アビスリウムワールド

世界観はリアルとファンタジーの中間辺りで良い塩梅。とはいえ海の生態に詳しい訳ではないので本当にリアルなのかどうかはよくわかりませんが、各々の魚たちはなかなか味のある動きを見せてくれます。単なる環境ソフトではなく、それぞれの要素がゲームとしてしっかりと成立している辺りはさすが人気シリーズの最新作といったところですね。自分は魚を鑑賞して癒されるという感覚を持ち合わせていないヤサグレなのでプレイしても癒しを得ることは出来ませんでしたが、なんだかんだポチポチと画面を触っていたらいつの間にか時間が経つのも忘れて遊んでました。自分で思っているほどじつはヤサグレてないのかもしれません。まぁそんなことはどうでもいいですが、気になったのは操作性と画面のゴチャゴチャ感。視点を操作しようとして意図せず魚やオブジェクトをタップしてしまうことがしばしば。魚たちをじっくり鑑賞しようにも、吹き出しで表示されたアイコンやら生産完了までの残り時間やらの「いかにもゲーム的な」情報があちこちに表示されていてちょっと興ざめ。

前作が大人気だったアクアリウムシミュレーションゲームの続編です。自分は前作を遊んだことがあったけどけっこう前なので今作との詳しい違いなどはグラフィックがパワーアップしたりUIが変わったりくらいしかわからなかったけど生き物も増えてるみたいですね。このゲームは水槽というか、もっと規模の高いもので自分だけの海底を作るという感じで色々な生き物やデコレーションを配置して鑑賞するゲームです。眺めるのが好きだとか癒されたいとかそういう人に向いているし近頃のアクションゲームとか周回ソシャゲに疲れた人には合うんじゃないか、と思います。魚たちの動きもワンパターンではなくけっこうリアルに動いてくれるしサンゴ礁なども色々な種類があって癒される。ガッツリやれるゲームではないのでたまに触る程度のコツコツしていく感じがサブゲーに向いていると思う。

このげーむあぷりは、すごく面白くプレイすることができたゲームだなと毎回思います。その理由はいくつかあります。まず一つ目に、すごくグラフィックがいいということです。特に動物（特に魚）がすごく可愛くて、見てて癒されました。しかし、たまに、そこまで有名ではない動物などは、角ばっていたりしたので、ちゃんと制作して欲しいなと思いました。また、動物を育てて、大きくなっていく様子も観察することができて、すごく夢中になって遊ぶことができました。