Donut County
Annapurna Interactive
パズルゲーム
iOS:610円
「Hole.io」の元ネタ(?)はセンス抜群!穴を操作し街を飲み込む、パステルワンダーなパズルアドベンチャーダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
すべてを飲み込む「穴」を操作するパズルアクション
Donut Countyは大穴を操作し、街やキャラ、すべてを飲み込んでいく、キャラクター・ストーリー・爽快感、すべてに光るセンスを感じるパズルアクション。
パステルカラーのビジュアル、かわいくも鬼畜なキャラクター達、強烈なストーリー展開や図鑑、随所に遊び心に満ちた演出を楽しめる。
すべてを飲み込む爽快感とストーリー演出
穴を操作し、フィールド上にあるものをどんどん飲み込んでいく。すべてのものを飲み込めば、ステージクリアーとなる。様々なギミックが待ち受けている。
開発には6年の歳月を費やしたという。600円の価格に見合ったオリジナリティと作り込みだ。ワンダーなゲーム体験をもたらすだろう。
Donut Countyの特徴は爽快感と演出に宿るセンスの数々
ヒット作「Hole.io」に「自らのゲームのアイデアを盗んだ」と物言いをつけたことでも、コアゲーマーの間で話題になっていた本作だが、演出面は圧勝だと言えるだろう。
「大穴を動かし、街を飲み込んでいく」というアイデアを先に越された形になるが、本作は爽快感だけじゃなく、演出面やパズル的な謎解き要素、BGMやグラフィックなどの抜群のポップセンス、何よりストーリー描写の凝りようはこちらが断然上だ。
ストーリーと遊び心に満ちた「仕掛け」の数々
このグラフィックで「マザー2」をリメイクしてくれんかなー、そう思わせるようなポップなグラフィックやサウンドに一目惚れだ。
そしてストーリー。鬼畜なアライグマ、BKと少女のやりとりが面白い。いっぱしのアドベンチャーのごとき演出が満たしていく。ファンキーな日本語訳も含めて破壊力抜群だ。もちろん、街を破壊していく爽快感や演出はいわずもがな。
ゲームの流れ
タッチ操作で穴を操作していろいろなものを飲み込むとゲームクリア。
だいたい順番や飲み込む角度など、ちょっとした工夫でクリアできるようになっている。操作性は良好。
難しい操作やシビアなアクションが要求されることはない。
穴から発生する熱気で気球を破壊したりと吸い込むだけじゃないギミックも実装。
誰かが言っていた。図鑑があるのは良いゲームの証拠だと。
遊びココロに満ちた図鑑がコレクター精神を満たしてくれるのだ。
ステージとステージの合間に挿入されるストーリー。
変なアプリ使って穴を開けたやつ…は誰なんだろうね。メタですね。メタ。
様々なステージと面白いやりとりが待っている。
Hole.ioをプレイした人にもオススメしたい。別ゲーであることはもちろんわかったうえで。
Donut County攻略のコツ
ぶっちゃけ、難易度は難しくない。誰でも詰むことなく、エンディングまでたどり着けるだろう。
穴をひろげるために順番を工夫したり、謎解きを要求されることもあるが、難しい動作やタイミングアクションを要求されはしない。物語と演出を楽しもう。
高い完成度を楽しもう
とはいえ「塊魂」や「Hole.io」のように、対戦できなかったり、破壊衝動や爽快感だけを満たせないのは、ほんの少しだけ不満ではある。
アップグレードでそんなモードが追加されないかな、などと妄想している。エンディングも仕掛けがあって楽しいのでそれまでは泣くんじゃない。