エクソシスト・イン・アイランド

韓国の漫画原作を題材としたセミオート系のRPG。特徴的なのがキャラクターの見た目でクオリティの高いアニメみたいな感じの質感で最初のつかみは個人的に良かった。演出の完成度も高くスキルの演出やアニメーションなどどれをとっても高水準の作りだと思います。バトルに関しては各役割にキャラを割り当てて臨機応変にスキル発動といったセミオートとしてはオーソドックスなものになっている。闇鍋ガチャとか正直微妙な点もあるが、よくできていて楽しめてます。

戦闘システムはセミオート＆スキル発動のみ手動(キャラ個別にオート設定のオン・オフ可)、ガチャはキャラではなく武器(当然のごとくキャラ専用武器あり)、キャラはスカウト制となっております。まぁつまりはキングスレイドです。高評価な点としては3Dキャラのモデリングおよびモーションの完成度の高さ。アクションゲームのようにバリバリと動いてくれます。これは素直にカッコ良い…のですが、裏を返すとそれ以外にちょっと褒めるところがないというか、なんと言うか。ガチャはキングオブ闇鍋だし、サブスク系含め課金額が軒並み高めに設定されています。ある程度のめり込めるまでは無課金、微課金で少し様子を見たほうが無難かも？翻訳はとりあえず及第点レベルですが、画面効果などで突然ハングルが出てきたりなどローカライズも完全とは言えません。固有名詞もほぼ韓国風(原作ありきなので仕方ないですが)なので好みは分かれそう。バトル演出やキャラモーションのカッコ良さに惚れ込めるなら全然アリな完成度ですが、それ以外の骨組みに脆さを感じてしまう、そんなゲームでした。