涙なしにはプレイできない・・・
アドベンチャー、RPG、シミュレーション、アクション、音ゲーなど様々なジャンルから本当に「泣けるゲーム」を編集部が実際にプレイして厳選!
最近感動して泣くことがあまりなくなったなぁって人にぜひオススメしたい、泣けるゲームアプリ18本をご紹介します。
目次
号泣必至!泣けるアドベンチャー7選
エンディングまで泣くのを我慢できない!泣けるアドベンチャー7本を紹介します。
読み物コンテンツとして楽しめるアドベンチャーゲーム。
細部まで作り込まれたシナリオは読み進めるほどに心を揺さぶられる。
ノスタルジーを感じるグラフィックや、切ないBGMもあいまって、君の涙腺を刺激すること間違いなし!
彼女は最後にそう言った
「彼女は最後にそう言った」は、青春アドベンチャー。
そして、間違いない名作。
主人公は4年前に亡くなった彼女の死の真相を知るべく、ループし続ける世界で捜査を続けていく。
「ポケモン」「MOTHER」のような、ドット絵のRPG風の雰囲気だが、息苦しいほどに切ないストーリーは、まるで美少女ノベルゲームのようだ。
「あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね」「奴は四天王の中で最も金持ち」と同じく、シナリオ・横田順氏、音楽・入間川幸成氏が担当。
一人一人のキャラが活き活きした、泣き笑いできるシナリオと、まるで「AIR」「あの花」を彷彿とさせる、哀愁のあるBGM。
アラサーたちが、少年少女だった頃、テレビやパソコンの中の憧れでしかなかった、青春の物語がそこにある。
とりあえず、、、泣いていいかな?
終わらない夕暮れに消えた君
「お祭の日の 夕暮れ時に
かくれんぼをしては いけないよ」
「終わらない夕暮れに消えた君」は 夕暮れの終わらない島で起きた消失事件を探る孤島伝奇アドベンチャーゲーム。
『彼女は最後にそう言った』を手がけたシュウプロデラックスさんの新作で、過去作を考えるとシナリオのクオリティはお墨付き。
最初は「ひぐらしのなく頃に」のような恐怖を感じるが、徐々に路線がいつもの涙腺を刺激するかたちに変わっていく。
ドット絵という想像力を喚起させるグラフィック、要所で奏でられるBGMも素晴らしく、仕事ながらやめどきが分からなくなった。
もう(泣いて)いいかい?
どうして勇者様はそんなに弱いのですか?( #勇弱 )
またまたSYUPRO-DXの作品からご紹介。(いや、ホント贔屓目なしに名作ぞろいなのよ)
少年と女勇者が魔王を倒すまでの冒険を描いた、『超必殺技ADV』。
「よかったら…魔王を倒すのを 手伝ってもらえないかな?」
ミステリー路線だった前2作と打って変わり、勇者と魔王、少年少女の出会い、と今回は王道のRPG風のストーリー(戦闘などの要素はなし)。
レトロRPG風に描かれたドット絵のグラフィック、燃える展開、胸が痛い恋模様、暴かれる真実。
すべてをネタバレなしでエンディングまで味わって欲しい物語だ。
クリア時間は3時間前後が目安。やるっきゃねえ!
7年後で待ってる
『7年後で待ってる』は、とある事件を堺に幼少期の思い出を失った主人公「ハルト」が、閉ざされた過去の真相を探るアドベンチャーゲーム。
抜け落ちた記憶の中で唯一覚えている、顔も名前も思い出せない女の子と交わした約束。
「7年後の4月1日、この場所で、また一緒に」。
相手は誰? なぜ忘れた? 2人だけのヒミツとは?
整理できないまま「約束の日」は目前にまで迫っていた。
7年ぶりの帰省をキッカケに、疎遠だった地元の友人達との再会を果たし、情報を集め、記憶のカケラを取り戻していく。
ちょっぴり切なく、時に想像を絶する急展開に見舞われる。
どこにでもありそうで、ここにしかない、少年少女の感動的かつ特別な物語がココにある。
四ツ目神 ~謎解き×脱出ノベルアドベンチャー~
古びた神社に迷い込んだ女の子が脱出を目指す謎解きアドベンチャー。
基本は脱出ゲーム形式で進行し、随所での選択肢によって多岐に分かれるマルチエンディング式。
総ボリュームは10時間近く!
