シャドウブライド

ストーリーは重視していません、と言わんばかりの展開の雑さは一周まわって逆に面白いので気になった方はぜひ。ごくごく一部のキャラにしかCVが実装されてないのも逆に面白いです。立ち絵とバトル中のキャラモデルとコスプレ風の実写映像と、そのどれもが微妙にズレてて気持ち悪い。そもそも実績解除して、ご褒美的にコスプレ写真見せられるとか誰得。そういった、「もしやツッコミ待ちなのか？」と思える数々の仕様はネタとしてはどれも面白いです。
ゲーム内容は、各キャラに「場に出した時に発動する能力」「消滅する時に発動する能力」などがあり、一見するとカードゲームのような奥深さを持つストラテジーなのだろうかと期待させつつ、実際はそうでもないというギャップがあります。こちらは一度キャラを配置したら動かせないのに、敵はあとから場に湧いてくるという謎仕様。とはいえ敵のリーダーさえ倒せば勝ちなので、中央列に集中砲火が最適解ということに気づくのに時間はかかりません。結局、オフライン報酬をかき集めてキャラのレベル上げてオートでドン！という、放置ゲーとしては王道の遊び方になると思います。

このゲームは欧米で先行配信されていてそれなりにダウンロード数があると宣伝されていたので、試しにインストールしてみました。セクシー系の女性が多く、日本ではあまり馴染みのない大人な雰囲気が全体的に出ている感じのイラストですね。それと魔女とかを題材としているので、ダークな雰囲気もかなり出ている。ジャンルは位置取りが重要なオートバトルRPGで、マス目に区切られたバトルフィールドで戦っていく流れのものですね。少し触っただけでも戦略性が高そうなのが感じ取れたので、やりごたえはありそう。