ポピープレータイムチャプタースリー

ポピープレータイムチャプタースリー

パブリッシャー Mob Entertainment

ジャンル アクションパズル

価格 Android:740円 iOS:700円

新キャラ登場で恐怖と狂気が増幅!日本語にも対応!マジックハンド的ギミックで探索を行うホラー第3弾

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ポピープレータイムチャプタースリーのレビュー画像

2作目のラストから直接繋がる続編が登場!しかも本作は日本語対応。

マジックハンド的ギミックを駆使して探索するホラーアクションアドベンチャー第3弾

「ポピープレータイムチャプタースリー」は、マジックハンドつきバックパック「グラブパック」を駆使して探索するホラーアクションアドベンチャー。

前作「Poppy Playtime Chapter 2(ポピープレイタイム・チャプター2)」直接的な続編となっており、マップはおもちゃ工場だった建物の地下にある孤児院まで拡大。

新キャラクターも追加されており、脅威として立ちはだかるのは子どもに悪夢を見せるとして発売中止になったオモチャ、ナップキャット

さらに日本語音声・日本語字幕にも対応しているため、ストーリーをパーフェクトに楽しめるのがうれしい!ポピープレータイムの世界観をバッチリ堪能できる一作となっているぞ。

マジックハンドで探索!ギミックを乗り越え先を目指せ

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ステージギミックはアクションが要求されるものとパズル的なものの2種類。

本作は基本的に、先へ先へとマップを進んでいけばOK

プレイヤーの前にたちはだかるのはパズルアクションの2つ。いずれもマジックハンド「グラブパック」を使うことで乗り越えていく。

たとえばパズルで代表的なものは、グラブパックを使って電流を流すというもの。右手で電源を触りつつ、左手でスイッチを触る。そのためにはどう移動すればいいか…といったかたちで解決する。

一方アクションは、グラブパックを使って遠くのギミックを掴み、足場を引き寄せたり、自分自身を移動させたりといったかたちで乗り越えていくぞ。

遊びやすさバツグン!でも前作から始めた方がイイ?

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日本語化されているが、1作目と2作目を知らないと、理解が難しいかも…。

本作はiOS版が700円、Android版が740円という有料のアプリ。それ以上追加でお金が発生することはないぞ。

ゲーム内容的にはシリーズ中もっともよくできており、日本語化もされているため、お金を出す価値は十分ある

ただ、シリーズの途中からはじまるかたちになるため、本作から始めるとストーリーが意味不明なものになってしまうだろう。また、登場する謎やアクションも前作までの内容を踏まえたものになっているため、やや難易度が高く感じるかもしれない

こうしたことを踏まえると、本作に興味を持った場合、遠回りでも一作目からプレイした方がイイだろう。

ただちょっと残念なことに、2024年11月28日現在、iOS版の「Poppy Playtime Chapter 1(ポピープレイタイム・チャプター1)」、「Poppy Playtime Chapter 2(ポピープレイタイム・チャプター2)」は日本語に対応していない

しかしながら、PC版のチャプター1は日本語字幕&音声に対応させたアップデートが配信開始した。これは筆者の憶測だが、おそらくスマートフォン版も対応するのではないかと考えられる。この前提に立つのであれば、日本語対応を待ってから一気にプレイする…というのが現実的かもしれない。

「ポピープレータイムチャプタースリー」の魅力はその世界観にアリ!

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最近はグッズ化されることも多くなってきたハギーワギー。存在感が高まっている。

筆者は以前から「ポピーザプレータイム」のTシャツを着て専門学校で講義をすることがあるのだが、最近は学生から「ハギーワギーのTシャツあるんですね!」と声を掛けられることが増えた。多分、プレイ実況動画などを通じて「ポピーザプレータイム」の認知度が高まってきているのだろう。

本作は、「グラブパック」を使ったパズル性やアクション性といったゲーム的魅力を持っている。ただ、それ以上にハギーワギーやマミーロングレッグスといったキャラクターや世界観が強力な魅力になっていると思う。

とりわけ、本作で活躍するナップキャットはメチャクチャ魅力的だ!