どこか近寄りがたく浮世離れした人物、神聖な場で次々と起きる不思議な出来事、何度も語られる神々の存在。
純和風の中で繰り広げられるストーリーや決まり事などは、奇妙ながらも蠱惑的で心を掴まれる。
例えるなら「千と千尋」の世界のような。
脱出ファンにもミステリーファンにもただのゲーム好きにもおすすめしたい、世界観・ゲーム性・ストーリーと三拍子揃った傑作です。
World for Two
人類の滅びた世界で新たな生物を誕生させる黄昏のSFアドベンチャー。
大災害によってありとあらゆる生物が死に絶えた世界が舞台。
博士とアンドロイド、2人は遺伝子を集め、DNAを組み合わせ、滅びた生物を再び誕生させていく。
美しいドット絵のグラフィックに目を奪われる。
抒情的なピアノのBGMも美しい。
これはもう、なにがなんでも体験してもらいたい。
Florence(フローレンス)
こちらは有料ゲームになるのだが、恋愛ADVとして間違いなく傑作といえるのでぜひ紹介させてほしい。
「Florence」は、一言でいうと極上のインタラクティブ・ストーリーブックだ。
名作『Monument Valley』のリードデザイナー、Ken Wong氏が製作しただけあって、手書き風の小気味よいイラスト、言葉を最小限に廃した演出、一つ一つが最大限に効果を発揮している。
プレイヤーは若い女性の初恋を、恋人と出会った日から、訪れる衝突、お互いの成長などを追体験していく。
出会った時の高揚感、打ち解けるまでのもどかしさ、そして倦怠期。
それらを胸が痛くなるほどに切実に描く。
プレイヤーは知らず知らず主人公に感情移入しているだろう。
普遍的な恋と人生を描いた、センス・オブ・ワンダーな恋愛アドベンチャー。
昼食一回分に満たないお金で、こんな新しい気持ちになれる。僕は幸せだ。
戦いの中にある感動のストーリー!泣けるRPG4選
ストーリー重視のRPGといえばファイナルファンタジーシリーズが有名ですが、スマホで遊べるRPGにも感動的なストーリーが楽しめるゲームが意外とあるのはご存知ですか?
本項では胸に響く感動ストーリーが特徴の泣けるRPG作品4本を紹介します。
ヒュプノノーツ1
「ヒュプノノーツ1」は、少年少女に戻って、夢を旅する、非ソーシャルなノスタルジックJ-RPG。
敵キャラは苦手だったピーマンや算数の問題。上級生。
少年は少女と出会い別れる。
手書き風のグラフィック、10年前のmidiみたいなBGM。
戦闘の音楽はどこかロマサガみを感じる。
やわらかくも胸に刺さるストーリーは、大人になってしまったうちらを揺り動かし、少年時代に戻していく。
エンディングまで泣くんじゃない?…無理でした。
こんなゲームに出会えてよかったと思える一作。
古の女神と宝石の射手
1話だけで200P以上の漫画・小説が読める!
