Akindo

グラフィックがドット絵で昔のFFみたいなちびキャラとか最初の掴みは個人的にかなり好みでした。そしていざ実際に遊んでみると、ゲームシステムなんか割と冒険していてけっこう新しい感じのゲームでした。プレイヤーは商人となって土地を開拓していったり、RPGでお馴染みの職業である武闘家や戦士に盗賊などを雇ってモンスターなどを倒していく流れ。戦闘はワンパターンであまり楽しいものではないが、シミュレーションパートである島の開拓がなかなか面白かったですね。

ゲームコンセプトは面白く、敵と戦ったり、拠点となる島を繁栄させたりと、まったりちまちまとした楽しみ方ができます。気になった点としては、各島ごとに施設の研究や投資を行わなければならず、新たな島を解放したりキャラをゲットできたとしてもそれらを即時運用していくには圧倒的に資金が足りないこと。ドロップ素材も大量に必要なので、何度も戦闘を繰り返すことになる。ドロップアイテムは広告視聴で増やすことを前提としているためか一回あたりの個数が少なく、結局のところ、商人を主人公としたゲームのはずなのにひたすら戦闘を繰り返す作業ゲームっぽくなってしまっています。研究内容や投資に関しては全島で共通にするとか、キャラの成長はお金の投入だけでなく経験値でも多少は成長してくれるとか、もう少し序盤の作業感を軽減してくれるとありがたい。こういうゲームにこそ必要なオートバトル機能もなく、HPゲージの色が敵も味方も一緒なので視覚的にわかりにくいのも難点。広告除去に900円を越える課金が必要なのも、ゲーム性を考えると少し割高感があるかな。