WHAT THE CAR(ホワット・ザ・カー)

WHAT THE CAR(ホワット・ザ・カー)

パブリッシャー Triband ApS

ジャンル カジュアルカーレースゲーム

価格 AppleArcade (月額900円 初月無料)

巨大足が生えたりロケットを積んだり…なんて車なんだ!異様な姿の車を操るおバカなドライブアクション

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足やらロケットやらを装備した車を操りゴールを目指せ。なんて車だ!

車という名のなにかを運転してゴールを目指すコミカル・ドライブアクション

「WHAT THE CAR(ホワット・ザ・カー)」は、足が異様に沢山生えた車やら超巨大な足を持つ車やらといった、思わず「それのどこが車だ!」とツッコみたくなる車を運転してゴールを目指すドライブアクションゲーム。

ステージごとにクレイジーな変化を見せる車の外見は、まさしくWHAT THE CAR(ホワット・ザ・カー)=「なんて車だ!」というタイトル通り。

ただ、車の外見がおもしろいだけではない。外見に合わせて変化するアクション性も楽しく、おバカなネタと多彩なアクションの両面で満足させてくれる一作となっている。

※本作品のiOS版はApple Arcade対応ゲームであり、月額600円のサブスクリプション課金が必要となります。

ハンドルで方向操作!タップで…飛行?

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沢山の足が生えるステージでは、転がって進む。ハンドル操作でゴールへ導こう。

本作の操作はハンドリング+αで行う。画面左に見えるハンドルをスワイプすることで、実際の車と同様の方向操作が可能。

また、画面右側のボタンをタップすることでクラクション飛行をはじめとした操作が行える。どんな操作が用意されているかは、そのステージの車の状況によって変化するぞ。

「車なのに空飛ぶの?」と思ってしまうが、ロケットエンジンが搭載されれば飛ぶし、足があればジャンプだってできる。…まったく、なんて車だ(WHAT THE CAR)!

前作もなんて作品だ!サブスク加入で一気に楽しめる

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神輿のように運んでもらうなんてステージも。バカゲーはこのゲーム会社の芸風らしい。

実は本作パブリッシャーが異なるもののシリーズ作品となっている。前作にあたるタイトルは「WHAT THE GOLF:これがゴルフ?」

やはり本作のように、ステージごとに異なるネタ要素満載で、ボールではなくプレイヤーをショットしたり、ホールがボールを回避したり…と「なんてゴルフだ!」と言いたくなる一作だった。

ちなみに前作も今作も、AppleArcadeタイトルとしてリリースされている。AppleArcadeは月額制で遊び放題というサブスクなので、加入すれば前作も今作も一気に楽しめるぞ。

「WHAT THE CAR」の魅力はバカゲー×アクションが融合した楽しさ

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足小っさ!足が生えるとわかっていても、思わずツッコんでしまうネタ感が楽しい。

はじめて本作をプレイしたプレイヤーが目にするのは、4つのタイヤを持ち、エンジンによってタイヤを回転させ、回転するタイヤと地面の摩擦力によって推進する乗り物…。そう、車!

だが最初の1ステージをクリアすると、タイヤは取り外され、代わりに足が生えてくる。思わず「おい!」とツッコんでしまいたくなるこのバカゲー感こそ、本作の楽しさ

でも、単なるバカゲーではない。車の形態に応じて変化するアクションをいかに使いこなすかというアクション部分もよくできている

ネタに笑いつつ、よくできたアクションを楽しむ…本作はそんな欲張りな一作なんてゲームなんだ(WHAT THE GAME)!

クマのツッコミが冴える!会話シーンのノリも魅力

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切れ味抜群のツッコミが笑いを誘う。クマは本作の第二の主役といえる。

単純に車の外見の変化を見るだけでもネタ的楽しさを味わえるが、この楽しさを増幅しているのがクマの存在だろう。

クマとは本作の冒頭から登場する存在で、明確に語られてはいないものの、どうやらこの車のオーナーのように見える。本作冒頭では、このクマの発言によって車の姿が変化していく

