今回は、今話題の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」に収録されている30本のうちの1本。
「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」を特集していこう!
熱血シリーズ初のスポーツ・運動会をテーマとした作品。
殴る・蹴る・武器の使用も何でもありの格闘スポーツアクションゲーム!
目次
「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」って?
「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」は、1990年10月12日にテクノスジャパンからリリースされたファミリーコンピュータ用アクションゲーム。
テクノスジャパンの顔であるくにおくん、その熱血シリーズの人気作品で運動会をテーマとしたスポーツアクションゲームになっている。
キャラクターも熱血シリーズに登場するキャラが出演していてファン向けの仕様。
だが、対戦ゲームとして、対戦ツールとしてかなりポテンシャルが高く、元々のくにおくんを知らなくても遊んだ人は多い。
ただのスポーツゲームというわけでなく、殴る蹴る武器を使うなど何でもアリの競技が多く、むしろそちらがメインでもある。
リアルファイト待ったなし?
4人で対戦プレイ
くにおくん率いる熱血高校チームをはじめ全4チームで競技を行う。
クロスカントリーや玉割りなど、競技で高得点を目指すゲームとなっている。
「ダウンタウン熱血物語」の続編とも言えるタイトルの為、操作方法もほぼ一緒であり、攻撃方法も同じ。
というか、スポーツ系なのだが前述したとおりに殴ったり蹴ったりとフリーダムな戦いが待ちうける。
落ちている角材を拾って叩く、投げるなど、通常のスポーツアクションとは一線を画する内容だ。
最大4人までの同時対戦が可能となっている。
ちなみに、かなり陰険な行動も可能となっているため、当時のお子様たちもリアルファイトとなるご家庭もあったとかなかったとかw
妨害はルール上正当なものなので、それを理解した上で楽しもう!
無断移植事件
そして今後の展開へ・・・
1996年に倒産が確定したテクノスジャパンだったが、くにおくんなどのシリーズ作品だけはファンの人気も高く、他社での権利の買取が期待されていた。
そんな中、2000年代初頭になって、テクノスジャパンの作品のファンであるネット上のプログラマー有志が呼びかけ、同社の当タイトルをWindowsへ移植するという事件が発生した。
しかし、版権は消滅したわけではなく、テクノスジャパンのゲーム版権は事件当時ミリオンという会社に譲渡されていたのだ。
権利者にはもちろん無断だった。
この件は、刑事事件として関係したプログラマーたちは提訴されるという事態になる。
テクノスジャパンのゲームタイトルは、その全てにファンが多いわけではないのだが、アクションゲーム好きの間では特にくにおくんシリーズ、その中でも熱血シリーズはいまだに続編を望む声が高い。
そんな中、テクノスジャパンのゲーム版権は、現在「アークシステムワークス」が全て保有することとなった。
アークシステムワークスといえば、ブレイブルーやギルティギアなど格闘アクションの名作を製作しているので、リメイクだけでなく今後の新作などにも期待が集まっている。
スマホで遊べるレトロ風ゲーム
ぎゅうぎゅうダンジョン2
「ぎゅうぎゅうダンジョン2」は、魔物がぎゅうぎゅうに詰まった迷宮に挑むダンジョンRPG。
ダンジョンに入ると周囲は完全に魔物に囲まれた状態でスタートする。
体当たりで即決着がつくシステムで、レベル差によってダメージが変わるというシステムだ。
前作から同様のシステムだが、今回は基本以外にジョブチェンジやダンジョン以外での宝箱などシステムが追加されている。
よりやり込み要素が深まったレ本作は、前作から遊んでいる人はもちろん、レトロ風ゲーム好きなら是非プレイしておいてほしい逸品だ!
Dot Heroes Ⅱ :Top Summoner
「Dot Heroes Ⅱ :Top Summoner」は、英雄や兵士を送り込んで魔物を倒す塔攻めRPG。
100階構成の塔を1フロアずつ攻略していくシステム。
兵士はオートで進み、オートで戦闘をしてくれるので、プレイヤーは兵士たちの稼いだお金で兵士たちや英雄を育成するのがお仕事。
英雄は任意のフロアに出現させる事ができるが、兵士と違ってフロアをクリアしても次のフロアへは進まず、出現させたフロアを巡回する。
兵士と英雄を上手く使い分けて塔を制覇し、てっぺんに待ち受けるボスを撃破するのが目的になるぞ。
スーパー ニャー!!
「スーパー ニャー!!」はヒーローに憧れるネコキャラを操り、多彩な能力を駆使してステージを突破する王道2Dスクロールアクションだ。
ハイムーンや雨の日、太陽と風など様々なシチュエーションのエリアに挑んで物語を進めていこう。
基本操作は画面左にあるボタンで左右移動、右側にはジャンプボタンがあり、敵を踏みつけて倒すスタンプ攻撃や空中にあるブロックを真下からジャンプで叩くと壊せるなどオーソドックスな形式になっている。
この他に、エリアごとに「妖精」が出現し、それを取得すると魔法弾の発射や近距離ワープなど、多彩な特殊アクションが使えるようだ。
ステージの各所には針山や不意に飛んでくるトゲトゲ玉、近づかないと発見できない隠し部屋があり、それらの障害を多彩なアクションで乗り越えていこう。
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