Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドパーティ2 ネクロポリス)
10tons Ltd
3DアクションRPG
iOS:1,500円
死者の街を復興せよ!殺した敵を仲間にして生者と戦うごちゃキャラバトル×ハクスラアクションRPGダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
死者の街復興を目指し生者と戦うごちゃキャラ・ハクスラアクションRPG
「Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドパーティ2 ネクロポリス)」は、死者の大群を操作して生者と戦うバトルが特徴のハクスラアクションRPG。
前作「Undead Horde」の魅力であった、大量のキャラクターがワラワラと戦うごちゃキャラバトルは継承。しかもユニット数は前作超え!100以上のユニットを従えることができるぞ。
また今作では死者の街・ネクロポリスの復興という要素が加わっている。
ネクロポリスというのは、死者が来世に備えて静かに暮らす街。しかし生者は、死者の魂を閉じ込める「魂の壺」を開発、生前愛していた人間と、死後も永遠に一緒にいようと考え出す。
この「魂の壺」がきっかけとなり、生者は自分の欲求を満たすための道具として死者を扱うようになっていく。そして最終的に生者はネクロポリスを襲撃、破壊してしまうのだった。
この状況を打開すべく動き出すのが、ネクロマンサーの王=プレイヤー。「魂の壺」から死者を解放し、ネクロポリスを復興させよう。
前作のハクスラ要素に都市の復興という要素が加わり、ますますハマり度がアップしたぞ!
バトルは集団戦!追従と攻撃を使い分けて戦おう
本作も一般的なアクションRPGと同様、仮想パッドによる移動とボタンタップによる通常攻撃といった要素が基本。ただ通常攻撃は連続攻撃に発展せず、おまけにクールタイムまであるので正直弱い。
このためバトルのメインとなるのが、仲間となった死者たちへの指示。指示はプレイヤーへの追従と、敵への攻撃の2種類というシンプルなかたちになっており、ボタンタップでを切り替えることができる。
敵がいない状態では追従に設定しておき、敵を発見したら攻撃に切り替え。戦闘は死者たちに任せ、自分はサポートに回る…というのが立ち回りの基本だぞ。
ややお高め?しかし値段に見合ったクオリティ
本作は買い切り型の有料アプリとして配信されており、金額は1500円。スマートフォン向けの有料ゲームは1000円未満のものが多いため、ややお高めな金額といえる。
ただゲーム的なおもしろさをはじめ、全体的なクオリティは非常に高い。クオリティに見合った価格なので、買って後悔する可能性は低いのではないかと思う。
ただそれでもいきなり1500円は出しづらい…という人は、まず前作からプレイしてみてはいかがだろうか。前作は900円と、本作と比べてお求めやすい価格になっている。
「Undead Horde 2: Necropolis」の魅力はごちゃキャラ×ハクスラ×都市復興による中毒性の高さ
本作の魅力は、なんといっても大群VS大群によるバトルだろう。
大量のキャラクターたちがワラワラごちゃごちゃとバトルする様子は、見ているだけでも楽しい。その上自分で主人公を動かして参戦できるのだから、おもしろくないわけがない。
しかもネクロマンサーだから、倒した敵を自分の仲間にできちゃう。倒した大量の敵が仲間に!昨日の敵も死んだら今日の友、目に見えて強くなっていく自軍の様子が気持ちイイ。
前作では、この人数によって強くなっていくという要素にハクスラ要素をプラスしていたが、本作ではさらに都市育成要素もプラス。ますますハマり度がアップしている。
強力アイテムゲット!ガンガン強くなっていくのが楽しい
ハクスラとはハック(叩き斬る)&スラッシュ(斬る)の略で、言葉の通り戦闘に次ぐ戦闘という構成になっているRPGのこと。ただ戦闘だけが魅力なのではない。
戦闘に次ぐ戦闘の結果、強力アイテムがランダム出現するという点こそが魅力の核心といえる。
戦闘の結果アイテムが手に入り、一気に強くなる。強くなったらより強力な敵と戦闘し、より強力なアイテムが出現…。戦闘に次ぐ戦闘とセットになった、育成に次ぐ育成。この連続が気持ちイイのだ!
