ステート・オブ・サバイバル

ゾンビが猛威を振るう終末世界で協力して生存を目指していくストラテジー系のシミュレーションゲーム。ファンタジー色はほとんどなくあまり現実離れしているキャラや設定がないのがリアリティあるしリリース前の宣伝でそれなりに期待していました。やってみて思ったのが建国要素がけっこう強くて、あまり好みではないジャンルだったが、やっていくうちにアニメーションムービーやグラフィックなどクオリティ高いし、システムもそんなに複雑なじゃなく、理解していくうちに楽しくなってきた。所々ロードとか重かったり落ちたりするし全体的にテンポ悪いのが残念だが楽しめてる。

日本版の事前CMのインパクトが強かったため誤解している方もおられるかもしれませんが、ゲーム性は建国系戦争ゲームです。とはいえ、しっかりとしたストーリーやタワーディフェンスライクなバトルモードをはじめ、ゾンビを駆逐して安全な生活エリアを拡大していくというチマチマとした楽しみ方もでき、序盤はソロプレイでもそれなりに時間が溶けます。ただ現実問題として、三日間の初心者シールドが剥がれた後は同盟加入がほぼ必須レベルになると思われるため、群れ集うのが嫌いな方はご注意を。本拠地レベルが7に達するとガチャが解禁されますが、欠片＆アイテム込みの闇鍋方式なので、無課金・微課金だと戦力強化に時間がかかりそう。ただ、ガチガチの課金勢の同盟に加入しその庇護を受けることができれば無課金でも楽しめる可能性は十分にあるので、同盟選びが非常に重要なポイントになりそう。気の合う仲間と同盟に入ってワイワイガヤガヤと楽しめる人が勝ち。ストーリー上の図式は人間VSゾンビですが、ゲーム性はあくまで人間VS人間。ゾンビなんかより人間のほうがよっぽど怖いってことですね。