返校 Detention
赤燭遊戲
ホラーアドベンチャーゲーム
基本プレイ無料
60年代の台湾の学校を舞台としたシナリオ重視の2DホラーADV!独特の雰囲気と最高の恐怖演出を!ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
2Dグラフィックで、じわじわと迫る恐怖と濃厚なストーリーが楽しめる台湾文化系ホラーADV!
「返校 Detention」は、2017年1月にSteam(PC)で配信され人気を博し、Switchにも移植された2Dホラーアドベンチャーのスマホアプリ版。
60年代の台湾の学校を舞台に巻き起こるホラーストーリーで、日本とも中国とも似て非なる独特の文化を感じるコトができる。
2Dグラフィックが雰囲気を盛り上げ、恐怖演出も秀逸なのでホラーファンも満足できるタイトルだろう。
PSの「トワイライトシンドローム」のようにマップを探索して、学校や自分に隠された謎を解き明かしていくコトとなるぞ。
BGMにも定評のある作品なので、是非ともヘッドフォンを装着して存分に堪能してもらいたい!
※Android版は序盤を無料でプレイ可能で、本編は480円の課金が必要です。iOS版は買い切り480円です。
手掛かりを元に、先へ進む謎解きホラー!
画面の左右をタップするコトでキャラクターを移動させ、マップ上に表示される各種イベントアイコンをタップするコトでイベントを実行できる。
アイテムを手に入れ、ヒントとなる情報をメモしつつ、物語の真相に迫っていこう。
ちなみに学校内には霊が徘徊しており、発見されると攻撃されてしまうぞ。
画面を二本の指でタップすると息を止める動作になる。息を止めている間、霊はこちらを発見できなくなるが、動きが遅くなる上に長時間は息を止めていられない。
上手く霊たちをやり過ごしながら、校内の探索をしていくんだ。
祭壇でセーブ、ヒントは手帳への書き込み!雰囲気を崩さないシステム面
赤く光る「祭壇」は不気味に見えるが、これがセーブポイントで随所に設置されているぞ。
怖い見た目なのに安心できる空間という、ホラーならではの演出が何とも言えない。
進行のためのヒントや操作的な説明も、手帳に紙片を挟みつつ説明文が手書きのように表示されるといった徹底した「雰囲気づくり」が心憎い。
UIなども控え目なので、世界観にどっぷりとハマるコト間違いなしだ。
「返校 Detention」の魅力は、上質でエグい2D演出と惹き込まれる世界観や文化
2Dグラフィックでの表現が巧みで、ホラー演出としてかなり上質な見せ方をしてくれている。
この不気味さは2Dだからこそだと、プレイすると実感できるはず。
また、上図のような操作誘導は理解しやすく、その分エグさも最上級。何をさせようとしているのかは、プレイしてのお楽しみ。
かなりヤバ目の表現も多いので、この手のホラー・スプラッタが苦手な人は注意してほしい!
古い台湾の文化や、独特の世界観に惹き込まれる!
息を止めるコトで霊をやり過ごすというのは、雰囲気的には中国圏のキョンシーなどのイメージもあるが台湾の古くからの伝承らしい。
お札や儀式的な祭壇など、独特の世界観は日本人的にも結構共感できる部分もあり、更に世界共通の「戦争」という時代背景も相まってけっこう心に刺さるものがある。
そこに印象的なBGMが加わり、物語にかなりの深みを与えてくれているのがポイント。
観て聴いて、惹き込まれてみよう!
二転三転するストーリー!先が読めない展開の連続!
ここで少々ネタバレを含む説明をしておこう。少しのネタバレも嫌な場合は飛ばして読んでね。
本作は物語が二転三転して、先が読めない展開がてんこ盛りだ。
そんな中でも、最初に驚かされるのは序章に操作する少年が「主人公ではない」というのは、ありがちだがやはり良い展開だった。
更に、何故学校が霊の彷徨う廃墟のようになってしまっているのか?主人公がどういった存在なのか?など、解き明かされた時の衝撃はかなりのモノ。
怖いけど、結末が気になってしょうがなくなる!これは、プレイしておかないと損するレベル!
ゲームの流れ
授業中に居眠りするウェイくん。
この後、とんでもない展開が彼を待ち受けている。
目覚めた彼は、無人の校内を彷徨い出口を目指す。
操作の基本は、イベントアイコンを探してアイテムや、ヒントとなるメモを集めていくコト。
そして、彼は少女「レイ」と出会う。
彼女もまた奇妙なところで「居眠り(Detention)」していた。
唯一の帰り道を失い、学校へ閉じ込められた二人。
いったい何が起こっているのか・・・。
そして、まさかの展開が!
この先どうなってしまうのか、物語がどこへ向かうのかは、キミの手・キミの目で確かめてほしい!
「返校 Detention」の序盤攻略のコツ
霊をやり過ごすには、発見されていない状態で息を止めて通り過ぎるというモノ。
だが、霊は動いているのですれ違うのが難しい場合もある。そこで、「一膳飯」を床に置いて霊を動かなくしてからすれ違ってみよう。
「一膳飯」は一度使うと無くなってしまうが、保健室に戻れば何度でも(持てるのは1個のみ)取るコトができるぞ。
お守り代わりに、常に飯を持ち歩く癖をつけておけ。
ヒントを見逃さないように歩こう!
まずマップは隅々まで歩いてみるのが基本中の基本。
けっこう画面が薄暗いコトも相まって、イベントアイコンを見落としやすいので注意してみていこう。
特に一度立ち寄ったところも、微妙に変化している場合もあり、繰り返しすべてのイベントアイコンをチェックする必要がある。
手に入れたメモや手掛かりをアイテムと組み合わせて、どこに何を使ったらいいか連想するコトが重要だ。