Island Empire(アイランドエンパイア)
HBRZ-Developer
ターン制ストラテジーゲーム
基本プレイ無料
戦闘も占領も育成も移動するだけ!短時間でも濃密な戦術性が楽しめるシンプルなターン制ストラテジーダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
将棋のようなシンプルさと戦術性の深さを持ち合わせたターン制ストラテジー
「Island Empire(アイランドエンパイア)」は、将棋のようなシンプルさと戦術性の深さを実現したターン制ストラテジー。
ゲームの目的は敵の都市をすべて破壊すること。そのために兵士ユニットを生産、敵兵士ユニットを倒しつつ、敵都市へと向かわせる。…このゲームの流れを見ると、一般的なターン制ストラテジーとさほど変わらないように見える。しかし、敵も敵都市も一撃で倒せるという点が本作の大きな特徴。
敵や敵都市にはレベルが設定されており、このレベルより高ければ倒せるし、低ければ倒せない。HPのやりとりがないので、将棋のようにシンプル。と同時にプレイ時間短縮にも貢献している。
一方で、一撃で決着がつく分、敵をどう倒せばいいのか?都市を攻略すればいいか?という立ち回りについてはより色濃くなっているので、戦術性は深い。見た目は地味かもしれないが、プレイするとその深いプレイ感に驚くことだろう。
生産!そして移動!シンプルなルール
プレイヤーがやることの基本は、ユニットや施設の生産。そしてユニットの移動。
マップ上には都市と領土が存在。毎ターン、自分の領土の広さに応じたお金を獲得できる。このお金を使って、ユニットや施設を生産しよう。
生産したユニットを移動させると、移動先が自分の領土となる。移動先に敵ユニットや敵施設があれば、倒して自分の領土にすることができるぞ。ただし自分のユニットのレベルが、敵ユニットや敵施設を上回ってないと、そのマスに移動することはできない。
敵ユニットや敵施設のレベルが高い場合、それより高いレベルのユニットを生産するか、低レベルユニットをマージしてレベルアップしよう。
追加ステージは課金メニュー!末永く楽しめそう
本作は、追加ステージが課金メニューとして用意されている。
本作の深さにハマってより多くのステージがプレイしたいと思ったら、課金を検討しよう。
価格は40ステージでほどで700円。若干高いかもしれないが、本作が個人クリエイターによるインディ作品ということを考えると、妥当な値段ではないだろうか。各ステージのパズル性も高いので、レベルデザインするのも時間がかかるだろうし…。
「Island Empire」の魅力は将棋のようにシンプルで深い戦術性を持ったゲーム性
カジュアルゲームのようにゲーム性がシンプルだと、奥の深さは今ひとつ…というケースが少なくない。とはいえ、必ずしも「シンプル=ゲーム性が浅い」と結果になるわけじゃない。
たとえば将棋はその最たるものだろう。デジタルのストラテジーゲームと将棋を比較すると、将棋にはHPやスキル、拠点防衛や生産、育成といった要素がない。しかし、将棋が底の浅いゲームだと感じる人はいないハズ。
本作もまさに将棋のようなゲームで、シンプルなのに奥深い戦術性を持っている。しかも短時間でプレイ可能。本作スタート時に、個人クリエイターが1人で作っているという断り書きが表示されるが、本作のルールを一人で生み出したという点に驚かされた。素晴らしい才能だと思う。
領土のつながりが生む奥深さ!どう立ち回るか?
本作に奥深さをもたらしている代表的な要素が、領土のつながり。
領土が広ければ広いほど収入が増えるが、メリットばかりじゃない。敵が移動してくれば領土のつながりは断たれ、この時都市とユニットのつながりが断たれると、ユニットは死んでしまう。さらに、都市の周囲に1マス以上の領土がないと、都市も破壊されてしまう。
最終目的である、敵都市の破壊や、攻め込んでくる敵ユニットの破壊が重要なのは間違いないが、自分の領土のつながりを維持することも重要。
こうした仕組みによって、単に「敵陣に攻め込めばいい」という立ち回りに陥らず、パズル的に立ち回りを考える奥深さが生まれているのだ。
一発決着!シンプル&短時間
領土のつながりという奥深さを持ちながらも、本作は非常にシンプル。これは、戦闘、施設の破壊、領土拡張、敵領土の占領…といったあらゆるアクションが移動に一本化されているからだろう。
しかも、HPを採用していないから一発で決着がつく。この上なくシンプル。そして時間がかからない。
もちろん、HPを採用していたらより高い臨場感が味わえていただろう。ただ、戦術をめぐる楽しさはそこまで大きく変わらない。だからこそ、本作がHPを採用しなかったことは正解だと思う。おかげで、短時間で濃密な戦術性が楽しめるのだから。
ゲームの流れ
島が表示されたタイトル画面。「NewGame」をタップすることでゲームスタートできるぞ。
なお、追加ステージの購入は「Shop」から行える。
最初にゲームをプレイする際には、開発者からのメッセージが表示されるぞ。残念ながら日本語翻訳されていないが、読めなくともゲームをプレイする分には問題ない。
ちなみにメッセージは、本作が個人開発者によって作られていることや、不具合が生じたらバグレポートしてねといった内容になっている。
King Ragurが王国への攻撃を行い、プリンセスが城に幽閉されてしまったという。敵と戦い、彼女を助け出すことがプレイヤーの目的。
ちなみにこの背景ストーリー以上の細かなストーリーがあるわけではないので、英語がわからずともストーリーが分からず困ってしまうということはないだろう。
マップ画面から挑戦するステージを選ぼう。緑色のマスは、既にクリアしたマス。赤いマスが次に挑戦できるマスだぞ。
マスをタップすると、ステージに挑むことができる。
画面下に並ぶメニューから、ユニットや施設を生産できる。画面左下のコインマークが手持ちの資金。その上に表示された、コインと「+」マークが組み合わさったアイコンが1ターンあたりの収入となっている。
生産したいユニットや施設をタップで選んだ後、マップ内の場所を選ぶと生産完了。生産したユニットをタップして移動先をタップすると移動が行えるぞ。
「Island Empire」の攻略のコツは資源確保→生産・育成→攻撃という立ち回り
本作は一般的なターン制ストラテジーと比べて極限までシンプル化されているが、攻略における立ち回りは一般的なターン制ストラテジーと大きく変わらない。
すなわち、富国強兵。まず資源を確保してユニットを生産・育成し、態勢を整えてから攻撃をしかける…という立ち回りが有効だぞ。
まずは資源を確保!領土を広げよう
敵の都市を破壊するというゴールから逆算してみよう。敵の都市を破壊するためには、敵都市のレベル以上のユニットが必要となる。
高レベルのユニットを作るには、生産するか、低レベルのユニットをマージしなければならない。となると、お金が必要。
…というわけで、最初に必要となるのが資源の確保。手持ちの資源からユニットを生産し、領土を拡張しよう。ゲームが進むと資源を生産してくれる農場を建設が可能になるので、農場を作るのもありだぞ。
敵陣に向かいつつ領地を拡張!頃合いを見て強化
ユニットを生産したら、敵陣に向かいつつ領土を拡張。ターンが進んで資源が貯まったらユニットを追加しよう。
領土として拡張するマスがなくなってきたら、強化の頃合い。複数のユニットを融合し、高レベルユニットを作り出そう。
ここまできたら、いよいよ最終段階。さあ、敵都市へ攻め込もう!