和階堂真の事件簿2 - 隠し神の森

隔離された山村で起きた神隠し事件の真相は？

「和階堂真の事件簿2 – 隠し神の森」は叙情的な雰囲気がたまらないドット絵の推理アドベンチャー。

田舎で起こった殺人事件。神か祟りか。集落で起きた「神隠し」事件に和階堂真が挑む！

渋いドット絵で描かれたハードボイルド推理アドベンチャー、和階堂真の事件簿シリーズ第二弾が登場。数時間で終わるボリュームもまた良し！

このAndroidアプリを

ダウンロード

このiPhoneアプリを

ダウンロード

前作より進化した探偵アドベンチャー

刑事「和階堂真」となり、ポイント＆クリック形式で物語を進めながら事件の謎に迫る推理ゲーム。

「情報」を集めてセットすると、今までになかった選択肢が表示され、真相に近づけるようになっていく。

「誰に話したか」がアイコンで表示されるようになり、前作になかったヒント機能も実装されたことでかなり遊びやすくなった。

「和階堂真の事件簿2 – 隠し神の森」の特徴は雰囲気バツグンのドット絵とBGM

雰囲気の良いドット絵グラフィックとBGMは相変わらず健在。どこか懐かしいノスタルジックな世界観を彩ってくれる。

そしてこの世界観、大好物だ。閉ざされた集落の古い因習…神隠し。横溝正史の伝記小説っぽい雰囲気に心惹かれるゥ！

また、総当たりだけじゃなく、証言や物証から情報を引き出し、セットして新たな情報を聞き出すシステムもユニーク。

ほどよく終わる短編小説的なボリューム

集めた情報を当てはめる推理パート（ミスると動画広告…笑）も適度な緊張感があり、今回はヒント機能も実装し詰むこともなくなった。

数時間でクリアできるボリューム感もよし。終わりのあるゲームが好きなんだ、僕は。

ゲームの流れ

主人公「和階堂真」の回想からはじまる冒頭。

この演出も渋くていいんだよな〜。ハードボイルドだねい。

 

演出面も決してチープではなく、モノトーンだからこそ迷うことなくオブジェを調べられる。

色を減らしているからこそ死体の鮮血が映える。流石の一言だわ。

 

このチュートリアル的な序章を終えてからのタイトルバック！

この演出に痺れるゥ！憧れるゥ！

 

いろんな場所を往復し、真実に迫っていこう。

情報をセットして場所を移動すると新たな展開が発生することも。

 

煙草をふかす演出とかもいいんだよなー。総じて昭和の匂いがするというか…。

探偵神宮寺三郎シリーズなどが好きな人にはたまらんのではないかね。僕はもちろん、だいすき！

「和階堂真の事件簿2 – 隠し神の森」の序盤攻略のコツ

基本的にはすべての人に総当りで話しかけていけばOK。新しい情報を手に入れたらセットし、誰に話せばいいかをアイコンで確認していけばいい。

ただ、人物だけじゃなく訪れる場所も、セットした情報によって変化することもある。ある程度は自分で情報をまとめておいたほうがいい。

本作に興味を持ったら第一弾である「和階堂真の事件簿 – 処刑人の楔」もチェックしてくれい。

行き詰まった時は広告を見ることでヒントを得られる新機能を活用しよう

ヒント機能を使うとき、探偵料として動画広告が流れるが、これを使えばおそらく誰でもエンディングにたどり着けるだろう。

完全に余談だが、探偵事務所のおねえさんの挨拶メッセージ、パターンがバリエーション豊富なのが面白い。

なお、タイトル画面から120円以上の投げ銭をすると、広告がオフにできるうえにサウンドモードが解放される。僕はしたよ。愛だからね。