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※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。
「サービス終了」に抗う物語。おまえの皿は何色だ〜
「カッパクエスト ライバルズ」は愛あるパロディに満ちたアクションRPG。
魔王に勝利した勇者かっぱ。平和が戻ったかに見えた矢先、RPGのサービス終了が決定し…新たなる戦いの幕が上がるのであった。
過去から未来の果てまで、クロノがトリガーしてクロスする壮大な物語に酔いしれよう。
レトロゲームやアニメ・漫画へのオマージュ溢れるストーリーが燃える個人開発RPGが進化して続編登場!全カッパならぬ、全オレが泣いた。
自由度の高いドット絵のRPG
いわゆる「UNDERTALE」ライクな、弾幕シューティング風バトルのアクションRPG。
育成方法は自由度が高く、金の稼ぎ方もステータスの上げ方、スキルの覚え方の順番も自由。
街や冒険先、カジノや闘技場で稼ぎ、修行で鍛え、30人以上の仲間を集めよう。獲得するスキルや育成方法、仲間によってだいぶ展開が変わってくるぞ。
「かっぱクエスト ライバルズ」の特徴はインディーゲームゆえの「何でもアリ」な溢れる愛
格闘アクションのようだった前作「かっぱクエスト」から、ゲームシステムが一新された新作。悪ノリも相変わらずだ!
このゲームは決して、大手じゃ絶対できなさそうなパロディを連発してる「から」面白いというわけではない。
遊んでいるうちに「この育成方法がお得!」「あのキャラが仲間になった!」と、手探りでゲームの仕組みを探っていく過程が面白いのだ。
ここで攻略する自由度の高さが活きてくる。レベルが低くても、弾幕シューティングの避けテクがあれば勝てなくもない。
数時間でエンディングにたどり着いてしまうが、素晴らしい物語に出会えたと心の底から思えたヨ。
パロディだけで終わらない熱い物語
本作は「ドラゴンクエスト ライバルズ」のサービス終了が悲しくて作られたゲームだという。
確かにドラクエをはじめとした、様々なゲームや時事ネタの愛溢れるパロディを散りばめている。
「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「ウマ娘」…。作者とうまい酒が飲めそうだな…。黄桜かな。カッパだし。
だが、スマートフォンゲームのサービス終了を題材にした物語は、終盤で予想外の熱い展開を迎える。そんなんアリーナ!?
ネタバレしちゃうので多くは書けないが、チープなドット絵だからこそ燃える演出がたまらん。
インディーゲームならではの「なんでもアリ」な大技の連続が豪快に気持ちいい作品だ。
ゲームの流れ
さてどうするか!はたらく→金を稼げる。しゅぎょう→ステータスアップ。
冒険→敵とバトルしたり宝箱みつけたり。町→様々なイベントや買い物。裏通りもアリ。
金を稼いだらスキルを覚えるのを忘れないでね!
全滅すると半減だからね。あ、でも全滅して仲間になる人もいたような。
仲間になった!このいちいちセリフがはい いいえじゃないところがいいんだよね。
なんというかこの人のセリフまわしには、神・河津秋敏の遺伝子を感じるんだよ。
ドラクエの歴史をなぞるようなパロディ。まさに過ぎ去りし時を求めて。
あと、個人的に大好きだった「異世界に生きる」みたいな、ローグライクゲーのニュアンスも感じて好きでした。死んでもステータスそのままなのは優しすぎかもしれんね。
こんな超グレーでチープなドット絵に、なんでこんなに感動しちゃうんだろうなあ。
あとBGMの使い方もよかった。魔王魂よ永遠に!!
「かっぱクエスト ライバルズ」の序盤攻略のコツ
ボスに負けたらまた規定の日まで鍛えよう。
魔力を上げれば回復量と「メラゾマ」の火力がクソ上がるため、運がよければボスのワンターンキルも可能だ。これヒントね。
しかし、それだけじゃ本作の面白さは味わえない。町をうろついたり冒険してすべてのモンスターや敵キャラを仲間にしよう。攻撃力もあがっていくし。
弾幕の避け方はある程度覚えるのと、スキルで初撃を防げるものがあるので優先的に取得するといいかも。
(真の)エンディングまで泣くんじゃない
本作は数時間でクリアできると思う。だが、真のエンディングにもたどり着いてほしい。
仲間を全員揃えるとかすべてのイベントをこなすんじゃなく、もっと違うところにある。
そのヒントは…もっとも危険な「ガハラ戦場」(化物語か!)の奥地に待ち受けるものが教えてくれる。壁を破壊しよう。おれ、本当にこのゲームに出会えてよかったよ。