欧陸戦争7: 中世紀
EasyTech
ターン制ストラテジーゲーム
基本プレイ無料
アーサー王にジャンヌダルク!中世ヨーロッパの歴史ロマンを大ボリュームで描いたターン制ストラテジーダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
複数勢力が争う中世ヨーロッパを舞台にした本格ターン制ストラテジー
「欧陸戦争7: 中世紀」は、中世ヨーロッパが舞台のターン制ストラテジー。
ヨーロッパを舞台に様々な時代の戦いを描く「欧陸戦争」シリーズ。その第7弾となる本作でスポットライトが当たるのは中世。
4世紀にローマ帝国が東西に分裂、西ローマでは蛮族の侵略によって様々な王国が創られていくことになった。…つまり、複数の勢力による争いが絶えなかったのが中世という時代。
だからこそ、歴史のみならず伝説としても名を残す王や英雄が多い…ロマンに溢れる時代でもある。そんな魅力的な時代を味わえるのが本作最大の魅力。
しかも本作を手掛けるEasyTechは「欧陸戦争」シリーズをはじめ、ストラテジーには定評のあるデベロッパー。もちろん今作も、ストラテジーとしてバッチリ楽しめる作品に仕上がっているぞ。
戦略と戦術を駆使!ユニットを動かし目的達成を目指せ
基本的なゲームシステムは一般的なターン制ストラテジーを踏襲している。ユニットを動かして敵のせん滅や主要都市の占領など、ステージごとの目標を達成すればステージクリア。
マップはプロヴィンスと呼ばれる不定形のマスで区切られている。不定形なのでマスによって接触するマスの数が違うことに注意しよう。接触するマスが多ければ、それだけ多くの敵と接触してしまう。
また、本作はユニットを動かす戦術要素だけでなく、都市を増強する戦略要素も備えている。都市を増強することで戦力増強につながるほか、占領されにくくなるという効果も見込めるぞ。
基本プレイは無料!有名将軍ゲットは課金が必要
本作は基本的に無料でプレイできる。最近のスマホゲームでは無料プレイが当たり前だが、本作についてはここまで完成度の高いストラテジーが無料でいいのか?と思ってしまう。
ただ課金要素がないわけじゃない。ゲーム内の資源を課金購入できるほか、有名将軍の購入が課金要素として用意されている。
有名将軍は、獅子心王リチャード1世やアーサー王など伝説の英雄レベル!中世を堪能したくなったら、課金を検討しよう。
「欧陸戦争7: 中世紀」の魅力はボリュームたっぷりに体験できる中世ヨーロッパ
本作はまず、ターン制ストラテジーとしてよくできている。ゲームとしての機能も十分用意されているし、隙あらばプレイヤーの弱点を突いてくる敵AIもなかなかの賢さだ。
ただ、それは他のEasyTech作品にも共通すること。
他のEasyTech作品ですら味わえない本作ならではの魅力といえば、やはり中世ヨーロッパを堪能できることだろう。
大ボリューム!たっぷり堪能できる中世ヨーロッパ史
筆者は中世と言われて漠然と10世紀ごろをイメージしてしまうが、本作のスタートとなる時代は古代ローマ帝国が東西に分かれる4世紀から。そして締めくくりは15世紀の薔薇戦争。描かれる期間は実に10世紀…1000年以上!
それだけ長い期間を描くなら、どうせ一個一個の時代はアッサリなんでしょ?…と思ってしまうが、章にして全14章。ステージにして120ステージ以上という超ボリュームで描かれている。
中世ヨーロッパの歴史をまったく知らずとも、本作一作プレイすれば事情通になれるんじゃないかと思うほどのガッツリ感。中世ヨーロッパものストラテジーの決定版といっていいかもしれない。
獅子心王にアーサー王にジャンヌダルク!ロマン多き時代
ところで、そもそも中世ヨーロッパはそんなに魅力なのだろうか?そんなにガッツリプレイする必要はあるほど?
…この答えは、もちろんYES!中世ヨーロッパという時代は、獅子心王リチャード一世やアーサー王、ジャンヌ・ダルクなど伝説レベルの英雄がたくさん存在している。
そこには英雄たちの野望や果たせなかった夢、悲劇に喜劇…とわれわれの胸をときめかせるロマンがいっぱいなのだ。
これらの英雄の物語は、最近では「Fate/Grand Order(FGO)」でもおなじみ。「FGO」は伝奇…史実や神話をベースに脚色した物語なので、ある意味本作は「FGO」の原典として楽しめる作品といってもいいだろう。
ゲームの流れ
タイトル画面は静止画のように見えるが、アニメーションしている。カッコいい…!
初回ゲーム開始時は画面右の「戦役」しか選べないが、ゲームが進むと「征服」や「領地」などのメニューを選べるようになるぞ。
ゲームをはじめるとチュートリアルをプレイするかどうか聞かれるので、絶対にプレイしよう。
兵士を動かして戦うだけでなく、都市の拡張や兵器の開発・装備など細かな機能があるので一通りプレイ方法を学んだ方がいい。
チュートリアルは4ステージ構成。それぞれに中世ヨーロッパの異なる英雄たちが操作方法やルールを教えてくれる。
歴史に名を残すような方から教えてもらっちゃって、なんか悪いですね…。
チュートリアルが終わると、いよいよ戦役本編へ。4世紀にあった古代ローマ帝国の東西分裂から、時代ごとに章が用意されているぞ。
各章を選ぶと、その時代であった戦役がステージとして用意されている。クリアすることで次のステージや章がアンロックされていくぞ。
戦役はステージごとに設定された目標達成を目指すというモード。ひとつのステージで扱うエリアは限られており、10分程度でクリアできるぞ。
ステージごとに登場人物がその背景を語ってくれるので、何が起きたのか歴史の流れをつかむことができる。
「欧陸戦争7: 中世紀」の攻略のコツは人を充足すること
本作序盤の攻略のコツは、ズバリ人の充足。
ここでいう人とは、兵士のことであると同時に都市に住む民衆のことでもある。というのも、都市の民衆から兵士が補充されるから。
なので兵士ユニットを編成すると同時に、都市の増強が重要だぞ。
フル編成!兵士ユニットを充足させよう
本作ではひとつの兵士ユニットに3つまでの兵種を組み込むことができる。
たとえば、盾兵、騎兵、弓兵…のような編成も可能。また、盾兵、盾兵、盾兵のように1兵種×3で構成することもできるぞ。
さらに、各兵種ごとにグレードが分かれているが、とりあえず序盤で重要なのはどのユニットも3つ…最大までの兵種を組み込むこと。
もちろん兵種やグレードによって戦力は変化するのだが、序盤でモノを言うのは兵士数。そう、戦いは数だよ兄貴!
都市を増強!民家をレベルアップ
また、できるだけ早い段階で都市コマンドを使い、民家をレベルアップさせよう。
民家は兵力回復効果を持っており、レベルアップによって回復力が増加していくぞ。
兵力差で戦う将軍にとって、民家こそ重要な施設なのだ。