どうやらクマはパーティーに行きたいようで、パーティーに相応しい姿へ車をドレスアップしたい模様。だが車は、大量に足を生やしたり超長い足を生やしたりと、とんでもない変化しか見せない。これに対し、テンポよく「ふざけてるのはもうやめろ!」「長すぎるだろ!」とツッコむ様子が笑いを誘う

細かな変化でも挙動が変化!キメの細かいアクション

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巨大な足をつけた状態でのジャンプは、浮遊感バツグン。脚力がスゴイのだろう。

車はその外見によって挙動が変化していく。タイヤがなくなって足が生えた状態では歩いて移動するし、大量の足が生えた状態では転がって移動する

そして同じ足が生えた状態でも、足の大きさによって挙動は違う。たとえば大きな足の時と、小さな足の時では一歩の長さが異なることもあって、ずいぶん挙動の差を感じる。

こうした細かな挙動の差を踏まえていかにゴールを目指すか…というのが本作のゲーム的なメインといえる。操作性も挙動もキメ細かく作られているため、正直ネタがなかったとしてもこの部分だけで十分おもしろいと感じだだろう。

実際にはネタ要素もあるので、輪をかけておもしろい一作になっている!

ゲームの流れ

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一体全体どんなゲームか見えないまま、この画面に!画面右側にあるクラクションボタンをタップすると、大砲から車が放たれるぞ。

もうこの時点で、なんて車だ(WHAT THE CAR)という空気が漂っている…。

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大砲から放たれた車が道路に着地。画面左側にあるハンドルをスワイプで動かし、道路から出ないよう上手にコントロールしよう。

ハンドル操作のコツは、後ほど攻略の段落で詳しく紹介するぞ。

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ゴールに到着すると、次のステージへ。ステージによってはクリア後に会話シーンが挿入される。

クマのテディとの会話によって、車がその姿を変えていく。まずはタイヤとホイールがなくなり、足が生えてきた。「なんて車だ(WHAT THE CAR)!」というより、「これが車か(WHAT THE CAR)?」という印象。

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いくつかステージを攻略すると、クマが行きたがっていたパーティーへとうとう向かうことに。すると、ここでタイトルロゴが登場。今までのはチュートリアルだったということか!

ちなみにパーティーへ向かう途中、車はトロッコに乗ってレール上を進んでいく。え…それ最初から車じゃなくてトロッコで行けばよかったんじゃ…?

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パーティー会場に着いて以降は、ステージ選択画面からステージを選んで挑戦していくというかたちになるぞ。ステージを示すオレンジのサークルに触れると画面右上に再生ボタンが表示されるので、タップしよう。

ステージ選択画面内の移動は、ハンドル操作とアクセルで行える。…この点はしっかり車だねえ…。

「WHAT THE CAR」の攻略のコツはハンドルさばきにあり

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ゴールに入るとステージクリア!攻略のポイントはハンドリングだぞ。

本作において、どのステージにも共通する操作がハンドリング

なので、攻略にあたってはハンドル操作に慣れることがポイントだぞ。

チュートリアルではタップで操作!少しずつ動かそう

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序盤は、微調整するようなイメージで細かくハンドルを切ろう。

ハンドルを大きく動かすと一気に車が曲がり、微調整が難しくなってしまう

とりわけ本作の導入部では、車がタイヤや二本足を装備していて、移動速度が速い。このため、ちょっとだけ曲がるつもりが、想像以上に曲がってしまう…なんてことも少なくない。

なので基本的には、ちょっとずつハンドルを動かすようにしよう。幸い本作序盤では、シケインカーブやヘアピンカーブのような、急激にハンドルを切らなければならないカーブは出てこない。

たいていのカーブは、方向の微調整だけで乗り切れるぞ。

ジャンプ時は大きく動かしてOK!落下に注意

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着地をミスるとゲームオーバーになるので、ジャンプ時はとにかく着地点を意識しよう。

チュートリアル的な導入が終わり、ジャンプがテーマのステージに進行したら、ハンドルを大きく動かす操作を覚えよう。

ジャンプ中のハンドリングは、進行中のハンドリングと違って操作がイメージ通りに反映されるハズ。なので、大きく動かしたとしてもミスしてしまうことは少ない。

ただ、きちんと地面に着地できないとミスになってしまう。着地点だけは外すことがないよう気を付けよう。