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正史 三国志を題材にした硬派なシミュレーション
「三国志ヒストリア」は、三国志の世界を舞台にした8ビット風グラフィックの戦略シミュレーション。
三国志の英雄たちから勢力を選び、4コマンドから選び、知略と戦術を駆使して中華統一を目指す。
ほぼテキストベースの演出ながら、高度な戦略を求められ、妙な中毒性があり、1時間ぶっつづけで遊んでしまったぜ!
軍議で行動を選ぶ、斬新なゲームシステム
すべての行動を選ぶのではなく軍議で4択から選び大雑把な指示を与えていく。
属国や武将の行動は、戦略と状況に応じてオートで行われる。
群雄割拠する官渡の戦い前後を描いた「中原の覇権」や赤壁前後の「劉備の入蜀」を遊べるほか、クリアすると「蜀の北伐」を遊べるようになる。
「三国志ヒストリア」の特徴は遊びやすく奥深いゲームシステム
「FF風の見た目で遊ぶウィザードリィ」というコンセプトのRPG「Fnardry」作者の新作!レトロゲーム愛を感じる作風に40代一目惚れしてたぜ。
というわけで、ワクワクしてダウンロードしたが、様々なイベントが発生し、三国志をコンパクトに遊びやすくしたシミュレーションに仕上がっていた!
指示を出すだけの三国志…だがやりがい十分!
プレイヤーにやれることが限られているのでサクサクと進む。忙しい大人にとっては助かる。
だが、武将のパラメータやイベントは、かなり細かく設定されており、軍事シミュレーションや三国志ファンにはたまらないものになっている!時間泥棒注意だね。これは。
ゲームの流れ
シナリオは3つ。広告なしで最後まで無料で遊べるようになっている。
ただ、「蜀の北伐」はクリアしてからじゃないと遊べない。
4択の選択肢でやりたいことが出てこないもどかしさがまた面白い。
訓練度などを上げる、先に城壁を破壊するなどすると進軍可能になるかもしれない。
バトルは完全オート。我々にできることは見守ることのみ。
だが、各武将には色々とパラメータがあるので見てて飽きない。
なんとも映えない絵柄だが、このシステムは斬新に感じた。
レトロゲーム風ではあるが親切だし、プレイヤーの戦略が勝敗をきちんと分ける。
このタイトル画面がめっちゃよかった。あとBGMもスゲー三国志っぽくていい感じ。
他の武将の顔も表示されたらもっと嬉しかったんだけど、それはさすがにワガママか〜。
「三国ヒストリア」の序盤攻略のコツ
難易度「ふつう」でも十分に歯ごたえがある。すぐに袁紹や曹操といった大勢力を倒そうとせず、劉備や馬騰などといった比較的小さい勢力の武将を攻めるのがセオリー。
また一度選んだコマンドはキャンセルできないので武将の追放などは気をつけて行おう。「武装度」を上げると攻撃力が大きく上昇するぞ。金かかるけど。
武将の病死に気をつけろ!
武将は史実で死亡した年以降になると病死しがちだ。つまり、「孫策」などはかなり早い段階でいなくなる可能性があるということだ。
あと「流言」で治安を下げると、住民反乱を誘発できたりもする。ただ攻めるだけではなく、計略も使うのが賢い戦い方というものだ。狡いけどね。