【ロードラ日記】第61回 レオニード港の伝説を書こうと思ったけど聖剣の話が盛り上がってしまった

公開日:

執筆者:編集部

ロードラプレイ日記 がんばれアルフォンス!

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書きたいネタにぶつかるたびに立ちどまってると一向に先に進まないね!

でもそれも楽しいからいいのさ。

前回の記事では、

「アルフォンスとカルマとアルトリウスで冒険や!」

と書いたけど、新しいキャラもやっぱり使いたい。

という事で、アルトリウスには補欠にまわってもらいました。

で、現在のパーティがこいつらだ!

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カルマは順調に成長中。

進化もして[業王]カルマになっています。

そして補欠にまわったアルトリウスの後釜に入ったのが喋剣王アルス

ロードラの歴史的にも、アルトリウスが手にしていた聖剣の現代の所持者がアルス

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すごくない?

このガチャの引きすごくない!

っていうかアクワイアさんガチャ調整してません?

アルトリウスの次に出てきたのがアルスだなんて!

アルスって進化すると[聖剣王]アルスになるじゃん?なるのよ。なるのね。

聖剣王アルス

火の手が上がり、黒き煙が空へと昇る。やがて虚ろな眼でこちらを見る、その幼子の小さな手が、自身を掴み、地から抜いた。或いはそれは「剣」にとって、数千年も続けて来た契約行為に他ならない。ゆえに此度も喰らうべく、その幼子の心を探る。しかし、いくら立ち入り、踏み入ろうとも、その器には心が無かった。そしてその日、つまりは「大災厄」のその刻より、かつて「聖なる剣」と呼ばれた其れは、心を喰らう契約を成せず、己の真なる見姿を、この世に晒し続けている。

ジャンヌ→アラン→→→アルトリウス→ASmk2→→→シェルツと、いろいろな人物を不幸に陥れてきた聖剣。

その聖剣が心を無くした子どもの手に移ったことで心を喰らう事が出来ず、逆にその子の行く末を心配しているという!

聖剣が真の意味で聖剣になる日がくるのか!?来ちゃうのか!?

そんな期待をこめつつ、この聖剣がいままでどんな不幸を演出してきたかを改めてふりかえってみたいと思います。

伝説の神器と呼ばれていた聖剣をジャンヌが手にする。

王女にして騎士団長、可憐にして豪胆、大食いにして大酒飲み。まさにお転婆を絵に描いたような彼女、ジャンヌこそ、その後様々な者の手に渡り、様々の因果を作り出す「聖剣」の初代「運用」者であった。もっとも、その頃はまだ「聖剣」とは呼ばれず、神々が造り出した伝説の神器としてされており、それを手にしたジャンヌは聖女として国中の人々から崇められていた。([光王]ジャンヌより)

しかし、詳細は不明だがジャンヌは死亡。彼女の部下であったアランが聖剣を引き継ぐ。

裏通りを走り抜け大通りに出ると、其処には逆光の中、アランの姿が在った。背中を見せる彼の向こうで、不意に倒れる一人の騎士。騎士の腹部には剣が突き立てられている。騎士がアランに向かって何かを囁く。平凡なノアルには、それは聴こえない。アランの手が剣を握る。騎士は静かに目を閉じる。平凡なノアルには、それが理解出来ない。そしてアランはジャンヌに突き立つ彼女の剣を引き抜いた。([棄影王]ノアルより)

アランは聖剣の力で光の時代の礎を築くが、後に自害してしまう。

光の時代を築き上げた、伝承の勇者アラン。その手に持った聖剣は持つ者によって姿形を変えたと云い、彼が手にした際はまるで民衆を導くかのように、常に光り輝いていたという。ただ、その余りにも眩しい光は、他の者の追随を許さず、彼は常に一人で戦ったとも伝えられている。([勇者]アランより)

アランは手に持つ聖剣を見る。それが果たして本当に、「聖なる剣」であるのかと、彼は目を閉じそう思う。神か、或いは王か人か。いずれにしても誰かが定めたその価値が、真なる姿であるとは限らない。あの日、あの時、彼女の胸に突き立てられたその剣を引き抜いた瞬間から、アランにとって、既にそれは「聖なる剣」では無く、単なる「命を奪う物」であった。初めて奪った命の感触。その手触りを思い起こし、視界は暗く閉じたまま、手にした剣が、アランの喉を貫いた。([偽聖皇]アランより)

アランの次なのか、それとも間に誰かいたのかはわからないが、アルトリウスが聖剣を引き抜く。時代はジャンヌ、アランと同じ光の時代、そして同じ王国。

聖剣を引き抜き、唯一、全ての始まり「祖竜」へと辿り着いた歴代最強の騎士王。人でありながら人の域を超え、神にも匹敵する圧倒的な強さをドラゴンたちに見せつけた。しかしその旅は苦難の連続であり、彼はその強さゆえに彼自身の最愛の人を亡くすという悲劇にも見舞われた。(騎士王アルトリウスより)

