レベルファイブの日野社長による基調講演から印象的なものをご紹介します。
メインプログラマーからデザインまでゲーム開発に関することがなんでもできる。
→強引なワンマン判断、名付けて帝王判断が可能
帝王判断がうまくいった事例
レイトン教授の場合
①当時DSで脳トレが流行っていた。脳トレの+1されたものをつくろう。
でも、据え置きでゲームを作ることに燃えていた時期で、誰もプロジェクトに入りたがらない。
それでも帝王判断でクリエイターに嫌われるプロジェクトの発足。
制作費も宣伝費も1.5億ほどでプロジェクトスタート。
②声優を使うとお金がかかる
帝王判断でユーザー視点を優先して声優起用。
③「頭の体操」というタイトル名だったが、商標権も問題で出せない。
帝王判断で「レイトン教授」へ路線変更を即決即断。
イナズマイレブンの場合
①アニメとのメディアミックスにおいて、ゲームの都合によってアニメのストーリーに介入したい。
反発もあったが、出資者であり原作者なので介入できた。
妖怪ウォッチの場合
①(イナズマイレブンなどの経験から)クロスメディアの、会社を超えた総合プロデューサーとして意見をしっかり聞いてもらえる土壌ができていた。
②アニメフォーマットへの介入を行った。
- 番組スタッフ選定
- オムニバス仕様
- シリーズ内シリーズ(子ども向けバラエティ番組がコンセプトだった。)
- エンディングでのCGによるダンス
- 子供向けではなく家族向けと設定した過激な内容
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