Fateシリーズ最新作「Fate/EXTELLA(フェイト/エクステラ)」が発表され、登場キャラクターとして「Fate/Grand Order」より、セイバー「アルテラ」が参戦決定した。
しかし、この三色ペン…ではなく、虹色の剣を持つ英霊の原典である人物(実在)を知っているだろうか?
そもそも最新作の元となったEXTRAシリーズって何ぞや?という若者も多いだろうから、特集していこうじゃないか!
行けーーーーーー暴け。そして見極めろ!その真相を!(byユリウス)
「Fate/EXTELLA」とEXTRAシリーズ
「Fate/EXTELLA」は、マーベラスのPS Vita・プレイステーション4用ソフトとして発売予定で、その内容などはやっと画像などが公開され始めたところだ。
EXTRAシリーズの代名詞とも言える赤セイバーこと「ネロ・クラウディウス」は、今回ももちろん参戦するようだ。
さて、過去作の「Fate/EXTRA」とその続編「Fate/EXTRA CCC」はPSPで発売されたダンジョンRPG。
一作目「Fate/EXTRA」では、あらゆる事象をコントロールすることが可能な力を持つ「聖杯」に匹敵する「ムーンセル・オートマトン」を手に入れる為、霊子虚構世界「SE.RA.PH」にダイブして戦うというもの。
舞台が「ソードアート・オンライン」などの作品のように仮想空間であり、ダンジョンのヴィジュアルも現実とはかけ離れたものとなっていた。
第二作「Fate/EXTRA CCC」は、一作目のその後を描いた作品で、前作の登場人物から新キャラも入り乱れて「サクラメイキュウ」という新たな迷宮に挑むというもの。
双方とも他のFateシリーズでいうところのマスターにあたる契約者の事を「奏者」と呼び、世界観も現実とは違う空間で戦うという点が共通する。
元のシリーズとは違って、1クラス1サーヴァントではない点は、「Fate/Grand Order」と同様で、今回は赤セイバー以外のセイバーとしてFGOの「アルテラ」が登場する事が判明している。
3Dモデルでのこのカメラワーク…、狙っているな!
どのような形で物語に関わってくるのか、今から楽しみでしょうがない。この肌の露出が3Dで動く様を早く見たいものだ!
アルテラが活躍する「Fate/Grand Order」はこちら。
アルテラとその原典
さて、その肌の露出の多い美女「アルテラ」だが、彼女の原典はそれほど有名ではない。
何故かというと原典の名前があまり良い意味でとらえられていないというのがポイントだろう。
ゲーム内では、以下のような設定。
真名:アルテラ
身長:160cm / 体重:48kg
出典:史実
地域:中央アジア~欧州
属性:混沌・善
性別:女性
CV:能登麻美子
イラスト:huke
褐色の英霊アルテラを演じるのは、穏やかな語り口と独特の高いボイスが魅力的な能登麻美子さん。ケロロ軍曹(アンゴル=モア)、地獄少女(閻魔あい)、ノーゲーム・ノーライフ(フィール・ニルヴァレン)、魔法少女リリカルなのはViVid(アインハルト・ストラトス)、FAIRY TAIL ZERO(メイビス・ヴァーミリオン)など。
イラストのhukeさんは、ブラック★ロックシューターで有名な方。独特の線と、光の表現で他を逸脱する美麗さを演出するイラストレーターさん。
そして、問題の原典の人物は…。
ハイ!この髭のおっさん!
ロシア・東欧・ガリア及び西アジアまでの広大な領域を制した大帝国の王、アッティラ(406年?~453年)。
「戦闘王」として名高く、武勲は多くあるが統治には失敗しており、本人の死後に帝国は瓦解、事実上消え去ることとなった。
尚、現代に至るまで「アッティラ」の名は畏怖、恐怖の象徴として人々の記憶に残る事となった。
この事もあり、ゲームでのアルテラには以下のようなセリフもある。
「アルテラだ。アッティラとは……呼ばないで欲しい。あまり好きな名前ではない。可愛い響きでは……ない、から……」
原典からのオマージュのセリフだったわけだ!
このようにセリフ一つとってもFateシリーズのキャラは濃いものが多いので、是非原典への興味も持って歴史のページを開いてほしい。
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