Auto Pirates: Captains Cup（オートパイレーツ）
Featherweight
セミオートバトルRPG
基本プレイ無料
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海賊同士がオートで戦う対戦型ストラテジー。お手軽に見えてこれが奥深い…！
自分の海賊船を強化し敵海賊とオートで戦うカジュアル・ストラテジー
「Auto Pirates: Captains Cup（オートパイレーツ）」は自分の海賊船を強化しつつ、敵の海賊とオートで戦うカジュアルなターン制ストラテジーゲーム。
プレイヤーが行うことは、船の中にキャラクターとギミックを配置すること。オートバトルなので、戦いが始まったら見守る以外の行動はできないぞ。
とてもお手軽にプレイできるのだが、遊んでみるとこれが超～奥深い！
まず、キャラクターもユニットも特性が練り込まれている。近接兵を敵船に乗り込ませ豪快に敵を倒す？それとも銃撃でチクチク削る？あるいはキャノン砲で船に穴を開けて沈没させるか？
敵の立ち回りを考慮しつつ、自分の立ち回りを決める戦略性がめちゃくちゃ楽しい。高い中毒性を持つ、オススメの一本だ。
どう守り？どう攻める？立ち回りを考えて配置を決定
まずは酒場でキャラクターやギミックを獲得。ラインごとに1つずつ選べるぞ。
船の配置は二段階に分かれている。まずは酒場でキャラクターやギミックを獲得しよう。
獲得にあたってお金的な資源は一切必要ない。用意されている複数の選択肢の中からひとつずつ選ぶことができる。
続いて、持っているキャラクターやギミックを船の中に配置！この時のポイントは、どう守るかとどう攻めるか。
まず、船の前線のマスをすべて埋めるよう配置すると、敵の近接兵が船に飛び移ることを防げる。また、木箱やバリケードなどは敵弾から味方を守ってくれるが、防御可能なマスは決まっていることに注意しよう。
防御を踏まえた上でどう攻めるかを考えるのがオススメだぞ。
船長ユニットをゲット！ジェムでの購入も可能
強力な能力を持つ船長。いちはやく手に入れたいなら課金を検討しよう。
キャラクターや兵器については酒場で獲得していくかたちになっているが、船長ユニットについてはゲーム内のミッション達成で手に入れるという形式になっている。
有料アイテムのジェムを使って購入することもできるので、いち早く強力な船長を手に入れたいと思うなら、課金を検討しよう。
ただ本作の対戦は、1プレイを通じてのスコアを他プレイヤーと競うというかたちになっており、他プレイヤーとの直接対決ではない。なので、強力な船長を持っていないと、直接的に不利になってしまうというわけではないことを押さえておこう。
「Auto Pirates: Captains Cup」の魅力は超～奥深い戦略性
バトルはオートで進むが、思考がかなり求められる。戦術のオリジナリティも高い！
今やスマホゲームにおいて、オートバトルは定番といっても過言ではないのではないだろうか。それくらい沢山のスマホゲームで、オートバトルは採用されている。
オートバトルは自動的に動く都合上、プレイヤーの介入がない。なのでプレイ感で差別化することは困難。となると、ぶっちゃけオートバトルのゲームは、演出以外みんな一緒だろう。…本作と会うまでの筆者はそう思っていました。ごめんなさい。
それくらい、本作のオートバトルは他のゲームと違う。戦略性が深い。
事前に戦略を考え、バトルそのものはオート…という意味では「チームファイト タクティクス」などの「Auto Chess（オートチェス）」系のゲームに近いといえる。だが、プレイ感は差別化されていて、似ていない。
キャラクターのバフ・デバフよりも、どのような戦術で敵を崩すか…という立ち回りが主体となっており、高いオリジナリティを持っている。
敵を全滅させるか？船を沈めるか？
船を沈没させることで敵を全滅させた！正面から戦うだけが正義じゃない。
まず本作の戦略性を深めているのが、敵を倒すための方法が、大きく2つあるからだろう。
ひとつは直接攻撃によって敵を倒すこと。ふたつめは船に穴を開け沈没させることで船に乗っている敵を倒すこと。
この2つのどちらを目指すかによって、必要なキャラクターやギミック、そして配置は違う。当然、敵がどちらを狙っているかによって守り方も変化。
このことは戦略性を深めるとともに、バトルをドラマティックにしている。
なぜなら、一発逆転が生まれやすいから。こちらの味方が敵に次々倒され大ピンチ、だが沈没が成功して大勝利…だとか、こちらの船に穴が開きまくって沈没寸前、けどキャラクターの一撃によってかろうじて勝利…みたいなアツい展開が味わえるのだ。
