『ファイナルファンタジーⅩⅤ』発売記念!スクエニの過去作品を掘り起こしてみよう!
シリーズでは、珍しく主人公が「勇者」や「戦士」ではないタイトル。
今回は、エニックスからリリースされたスーパーファミコン初のドラクエナンバリングタイトル―――
究極の選択!君ならどっちを選ぶ!?「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」を紹介していこう!
愛がある、冒険がある、人生がある byキャッチコピー
「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」って?
「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」は、1992年9月27日にエニックス(現・スクウェア・エニックス)よりリリースされたスーパーファミコン用ロールプレイングゲーム。
ストーリーに大きな時間経過があり、三世代の親子のつながりが描かれるストーリー。
長い人生を感じることができる冒険が繰り広げられる。
とある事情により2度の長い年月の経過があり、「少年時代」「青年時代前半」「青年時代後半」というような区切りが設けられている。
本作は、これまでのシリーズと違って、主人公が『勇者』ではないことも特徴の一つ。
では、主人公はなんなのかというと―――
『魔物使い』
このタイトルで、初めての職業になる。
モンスターを仲間に!
主人公が『魔物使い』であるため、モンスターを仲間にできる作品。
モンスターを倒すと仲間になる場合にあるというシリーズ初のシステムになっている。
バトルも基本は、これまで同様のコマンド式だが、モンスターはいわゆる指示コマンドのみなので、あまり使わない人もいたようだ。
このシステムが後のドラクエモンスターズなどのモンスターを仲間にするシリーズへとつながっていく。
作品的には、ここからスーパーファミコンになった事で、大容量でグラフィック面からシナリオなどが大幅にパワーアップしたことでも知られる。
そして、ドラクエといえば勇者だが、この作品では途中まで勇者はでてこない。
なんと、勇者は、主人公の息子たちなのだ。
究極の選択
本タイトルの一番のキモといてば、嫁選びだろう。
後のリメイク作品では3人に増えたりもしたが、初代のスーパーファミコン版では、2人から選ぶ究極の選択。
君はどちらを選んだかな?
幼馴染みの女の子『ビアンカ』
お金持ちのお嬢さま『フローラ』
筆者は、ビアンカだったが、友人は『誰も周りで選んでいる人がいなかったから』という理由でフローラを選んだようだ。
色々な理由でどちらを選んだかで論争にまで発展するほどだ。
ここで、問題になるのは、性能面で嫁を選んだ場合、システム的にビアンカはコマンド選択が可能だが、フローラはできないという点だろう。
このことから、ビアンカ派からは、フローラをモンスターカテゴリーでとらえる人間もいたようだ。
フローラ派からしたらとんでもない事で、こういった論争からリアルファイトになっていったおともだちも少なくないだろうw
ドラクエの中でも群を抜いて新要素が多かった本タイトル。
興味が出た方は、ぜひリメイク作品ではなくSFC版を遊んでみてほしいと思う。
スマホで遊べるスクエニゲーム
星のドラゴンクエスト
「星のドラゴンクエスト」は、国民的RPGであるドラゴンクエスト、通称ドラクエをスマホ向けにシステマイズしたセミオートバトルRPG。
オリジナルキャラを自由なアバター設定で作り、星を探索していくというもの。
歴代の懐かしのBGMを聴きつつ、フィールドにダンジョンに冒険の部隊を広げていく。
移動は場所を指定すると自動で歩いてくれるシステムで、戦闘も基本はオートで戦ってくれる。
だが、コマンド選択はドラクエの王道!技や魔法はゲージが溜まったら任意で選択して使っていける。
プレイしてみるとわかるが、これは正統派なドラクエだ!
アカシックリコード(Akashic Re:cords)
そして多様な世界のキャラが混生してごった煮となった、カオスで賑やかな雰囲気は実にイマドキ。
バトルはリアルタイム進行、各キャラはゲージが溜まると行動可能。アクティブに動かしていく。
選択式のスキルや防御コマンドの他、協力マルチプレイではリアルに連動して必殺技を放つシステムも。
スクエニの完全新作ではグリムノーツも目立った2016年度だが、個人的にはこっちをオススメ!と推したくなる面白さだ!
グリムノーツ
グリムノーツ、は、スクエニの王道RPGと、シンデレラや赤ずきん、ピーターパンなど、世界中の童話の世界が融合したファンタジーRPG。
童話の中で主人公になれなかったキャラに焦点をあてたストーリーが面白い。
戦闘はリアルタイムのスリーラインバトル。4人のパーティを組み、主人公だけを操作する。画面スワイプで移動、タップで攻撃だ。
画面上を自由に動きながら乱戦していくスタイルはテイルズを想起させる。
誰でもない主人公が戦うという物語、豪華なグラフィックと声優陣、自由度の高いバトル。バツグンです。
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