皆さんはAndroidのコードネームをご存知だろうか。コードネームとはAndroidのバージョンごとに付けられる開発コードのことを言う。
たとえば、現在最新のコードネームはAndroid4.0「Ice Cream Sandwich(アイスクリームサンドイッチ)」と呼ばれている。そして、次のコードネームが「 Jelly Bean (ジェリービーン)」になるとの噂が入ってきている。
さらに、ジェリービーンの次のコードネームも「Key Lime Pie(キーライムパイ)」になるのではないかとの話も出てきているようだ。ちなみにキーライムパイとは、キーライム果汁、卵黄、コンデンスミルクをパイ皮に入れて作るアメリカのデザートである。
実はAndroidのコードネームはなんと、全てスウィーツで統一されているのだ。
■今までのコードネーム
- C 1.5 Cupcake (カップケーキ)
- D 1.6 Donut (ドーナッツ)
- E 2.0 Eclair (エクレア)
- F 2.2 Froyo (Frozen Yogurt) (フローズンヨーグルト)
- G 2.3 Gingerbread (ジンジャーブレッド)
- H 3.0 Honeycomb (ハニーカム)
- I 4.0 Ice Cream Sandwich (アイスクリームサンドイッチ)
- J 5.0 Jelly Bean? (ジェリービーン)
- K 6.0 Key Lime Pie? (キーライムパイ)
…といった具合に美味しそうなコードネームが付いている。
もちろん「こんなお菓子の名前ばっかりじゃ何が古いのか新しいのかわかりづらい」という声も多数あるのだが、女子目線からしてみれば飛び付くほど可愛い名前である。ただの数字のバージョンの表示よりもこちらのほうが親しみやすく、ユーモアがある。
google本社の庭には歴代のコードネームのオブジェが飾られている。新しい”スウィーツ”が出るたび建立しているだとか。この様子はYouTubeでも閲覧出来る。
もうお気づきだろうが、今までのコードネームはアルファベット順にもなっているのだ。「Key Lime Pie 」の次のコードネームの頭文字は「L」のはず。「Lemon」が来るだろうか、それとも「Lolipop」なのだろうか。次のコードネームの名前をあれこれ予想することも楽しいだろう。