近接か銃撃か沈没か？戦い方に絶対はない
沈没したら負け？いや、敵陣に飛び移った近接攻撃キャラが敵を全滅させれば勝てる！
さらに細かく本作のバトルを見ると、3つの立ち回りがジャンケンのように3すくみの構造になっていることが見えてくる。
まず、近接兵を使って敵船に飛び移る立ち回りは、敵キャノン砲の攻撃に強い。キャノン砲は敵キャラクターではなく敵船を狙って沈没させる攻撃なので、飛び移ってきた敵は攻撃不能。おまけに、たとえ自分の船が沈没したとしても飛び移った近接兵がいる限り、敗北にはならない。船が沈没したとしても、生き残った近接兵が敵を全滅させれば勝てるのだ。
次に、マスケット銃士などで銃撃する立ち回りは、近接兵に強い。近接兵は敵船に飛び移らないと攻撃できないが、銃撃は敵船上のキャラクターを攻撃可能。なので船の前線を埋めて飛び移れないようにすれば、銃撃で一網打尽にできる。
最後にキャノン砲による立ち回りは、マスケット銃士に強い。船の前線を塞ぎ、飛び移れないようにするということは、自分の船に閉じこもるということ。つまり、沈没したら全員即死。また、キャノン砲は狙いがランダムで確実に敵を攻撃できないという欠点があるものの、火力がバカ高い。なので、マスケット銃士主体の立ち回りには有効となっている。
土の立ち回りにもメタとなる立ち回りが存在し、絶対の立ち回りはない。だからこそ編成や配置を工夫する余地があり、奥深さが味わえるのだ。
ゲームの流れ
ゲームを始めると、いきなりバトルスタート。配置を選ぶ必要もなし。なので、まずは見ているだけでOKだぞ。
ちなみに本作、ゲーム性もよくできているがキャラクターデザインもカッコいい。
実は、最初のバトルは負け確定。負けてすべて失ったところからのスタートとなる。
そういや、あのルフィだってシャボンディ諸島で一度敗北したっけ…。だが本作は2年も修行する必要はない。即再スタート、チュートリアルをこなそうぜ！
チュートリアルが終われば、いよいよ航海の旅がはじまる。本作は「航海」が1プレイの単位となっており、1回の「航海」でどれだけスコアを稼いだかによって他プレイヤーとの順位が決定。スコアはもちろんバトルの戦績によって決まるぞ。
バトルに勝利するとスコアが加算され航海が進行、酒場で追加のユニットを獲得できる。バトルに敗北するとその時点で航海は終了だぞ。
酒場でキャラクターやギミックを獲得！一度獲得したキャラクターやギミックは、その「航海」中はずっと保有できる。
バトルでキャラクターが死んだりギミックが破壊されたりしても、次のバトルでは復活するぞ。
航海マップから敵を選んでバトル！オートなので、基本的に見ているだけでOK。
ただ、次に酒場でどんなユニットを獲得するのかの指針となるため、自分の編成がどんな攻撃に弱くどんな攻撃に強いか、しっかり見ておこう。
「Auto Pirates: Captains Cup」の序盤攻略のコツは沈没狙いでゲームに慣れること
ベストの立ち回りはない。何が最もマシかを考えよう。
ここまで紹介してきた通り、本作に絶対の立ち回りはない。
プレイヤーにできることは、酒場で出てきたユニットを前提として、どのような立ち回りがベターかを考えてチョイスし、その立ち回りの弱点を潰すよう配置すること。ただ、どんな立ち回りが最善なのか自力で考えられるようになるためには、ある程度慣れが必要だろう。
そこで最初は、沈没狙いがオススメ。
運を味方に敵も船も潰す！沈没狙い
序盤は敵船が小さく、マスが少ないので沈没させやすい。
沈没狙いとは、キャノン砲を主体としてユニットを選択・配置し、敵船の沈没を狙う戦い方。
なぜこの戦い方がオススメなのかというと、キャノン砲は火力が高いため、敵全滅と敵船沈没を並行して狙うことができるから。
とはいえキャノン砲は敵そのものではなく敵船のマスをランダムで狙うため、効率的に敵を全滅させることは難しいかもしれない。ただ、ランダムだからこそ、運がよければスピーディーに敵船を沈没可能。特に敵船が小さい＝狙うマスの数が少ない序盤では、高い確率で沈没させることができるだろう。
ゲームに慣れてくると、運ではなく実力で勝ちたいと思いはじめるが、ゲームに慣れていない序盤では、自分の実力不足を運がカバーしてくれるので、メリットが大きい。
敵の飛び移りを阻止！前線崩壊に注意しよう
敵の飛び移りを防ぐためには、思い切って前線にキャノンを配置することも必要。
先に書いた通り、キャノン砲主体の戦術は、近接攻撃キャラクターによる飛び移り攻撃には滅法弱い。
このため、敵が飛び移れないよう前線は確実に埋めよう。前線が崩壊してしまうと、敗北してしまう可能性が高いぞ。