ギリシャ神話を基にした長編物語をなぞっていくアクティブパズルRPG。
登場するキャラすべてが主人公。
シナリオをどんどん読み進めていくと、関係性の無いように見えたそれぞれの物語が絡み合い、真実が解き明かされていく仕掛けになっているよ。
しかも、1つ1つの物語が非常にシリアスで、登場キャラクターたちに感情移入してしまう。
個々に用意されたバックボーンや物語を「小説」や「漫画」で読み解きながらパズルバトルに挑もう。
アナザーエデン 時空を超える猫
古代・現在・未来を超えて冒険するシングルプレイ専用のファンタジーRPGだ。
エンディングが配信されてもまだまだ広がり続けるゲーム、その本質は――。
2000年代のJRPGを遊んだ人にはあのころのワクワク感を。
スマホRPGに慣れた人には斬新さを。
美しいグラフィックに壮大なサウンド、古代・現在・未来それぞれの世界観が画面の中からプレイヤーへダイレクトに伝わる。
そんな驚きや感動が途切れずにずっと継続する。
星はかつて、夢を見たように。
プレイヤーたちの記憶に残る夢を見させてくれる、そんなRPGがここにある。
AFTERLOST – 消滅都市
「AFTERLOST – 消滅都市」は、運び屋の男タクヤ(CV:杉田智和)と、謎の力をもつ少女ユキ(CV:花澤香菜)の物語を描く「消滅都市」フルリメイクのドラマRPG。
TVアニメ化もした作品で、本タイトルではそのアニメーションシーンも盛り込まれて、原作では描かれなかったユキの心情描写が事細かに追加されていてドラマ性がより深くなっている。
ユキを主人公として、もう一つの物語を新規に書き起こしたといった感じだろうか。
キャラクター性もより引き立っているので、原作をプレイ済みの人も、アニメから入った人も、これからプレイする人も等しく楽しんでいけるはずだ。
また、消滅都市の名曲たちがREMIXで新規収録され、バトルもアニメーション表現によるダイナミックな演出が楽しめる。
これまでのファンも、新規のユーザーも楽しめる完全新作として生まれ変わった「消滅都市」を今すぐ体験しよう!
じっくり楽しみたい人に!泣けるシミュレーション4選
ゲームを進めるにつれ、自分の手で作り上げるゲーム内の世界に愛着がわくシミュレーションゲーム。
その没入感ゆえ、時に癒やされたり、逆にとても辛く悲しい気持ちになることも・・。
今回はそんなプレーヤー自身が作り上げる世界で泣けるシミュレーションゲームアプリ4本を紹介します。
昭和駄菓子屋物語2
昭和時代の昔懐かしい駄菓子屋を繁盛させるシミュレーションゲーム。
時は昭和。東京オリンピックを間近にひかえたとある街角に、ひっそりと佇む駄菓子屋があった。
プレイヤーは駄菓子屋を経営するやさしいおばあちゃんとなり、お菓子を買いに来る子供たちと交流しながらお店を切り盛りしていく。
古き良き昭和レトロの駄菓子屋を再現しており、優しそうなおばあちゃん、やんちゃな子供たち、昭和レトロな昔懐かしいおもちゃの数々が登場する。
本作のメインはこれらを集めるコレクション要素だが、ゲームを進めることでおばあさんがおじいさんへ宛てた手紙や疎開する子供が両親へ宛てた手紙などが入手できる。
手紙には所々に昭和の風景が織り込まれた、素直になれない家族の感動の物語を楽しめるぞ
おでん屋 人情物語
同じくGAGEXさんの作品からもう1本ご紹介。
「おでん屋 人情物語」は、何かしら悩みを抱え込んでしまう人たちの愚痴や悩みを聞いてあげながら、おでん屋を経営していくシミュレーションゲーム。
小さい屋台で繰り広げられる愚痴や悩みの数々。
来店するお客さんは女子大生やサラリーマンから、職に就いているのかも怪しいおっさんまでと幅広い。
タイトルにもある通り「人情」に厚いのがこのゲームの特徴!
沢山話を聞いているとお客さんは常連となり、沢山お金を使ってくれたり心の内を話してくれたりするようになるのだ!
お客さんが徐々におでん屋のオヤジに心を開いていく様子が中々生々しくてステキ。
ゲームの演出も手伝ってか、なんか情が移って「ウンウン」って気持ちにすげえなってくるはず…!
MakeS ‐おはよう、私のセイ‐
「MakeS ‐おはよう、私のセイ‐」は美青年キャラと触れ合える恋愛シミュレーション要素もある女性向けツールアプリ。
スマホの中で微笑む彼の名前は「セイ」。
画面の中の彼をタッチすると色んな反応を見せてくれたり、選択肢を選んで彼と会話することもできる。
ツールとしての目覚ましやカレンダー、メモ機能などは彼が優しく使い方を教えてくれる。
今作は普通の恋愛ゲームとはまるで違って(ツールアプリだから当たり前だけど)、舞台は現実の私の実生活。
女性向け恋愛ゲームにありがちな非日常のストーリーではなく、普通の何でもない日がセイとプレイヤーの物語にちゃんとなっているから驚く。
割と最初からデレてくれるセイくんに淡い恋心を抱きつつ、彼には等身大の自分でいいと感じるのも嬉しい。
ネタバレになるので詳細は避けますが、そんな感じで彼との触れ合いを楽しんでいると、割と初っ端からショッキングな展開が待っているのでちょっとでも気になった方はぜひ自分の目で体験してほしい!