本作の場合、戦闘の度に仲間が増える上、アイテムが獲得できるというかたちになっているので、ご褒美感が一般的なハクスラより強い。中毒性が高いものも当然といえる。
単調さを改善!都市育成要素
ハクスラは中毒性が高い一方、結局は戦闘と育成を繰り返すだけなので、ある程度プレイすると単調さを感じてしまう。これはハクスラというゲームジャンルが持つ欠点で、前作もこの欠点を抱えていた。
しかし本作はこの欠点の改善を試みている。都市育成要素によって!
ゲーム中、クエストの達成とともに都市内の施設が開放されていく。前作にも施設的なものは存在していたが、見た目に都市が復興していくという演出になっている上、施設の恩恵を受けるためには市民を割り当てなければならない。つまり、前作の施設要素を都市育成ゲーム的な方向へ発展させたものといえる。
この要素がハクスラの中に組み込まれることで、ゲームにハクスラ的な強化と都市の復興という2つの方向性が発生。奥深くなったことで、単調さが抑えられているのだ。
ゲームの流れ
人間たちは、愛する者の魂を死後も永遠に保管できる「魂の壺」を作り出す。その気持ちはよくわかるけど、輪廻のシステムを真っ向から破壊する悪魔の発明だなあ…。
にしてもこのイラストに描かれた生者のなんと醜悪なことか。まあ、そうはいっても筆者も生者なんだけれども。つまり、生きるとは醜いということかもしれない。深いぜ…!
地下で復活した主人公。この地下ダンジョンはチュートリアルとなっており、移動や死者の復活といった基本アクションを一通り学ぶことができるぞ。
次に何をすればいいかはすべて表示されるので、表示通りに進めよう。もちろん、日本語完全対応。文章構成もしっかりしている。
ダンジョンを出ると、そこは崩壊したネクロポリス。この街を復興させるのが本作の目的だぞ。
街の中央に巨大な死者がおり、その死者が復興のための知識を持っている。まずは死者に会おう。
街の周囲にあるダンジョンへ訪れ、ネクロポリス復興のためのクエストを進めよう。
ダンジョンには人間に限らず様々な生者が存在する。戦闘は基本的に主人公自身が行うのではなく、仲間に任せよう。
街にあった施設をひとつ復興させたぞ!施設によって、さまざまなバフ効果を得ることができる。
ただ、そのためには効果をアンロックした上で、担当する死者を割り当てなければならない。ハクスラとは違う、シミュレーションゲーム的な楽しさがあって新鮮!
「Undead Horde 2: Necropolis」の攻略のコツは集団で行動し敵の集団化を防ぐこと
本作をプレイする上でまず押さえなければならないのは、主人公の戦闘能力はさほど高くないということ。一般的な3Dアクションのように主人公の戦闘能力で無双することは難しい。
強いのは個体ではなく集団。なので立ち回りも集団行動が基本。その一方で、敵が集団化しないように動くことが重要だぞ。
特攻するなかれ!仲間を呼ぶか迎えに行こう
集団行動の基本が、抜け駆けしないということ。自分一人だけ単騎特攻すると、あっという間に敵集団に囲まれ袋叩きにあってしまう。
移動する際は必ず仲間に追従の指示を出し、仲間が追いつくまで待とう。
もしくは、仲間がいる場所まで迎えに行った方がいい。
敵集団化を防げ!拠点優先で破壊
集団化した方が強いのは、死者だけではない。敵である生者側も、集団化した方が強い。
なので、集団化を防ぐように行動しよう。
具体的には、バトルの際、まず敵が出現する拠点から叩く。拠点が残っていると敵がどんどん生み出され、集団化してしまうからだ。