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プレイヤーは鍛冶屋のオーナーとなって仲間と共に冒険の旅に出かける鍛冶屋シミュレーションゲームとタクティカルRPGが合わさったようなゲーム。鍛冶屋シミュレーションといっても自由度はないし微妙。しかしメインであるタクティカルRPGはキャラ間のシナジーやキャラクターの個性溢れる戦い方にスキルカードの戦略性など、なかなか独特なシステムのタクティカルRPGなので、慣れてきてシステムを理解してきたら結構面白くなってきました。

2020年にネットイースからリリースされていた隠れた名作。グラフィックや演出面などは当時からそこまで優れたものではなかったのでさすがに若干ショボめですが、このゲームの真髄はバトルシステムにこそあるので特に気にはならないです。タクティカルカードバトルとでもいうべき他に類を見ないシステムを搭載しており、知能と時の運を駆使してじっくりと楽しめる。色々とわかりにくい部分もありますが、ある程度は慣れでなんとかなるレベル。
裏を返せば、美麗なグラフィックや派手な演出、オートバトルや倍速機能などの利便性や手軽さを求めるプレイヤーにはオススメできません。また、基本は前回配信されていた日本版の内容とほぼ変わらないので、前作をプレイしたけど肌に合わなかったという人は今回もたぶん無理です。
ガッツリと能動的にタクティカルゲームを楽しみたいという方や、放置系やヴァンサバ系など、最近流行りのスマホゲームに飽きてきた人にもオススメ。ただ、まかり間違っても覇権を取れるような類のゲームではないため、安定した運営がいつまで続くのかが不安。