毎で区切られているが、その面では一切使わない要素もある。とりあえず材料をかき集め終えてから謎に着手するように。
行き詰まったら「ヒントページ」を参考にしてほしい。ネタバレは配慮して自力で解ける親切仕様にしてあるよ!
ゲームの流れ
- 本作はスタミナ制なので、ちょいちょい進めると良い。一回一回が長いのでそこまで不便じゃない。
ただ、分岐してのやり直しも消費するので注意ね。ゲームオーバーは少ないけど。
- 父に実家や母のことを聞くことを遠慮していたが、とある事をキッカケに田舎の実家に行くことへ。
ここから物語は始まる。
- 実家でくつろいでいると、謎の子供が二人現れ、誘われ、神社へ迷い込んでしまう。
そして何故か、帰ろうとしても帰れない不思議な世界へ。
- 神社での決まり事を教えてくれる協力者、イミゴと呼ばれる少年。
根は親切なのだが、口が悪く主人公とは衝突しがち。コミカルな流れはこの世界での救いとも言える。
背格好や容姿が似ている気がするが……?
- イミゴの保護者のような人物と名乗るタガタ。そして謎めいた言動が多いクロとシロの二人。
神社の先はフシギで妖しい人物でいっぱいだ。
- ゲーム中、攻略とは直接関係無いが世界観が読み解けるアーカイブ。
人物紹介が見れるカード要素も。探すの大変だから画面の明度挙げてタップしまくって。
- 終盤はこのように、ストーリーが複雑に分岐する。
どれも丁寧にヒントがあるので、進みたい方への選択肢を選ぼう。
- 総じて満足度の高い、流石というべきアドベンチャーになっていたよ。
後はアナタの目で必ず真依ちゃんの行く末を確かめてくれ!(お約束)