マイ・チャイルド・レーベンスボルン
マイ・チャイルド・レーベンスボルン(My Child Lebensborn)は、ノルウェーの歴史の闇を鮮やかに深く描いた育成シミュレーション。
プレイヤーは、ナチスが撤退した第二次世界大戦後のノルウェーで、ドイツ兵士を父に持つレーベンスボルンの幼い子供を養子に迎え、育てていく。
当時のノルウェーでは、レーベンスボルンに関係していたというだけで、差別の対象となっていた。
手書き風のグラフィックで、親の選択・発言が子供に影響を与える「責任」や「心の痛み」を重く描いた物語だ。
そしてもちろんこれらはすべて「実話」なのである。
プレイヤーの選択が、子供の感情、性格、ものの見方に影響を与えていく。
子供を育てる責任の重さ、そしてのしかかる差別。
表情がだんだん曇っていく姿を見るのは本当に胸が痛い。。
なお、iOSは360円のフルバージョンのみが用意されており、Androidの無料版では、ゲーム最初の数日がプレイできる。
シンプルだけど面白い!泣けるアクション2選
アクションゲームとしてのゲーム性はシンプルでもちゃんと面白い。
そしてストーリーパートの心温まる物語には涙なしにはプレイできないはず!
そんな泣けるアクションゲームアプリ2本を紹介します。
サリーの法則
「サリーの法則」は親娘の愛を描いた、アクションなのに泣けるハートフル・アクション・アドベンチャー。
奔放な娘と娘を支える父親、二人を操作して再開を手助けしていく。
アクションゲームでありながら、絵本のようにストーリーも展開されていくのが特徴。
ピアノのBGMもあって油断すると涙腺がヤバイ。
「中年騎士ヤスヒロ」を手がけたポラリスエックスさんだけあってセンスあるデザインだ。
なぜかコロコロ転がるキャラもかわいい。
Brothers: A Tale of Two Sons(ブラザーズ:2人の息子の物語)
二人の兄弟を同時にコントロールしていく、斬新な操作性と幻想的な世界観で魅せつけてくるファンタジー・アクションアドベンチャー。
死の淵に立たされている父親のため、2人の息子は「命の水」を見つけるべく、旅へ出る。
お互いの短所を支えあう二人に感動が止まらない…。
圧倒的な映像美、心揺さぶる演出が見事すぎる。
まるで映画のような世界を、ワンコイン以下で楽しめるのはお得と言えるだろう。
切ない旋律に涙する。泣ける音ゲー1選
ピアノのメロディーってどうしても切なくなってしまいますよね。
音ゲーだけど、丁寧に作り込まれた感動のストーリーの泣ける音ゲー1本を紹介します。
Deemo
「Deemo」は世界を熱狂させた音楽ゲームCytusの制作チームがおくる新しいリズム&音楽ゲーム。
音ゲーにしては珍しくオープニングムービーから始まり、その世界観にグッと引き込まれました。
Deemoという謎めいたキャラクターと、自分が誰なのかもわからない一人の少女の出会い。
彼女を空の上の、元いた世界に帰してあげるために、Deemoはピアノを弾くたびに伸びていく木を発見しますが・・・
「さよならも言わずに消えてしまわないで」
イラスト、楽曲、全てが美しく、全てがしっかりと作り込まれています。
ピアノの優しい楽曲に合わせて流れてくるノートをタップしていくと自分がピアノを演奏しているような気分になり、とても気持ちが良いです。
そして何より、全曲神曲といえるほど名曲揃いなので、ぜひ一度聴いてみてください!
本記事では感動せずにはいられない泣けるゲームアプリ18本を紹介しました。
この他にも魅力的なゲームはたくさんありますので、もっと知りたいという方はそれぞれのゲームのコメントに特集してほしい企画のリクエストをお寄せください。
今日もみなさんにとっていいゲームとの出会いがありますように。