Forgotten Hill: The Wardrobe(フォーゴットンヒル:ザ・ワードローブ)
FM-Studio
2D脱出ゲーム
基本プレイ無料
病に侵された兄が語る大勢の友だちの正体とは?不気味なワードローブをめぐるホラー脱出アドベンチャーダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
不気味な土地フォーゴットンヒルを舞台にしたホラー脱出アドベンチャー
「Forgotten Hill: The Wardrobe(フォーゴットンヒル:ザ・ワードローブ)」は、タイトルにあるフォーゴットンヒルという土地を舞台にしたホラー脱出ゲームシリーズ最新作。
シリーズと言っても基本的に毎回主人公は異なっている。今回の主人公は、新たな学校へ通うため、兄・ウェイロンと離れ離れになってしまった少年。
兄弟とも友人がおらず、お互いだけが心のよりどころという状態だったので、弟は兄のことを心配するが、兄から届いた手紙には「たくさんの友人ができた」との言葉。
手紙の内容をいぶかしんだ弟が事実を確認するため実家に戻ると、兄は病に侵され、部屋に隔離されていた…。
これまでのシリーズ同様、全編を覆う謎めいたストーリーと、不気味な雰囲気が魅力となっているぞ!
タップで探索し謎を解こう!アイテムの使用方法に注意
基本的には一般的な脱出ゲームと同様、画面をタップして館の中を探索し、謎を解くことでゲームが進んでいく。
アイテムを使用する場合は、使いたいアイテムをタップし装備した後に画面をタップすればOK。
なお、アイテム装備している場合、探索が行えなくなることに注意!
一般的な脱出ゲームは、アイテム装備中であっても同時に探索が行えるが、本作はそうではない。他の作品の感覚でプレイすると、アイテムがなかなか手に入らない…なんてことになってしまうので気をつけよう。
移動時に動画広告挿入!課金で広告オフも可能
本作では、場面移動を行うと、動画広告が挿入されることがある。
別画面への切り替え時ならまだしも、場面移動という点で若干うっとおしさを感じる人もいるかもしれない。筆者もそんな一人で、せっかくの雰囲気が壊れるように感じた。とはいえ、脱出ゲームは課金ポイントをつくるのが難しいゲームジャンルなので、致し方ないのかもしれない…。
ちなみに、若干どころではなくガチでうっとおしいと感じた場合、課金によって広告をオフにすることができるぞ。
「Forgotten Hill: The Wardrobe」の魅力はシリーズ伝統の謎と不気味さ
本作はホラーといっても、いわゆる「ホラー的な怖さ」を持った作品ではない。怖いというよりは不気味。そして、正体不明の謎めいた雰囲気が本作の魅力となっている。
これは「Forgotten Hill」というシリーズすべてに共通する伝統的な魅力。
しかも、伝統的ではありながら、マンネリには陥っていない。毎回異なるタイプの不気味さと謎を体験させてくれるのが本シリーズの凄いところなのだ。
友だちはワードローブの中!?不気味さの真骨頂
たくさんの友人がいると言いながらも、実は病気で、部屋に隔離されていた兄。…この冒頭からして既に、何か不穏な空気が漂っている。
さらにゲームを始めていくつかの謎を解くと、兄との会話から、そのたくさんの友人たちは、今も家の中にいると判明。
その具体的な場所とは、ワードローブ。タイトルにもある、ワードローブの中にたくさんの友人がいるという。
筆者はプレイ中この場面で、ゾゾーって鳥肌が立った。なんとも居心地が悪く、気持ちの悪い雰囲気。でもこれこそが「Forgotten Hill」なんだなあ。
友だちは何者!?正体がわからない不気味さ
その後さらに謎を解くことで、ワードローブの中に入ることができる。
そこには、「たくさんの友達」と呼ばれていた存在が実際にいたものの…何者かがわからない。この、「正体がわからない」というのが特に不気味さを感じさせる。
ホラーのクリーチャーって、ゾンビだとか幽霊だとかって正体が判明すると、どう対処すればいいのかわかるから不気味さも怖さも半減してしまう。
けど本作のクリーチャーは、毎回毎回何者かマジでわからないので、毎回毎回新鮮に不気味なんだよね。…だからついつい毎作プレイしてしまうぜ。
ゲームの流れ
兄と弟、孤立してはいたが、お互いの存在があるから孤独を感じてはいなかった。しかし弟の成長が二人の関係を引き裂いてしまう。
弟は学校で順応しはじめたころ、兄も手紙上では友達を作り楽しくやっているようだった。しかし、実際は病に侵され、隔離されているという。どちらが正しいのか…?
タイトル画面で「PLAY」をタップすると、オープニングに続いてゲームがスタートする。まずは様々な場所をくまなくタップ。
何がタップに反応するか、一通り調べよう。謎を解くのは新たな情報が出なくなってからでOK。
いくつかの謎を解き明かし、ついに兄・ウェイロンと対面!ベッドに腰かけており、病気なのだという。だとすると大勢の友だちというのはウソなのか…?
しかしウェイロンは、大勢の友だちも実際存在すると告げる。しかもこの家の、ワードローブの中に…!
かなり手の込んだパズルも登場。これは宝石を動かしてゴール地点まで誘導するパズル。
宝石は一度動かすと、障害物にぶつかるまで止まらない。また、ドクロマークのブロックにぶつかるとそこでミスとなってしまうぞ。
ついにワードロープが開いた!これは…異次元空間なのか?どこか別の場所に繋がっているようだ。
しかもなんか肉塊のようなものが見えていて、どう考えても楽しそうな空間じゃない。でも、兄を助けるためにはこの中に入らないと…!
「Forgotten Hill: The Wardrobe」の攻略のコツは紙のメモをとること
本作のような脱出ゲームは、基本的にメモを取りながらプレイすることで難易度を引き下げることができる。
メモはスマホにとっても構わないけど、アプリを切り替えるのが面倒だし、切り替え中にホラーの雰囲気が台無しになっちゃうので紙のメモがオススメ。
紙のメモを取るのは面倒だけど、ゲームが驚くほどスムーズに進められるぞ。
メモを取るべきポイント!ピアノとスライドパズル
本作はシリーズの中でもとりわけ、メモを取ること前提に謎が作られているように思う。
特にメモを取った方がいいのは、ピアノの鍵盤のどれを押すべきかという手がかりや、六角形や三角形の石をスライドさせる宝石箱のパズルなど。
これらの謎は、謎そのものはそこまで難易度が高いわけじゃない。けど、覚えることが多いので、メモを取らないと結構手間がかかるぞ。
言葉を使った謎も登場!問題はどんなものか?
また、これまでのシリーズでは、純粋に言葉で出題される謎というのはあまりなかった。けど、本作は言葉で提示される謎が序盤から登場する。
本作は日本語対応していないため、これについては翻訳しないと解くことができない。なので、問題の内容を書いておこう。
兄・ウェイロンに薬を取ってきた後表示されるメッセージで、次のような内容になっている。
『ビーバーは2つの金貨と4つの銀貨を持っていた。ビーバーは銀貨をキツネに渡し、キツネはビーバーの銀貨の2倍を手に入れた。キツネはコインの半分をネコにあげた。それで彼らは同じ量のコインを手に入れた。ビーバーは何も持っていない七面鳥に金貨を渡しました。それから彼はすべての銀貨を失った。ビーバー、キツネ、七面鳥、ネコ』