Cut the Rope 3(カット・ザ・ロープ3)

Cut the Rope 3(カット・ザ・ロープ3)

パブリッシャー ZeptoLab UK Limited

ジャンル 物理パズル

価格 AppleArcade (月額900円 初月無料)

どのロープをいつ切るか?グラフィックがよりパワーアップしてよりキュートになった物理パズルゲーム

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Cut the Rope 3のレビュー画像

ロープをカットして、主人公を前作主人公の元へと導こう。

やんちゃな主人公を前作主人公の元へと導く物理パズルゲーム最新作

「Cut the Rope 3(カット・ザ・ロープ3)」は、ロープを切って指定の場所へと主人公を導く物理パズルゲームシリーズ最新作。

今作では主人公が世代交代。やんちゃに冒険を繰り広げるのは、新主人公の「ニブル・ノム」。彼をこれまでのシリーズで主人公を務めていた「オム・ノム」の場所へと導くのがゲームの目的。

物理パズルの楽しさはそのままに、グラフィック表現がパワーアップ!よりキュートに楽しむことができるぞ。

※本作品のiOS版はApple Arcade対応ゲームであり、月額600円のサブスクリプション課金が必要となります。

タイミングよくフリック!ロープをカットしよう

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これまで通り、直感的にプレイできる。フリックでロープをカットすればOK。

基本的にどのステージでもスタート直後の「ニブル・ノム」はロープと繋がり固定された状態になっている。

フリックでロープをカットすると、重力の影響で「ニブル・ノム」が動き出すぞ。

どんな動きになるか予測しつつロープをカットし、「ニブル・ノム」を「オム・ノム」へと導こう。

ロープを切る順番とタイミングが攻略のカギだぞ。

Apple Arcade対応!課金・広告はなし

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サービスに加入せずお試ししてみたいという人は、既存シリーズをプレイしてみよう。

今作は月額制サブスクサービスであるApple Arcade対応タイトルとして配信されている。このため、追加課金や動画広告といった要素は存在しない。

AppleArcadeへの加入は初月無料ではあるものの、2か月目以降は課金が発生する。このため、尻込みする人もいるかもしれない。そんな人は、まずこれまでのシリーズをプレイしてみよう

シリーズを気に入ってからAppleArcadeへの加入を検討するというのでも、遅くはないぞ。

「Cut the Rope 3」の魅力はキュートでなめらかなアニメーション

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小さくて丸っこいニブル・ノム。めっちゃカワいい。

「Cut the Rope」シリーズはこれまでもグラフィックに力を入れていたが、本作ではますます磨きがかかっている

とりわけ、小さくてやんちゃな「ニブル・ノム」の動きは、シリーズファンなら必見キュートさはシリーズ中最高と言っても過言ではないだろう。

キュートさだけじゃない!グラフィックが支えるゲーム性

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アニメーションはより美麗に!その影響で、物理パズルもより面白く。

ゲームの議論でたびたび盛り上がるのが、「グラフィックとゲームの面白さは別物だよね」というテーマ。たいてい新世代機がリリースされるタイミングで盛り上がるような気がする…。

「グラフィックとゲームの面白さは別物」というのは一理あって、たとえば「将棋」をグラフィック的にどんなにリアルに表現したとしても、おもしろさそのものが変化するわけではないけど、本作のような作品では話が変わってくる

というのも、本作の楽しさの中核にあるのは、ロープを切る順番とタイミングをめぐるパズル性。そしてこのパズルで正しい回答に行き着くためには、物体がどう動くかを予測しなければならない

だが、どうして我々は正しく予測できるのだろう。だって、ゲームはフィクションに過ぎないのだから、アニメーションが簡略化されていて、挙動が物理的に正しいとは限らないのでは…?

そう、つまり本作のような物理パズルがちゃんと楽しめるものに仕上がるためには、物理的に正しい動きがグラフィック的に表現されていなければならないのだ。

そういう意味で、これまでよりなめらかで美しいグラフィックへと進化した本作は、物理的な挙動の予測もより楽しくなっているといえるだろう。

ちょっと残念…?ステージバリエーション

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ルーレットでステージジャンルが決定し、そのジャンルの中からステージが選ばれる。

一方、ちょっと残念なのがステージバリエーション。本作はプレイするステージがルーレットで決定するというものになっている。

つまりランダムでステージが決定するかたち。ただこの時、既にプレイ済みのステージが選ばれることがある

ステージは同じでもギミックに変更を施されている場合もあるのだが、それでも既視感を覚えることが多く、ちょっと残念に感じた。

本作はAppleArcade対応タイトルということで、今後継続的に運営されていくだろうから、是非ともステージ数の拡充をお願いしたい

ゲームの流れ

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冒頭、言葉ではなくビジュアルで背景ストーリーが描かれる。ちなみにテキストなしというわけではないぞ。また、ゲーム内の言語は日本語化されている。

画像に描かれている未知の生物たち、「ノミー」を発見することが本作の目的となっているぞ。

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ゲーム開始から数ステージは、テキストでガイドが表示されるぞ。再生ボタンをタップすることでステージ開始。

クリアすることで次のステージがアンロックされ、すべてクリアすると「ノミー」発見となる。

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ガイドにしたがって操作しよう。「ニブル・ノム」を「オム・ノム」の場所へと導けばステージクリア。

☆を獲得することも目的となっているが、獲得せずともクリア可能になっている。

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☆一個取ってステージクリア!次のステージに挑むことも可能だが、やり直すこともできる。

やり直すか…。やっぱり☆3つすべて取ってクリアしたいもんね。

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獲得したノミーや、クリアしたステージは一覧から見返すことができるぞ。

ノミーの2Dイラストレーションもキュートでいい。

「Cut the Rope 3」の攻略のコツはまず切断順を考えその後にタイミングを探ること

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ステージが進むと登場する大砲。タップすると中に入っているものが射出される。

本作攻略のコツとなるのが、ロープを切る順番とそのタイミング

ステージが進むとロープ以外に大砲ムチといった新ギミックも登場するが、順番とタイミングがカギとなることは変わらない。

順番、タイミング…といったかたちでステップを踏んで考えるのがポイントだぞ。

まずシミュレート!どう動くかをイメージしよう

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いきなり切るのではなく、まずは動きを予測しよう。

ステージがはじまったら、いきなりロープを切るのではなく、まずは動きをシミュレートしよう。ロープを切る順番とタイミングをとりあえず決めて、その結果どんな動きになるかイメージしてみる。

その結果、イメージの時点で上手くいかないようであれば順番やタイミングを変えてまたシミュレート。この動きで上手くいく!という順番とタイミングにぶつかるまで、イメージを繰り返そう

そして、「これで上手くいく!」というイメージに当たったら、いよいよ実際にロープをカット!

イメージと実行を繰り返す!物理挙動の感覚を掴もう

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予測したらカット!予測を繰り返すことで、より正確に予測できるようになるぞ。

「これで上手くいく!」というイメージ通りにロープを切ったのに、結果として上手くいかないこともあるだろう。…というか、序盤は上手くいかないことの方が多いハズ。

そんな時は、失敗した結果を踏まえて、再度、どんな順番とタイミングでロープを切ればいいか、シミュレートしよう。

こうすることで、プレイを重ねるごとに自分のイメージと実行結果の誤差が減っていく。つまり、予測が正しくなっていくぞ。

最終的に、ロープやギミックのの配置を見ることで、感覚的に挙動をイメージできるようになるだろう。