ある日、アルトリウスと敵対していたミハエルによって竜化剤をまかれた村に向かったアルトリウスたち。

眼前に、おぞましき光景が広がっていた。そして、耳に響くは悲痛なうなり。痛みに身をよじ、泣き、叫ぶ者。岩の如きに強張りつき、竜の鱗に覆われし者。自我を失い、竜化した者。其れに喰われて四散した者。生き延び、いまだ発症せぬ者は、門戸を固く閉ざしたまま、騎士王たちの問い掛けに、一切何の返事も無い。雲は厚く、村は影に包まれている。騎士王、そしてエンゼリカにとって、出会ったことの無い「悪」が、即ち「正義」という名の根底が、瓦解の音を響かせ始めた。(騎聖皇エンゼリカより)

混乱した村人がアルトリウスに襲い掛かる。アルトリウスをかばってエンゼリカが絶命。アルトリウスは村人全員を殺してしまう。 

薄れゆく意識の中、彼女は必死に叫ぶ。怯える村人の凶刃が彼を襲った時、彼女は無意識の内にその切先を受け止めていた。体から力が抜け、とめどなく命は流れ落ちる。彼の雄叫びが聞こえ、携えた聖剣が抜かれる。止めなくては。私が彼を止めなくては。やがて叫びは血と共に枯れ、彼女の瞳は光を失った。(囚魂王Aより)

竜化の村を生き残ったアルトリウスとロランは祖竜を討伐する旅を続ける。(おそらく同じころ、アルフォンスは王となったミハエルを討つ) 

今や王国の民全てからの憎悪の対象となった騎士王を、一人懸命に支えるロラン。エンゼリカ、アレクセイ亡き今、王の背中を守れるのは己のみと固い決意のもと旅を続けている彼は、その背中に刃を向けるのがドラゴンでは無く民であっても、いずれ全を救う一の為、槍を振るう。(金槍使ロランより)

アルトリウスはついに祖竜を討つが、背後からエンゼリカに刺されてしまう。エンゼリカはアルフォンスの妻ロザリィによって蘇生処置をされ半機械化したが、自我は失われ彼女の死の間際の願いである「アルトリウスを止める」という思いだけが暴走してしまっていた。 

雪が静かに舞う中で、アルトリウスは空を見上げてる。一人、「祖龍」を斬り伏せた彼は、ついに終わったドラゴンと人との戦いを思い、己の心の空虚さを感じていた。もはや彼には何も無い。国も、民も、仲間も、愛した者も、全て失われてしまった。己が尽くした「正義」の果てに、誰が、果たして何を得たのか。巡らぬ思考を巡らす中、彼の背後に仮面の騎士が立つ。(正騎士王アルトリウスより)

自分の名を呼ぶ声を聴き、彼がゆっくり目を開けると、其処には仮面の騎士が立っていた。穿たれた右腕にもはや感覚は無く、頬に落ちる雪の冷たさを感じながら、彼はその騎士を見上げる。やがて、二人の頬を溶けた雪がつたった時、彼の胸から聖なる剣は引き抜かれ、鼓動は静かに音を止めた。(永誓王Aより)

この後エンゼリカ(ASmk2)は聖剣と共に帝国に捕縛される。

第三兵団の調査兵が最果ての地にて発見した、その機械と人とを融合した兵器は、クラス「S」と判定された。ここまで精巧な魔導工学の産物は帝国でも類を見ない。幸いなことに記録回路に履歴は無く、思考回路の再構成、ならびに機体の再起動も無事完了した。唯一の欠陥として戦闘中の暴走行動が挙げられるが、もしそのような事態陥ったのなら、回路を焼き切ってしまえば良い。(機塊王ASmk2より)

この後聖剣はどこを巡ったのか、虹の時代に入って再び王国のシェルツのもとへ

王国に伝わる伝説の聖剣を引き抜いたシェルツは、しかしその栄誉を素直には喜ぶ事が出来ないでいた。なぜなら聖剣を手にした者は、皆例外無く非業の末路を遂げていたからである。不安な日々を送るシェルツ。そんな彼の感情を汲み取ったのか、持ち主によって姿を変えるという聖剣は、やがて彼の全身を護る一つの鎧の形を成した。(篭王シェルツより)

シェルツはおそらく大災厄で死亡。その手にあった聖剣を受け継いだのが幼き日のアルス。

火の手が上がり、黒き煙が空へと昇る。やがて虚ろな眼でこちらを見る、その幼子の小さな手が、自身を掴み、地から引き抜いた。或いはそれは「剣」にとって、数千年も続けて来た契約行為に他ならない。ゆえに此度も喰らうべく、その幼子の心を探る。しかし、いくら立ち入り、踏み入ろうとも、その器には心が無かった。そしてその日、つまりは「大災厄」のその刻より、かつて「聖なる剣」と呼ばれた其れは、心を喰らう契約を成せず、己の真なる見姿を、この世に晒し続けている。(聖剣王アルスより)

という経緯があって現在はアルスが聖剣の所持者なんですね。

長い!

本当は今日レオニード港に伝わる伝説、キリルとレオニードの友情、そして彼らの子孫っぽいキリクとレオナードについて書こうと思ってたけど、聖剣の話が長くなってしまったので次回にしよっと。

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