鉄腕アトム : ブリックブレーカー(Mighty Atom : Brick Breaker)
FUNPLE STREAM CORP
ブロック崩し
アトム、出撃だ!手塚治虫の名作「鉄腕アトム」を題材にしたブロック崩しダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。
「鉄腕アトム」のブロック崩しが世界同時リリース
鉄腕アトム : ブリックブレーカー(Mighty Atom : Brick Breaker)は、漫画家、手塚治虫の名作「鉄腕アトム」を題材にしたブロック崩し。
アトムは地球の文明破壊を企む「ブリック博士」の野望を阻止すべく、終わりなきブロック崩しへの道を歩んでいくのだった…。
十万馬力だ 鉄腕アトム!地球のブロック化を阻止せよ!
あらすじはこんな感じだ。
かつて、もう一人の天才と呼ばれていたブリック博士(原作には登場しない)、彼は研究の途中で発見したブロック粒子の魅力にはまり、地球ブロック化計画を立てる。
アトムはアイアンバーを移動させブロックを崩しつつ、地球ブロック化計画に立ち向かっていく。はたして、アトムはブリック博士の野望を阻止し、人類の文明を守ることができるのだろうか…?
ステージ数は400以上。
ゲームシステムはほぼ従来のブロック崩しを踏襲しているが多彩なアイテムが用意されており、指を話すとスローモーションになり誤操作を防げるのが特徴だ。
各ステージごとに、ブロックモンスターを退治したり、エナジーボールを獲得したり、ボスを退治するなど様々なイベントが用意されている。膨大なステージを走破し、地球を救おう。ラララ星の彼方。
ゲームの流れ
ステージは400以上もの大ボリューム。
アトムはブリック博士のブロック化を阻止するために戦う。アトムフォーピース。
ボールをアイアンバーで跳ね返らせ、ブロックを破壊していく。
各ステージの様々なミッションをクリアしていこう。
指を離すと、時間がゆっくりと流れるようになり、誤操作が起こりづらい。
そして様々なアイテムを使うことができる。アイテムは超手に入らないコインで購入する(ほぼ課金じゃないと無理)。
とはいえアイテムはふんだんに手に入る。
様々なアイテムを駆使してバカスカとブロックを消していこう。
もう少しアトムが登場したら、ステージにBGMが流れたら。
要望は多いが、逆にこれくらいプリミティブな方が、アジア圏にはウケる、のだろうか…?
鉄腕アトム: ブリックブレーカー攻略のコツ
操作方法は左右のフリックで移動、最初のショットは上下にスライドして角度を調節する。序盤のうちから、出射角を絞ったり上のブロックから崩すなど基本テクを抑えていこう。
基本的にはボール優先、貫通弾などのアイテムは次に優先、あまりにも集まらないコインはまあ余裕があったらでいいと思う。死にそうになったら指を離してスローにしよう。
鉄腕アトムの、そして手塚治虫のファンとして
本作は日本のみならず、韓国、台湾、アメリカなどを含むグローバル向けに展開されている。如何に手塚治虫や「鉄腕アトム」が世界的に知名度があるか伺い知れるだろう。
一つのジャンルとしての「ブロック崩し」。その面白さはもう40年近い歴史と人気を誇る。それを標榜するのは否定しようがないし、操作性も悪くはない。
ただ、スマホブロック崩しにはインフレ的に破壊の快楽に特化した「breaker」やターン制にすることにより戦略性をもったBBTANなど、今なお進化している作品も存在する。旧態依然としたアルカノイドで、群雄割拠、日進月歩を続けるスマホゲーム業界で、世界同時リリースしたところで、生き抜けるだろうか。などと老婆心を抱いてしまった。
そして、もう少し演出面をなんとかできなかっただろうか。自分はこのゲームに、手塚治虫のエッセンスを求めずにはいられない。
もしオープニングで「空をこえて ラララ 星のかなた」おなじみのメロディが聴こえてきたら、ウジウジと物言いをすることはなかったかもしれない。だいたい、なぜステージ中にBGMがないのだ…。
昔話をさせてくれ。ファミコン版の「鉄腕アトム」は、いかなる意味でも失敗作奇ゲーでしかなかった。
だが、ジェット噴射、お茶の水博士、ウランちゃんやヒゲオヤジが登場した、アクション・アドベンチャーと呼ぶべき作品だった。
逆に同時代につくられたファミコン版「火の鳥」は、ほぼ原作無視だが、良好な操作性とコナミ矩形波倶楽部による印象的なBGMは今でも鮮明に思い出せる。
そして何よりも、感動的なエンディングをもたらした。ラストダンジョンへの入り口見つけるの難しいけどな。
GBAのASTRO BOY・鉄腕アトム -アトムハートの秘密-はすごい。
手塚治虫の「スターシステム」のごとく、手塚作品のキャラクターが一堂に会する隠れた良作だ。アクション性も定評がある。
PS2の「どろろ」も未完の作品と格闘し、きちんと物語を完結させるという偉業を果たしている。
アクションゲームとしても良好で、原作の奇々怪々とした雰囲気も再現した。
FUNPLE STREAM CORP様へ。
まずは手塚治虫という偉大な才能をゲーム化してくれたことに感謝したい。この流れで彼の諸作品およびキャラクターが未来に受け継がれることを期待せずにはいられない。ありがとう。
でも、も〜少しクオリティにはこだわってほしかったカナ…。めんどいファンの長文失礼しました。