ブラックユーモアが怖おもしろい!ナップキャット

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ブラックユーモアの詰まった冒頭アニメ。ナップキャットが怖い。

子どもたちから愛されるキュートなオモチャなのに、怖い。このコンセプトは、チャプター1から登場しているハギーワギーがすでに体現している。

しかし、ナップキャットはハギーワギー以上。単に怖いだけでなく、ブラックユーモアとしての完成度が高い

完成度の高さをいきなり感じさせてくれるのが、冒頭のアニメ。一見、子供向けのキュートなアニメのように見えるが、ナップキャットが登場した瞬間、狂気と恐怖が溢れ出す。このクレイジーさ、悪意を込めたパロディ感は、ハギーワギーにはない。

ナップキャットを購入した子どもたちが悪夢を見るようになった…とゲーム内で告げられるが、そりゃあそうだろうよ!

祝・日本語対応!世界観を100%堪能できる

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ゲーム進行に直接影響のない小ネタや周辺設定も、日本語なのでバッチリ理解できる!

ハギーワギーやマミーロングレッグス、ナップキャットといったキャラクター&世界観を味わう上で見逃せないのが、日本語対応

英語の場合、ストーリーやセリフをある程度理解できたとしても、キャラクターの性格や感情といった微妙なニュアンスまではわからないことが多い。

というのも、単語の持つニュアンスは、その国の文化に繋がっているから。英語は分かっても、英語圏の文化が分からなければ、ニュアンスまでは分からない…。

だからこそ、今作の日本語対応はありがたい!日本語化されることでセリフの微妙なニュアンスが掴めるようになったので、本作のキャラクターたちのセリフが本当の意味で理解できる!キャラクターや世界観を余すところなく楽しめるようになったのだ。

はやく、チャプター1やチャプター2も日本語対応してほしい…。

ゲームの流れ

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ナップキャットの姿が描かれたタイトル画面。めちゃくちゃ威圧感がある…。

そしてなんと、画面に表示されている文字が日本語!本作はバッチリ日本語対応している。しかも音声まで。

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まずは「スマイリングクリッターズ」という、擬人化動物たちを描いたアニメが描かれる。眠れないと告げる動物たちの元に、ナップキャットが登場。

ナップキャットが赤い煙のようなものを吐くと、動物たちのテンションが変化。狂気に包まれていく…。

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ムービーが終わって、ゲームパートへ。周囲が崩壊した状況にあり、急いで逃げ道を探すことが求められる。

時間の余裕がないので、急いで逃げ道を探そう。

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プレイヤーの武器は、マジックハンドのような道具「グラブパック」。たとえばこの状況は、一見足場がなく、先へ進むことができないように見える。

しかし「グラブパック」を使えば、遠くにあるものを引き寄せることが可能。足場として使えそうなものを引き寄せよう。

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「グラブパック」はものを押すことができるほか、電気を通したり、帯電したりといった特性を持っている。

状況によっては「グラブパック」の性質を活かした謎解きが求められるぞ。

「ポピープレータイムチャプタースリー」の序盤攻略のコツはとりあえず急ぐこと

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スタート直後、目の前に見えるパイプは正しいルートじゃない。左へ急ごう。

本作の序盤攻略のコツは、とにかく急ぐこと。スタート地点でそのままじっとしているとゲームオーバーになってしまう。

スタート地点左に、飛び乗ることが可能な段差があるので、急いで飛び乗ろう。飛び乗った後は、そのまま脇道へ!

アクションが続く!タイミングよくジャンプ

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どんなタイミングで足場が動くかまず観察!動きを見極めたら急いで渡ろう。

脇道に入ったら、天井にある取っ手へ「グラブパック」を射出。

タップで射出後、画面をタッチし続けると射出した手の方へ自分の身体を移動できるぞ。これを利用して天井へ移動し、高所の足場へ飛び移ろう。

この後は、上下に動く足場を飛び移るというアクションが連続する。一旦足場の動くタイミングを観察し、タイミングを見極めたら慌てず急いでジャンプを繰り返し、一気に足場を渡り切ろう

じっくり探そう!バッテリー

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2つ目のバッテリーがあるのはココ。ちょっと気づきにくい場所にある。

上下に動く足場を超えると、アクションから謎解きへゲーム性が変化する。ドアを開けるために、バッテリーを探しだそう。

探し出すバッテリーは2つ。1つめは目立つ場所にあるので見つかりやすいが、2つめがなかなか見つからないかもしれない。

2つめのバッテリーは、部屋の隅にある棚の中にあるぞ。じっくり探してみよう。