Evoland 2
Playdigious
名作RPGシリーズ
Android:850円 iOS:610円
名作たちへの愛。「ゲームの進化の歴史」を追体験できるRPG、圧倒的パワーアップした続編ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
名作ゲームの進化の歴史を追体験するアクションRPG
Evoland 2は、感動的なまでにレトロゲームへの愛が詰まったアクションRPG。
ゲームボーイのようなモノクロ2Dから、横スクロールアクション、あらゆるジャンルのゲームの進化の歴史を冒険していく。
RPGを超えゲームジャンルを横断する驚愕のゲームシステム
「ゼルダの伝説」や「聖剣伝説」のような、アクションRPGっぽく物語ははじまる。だが、タイムスリップすることに併せ(クロノトリガーのオマージュ!)、グラフィックはまるでファミコンのように変貌…。そしてジャンルを横断するゲームシステムに驚愕した。
突如、「マリオ」「悪魔城ドラキュラ」のような横スクロール探索アクションに変化する。果ては美麗ポリゴンの3D格闘にすらなる模様。オールドゲーマーの愛に応える一作だ。
懐かしい景色の連続で終わらない、斬新なマッシュアップ
「ダンボールに隠れて牢獄を脱出」、「帝国のコロシアムでモンスターと決闘」など、どこかで聞いたことがあるようなシーンの連続に、ゲーマーのノスタルジーは爆発する。だが、それだけではない。
懐かしいシーンをオマージュし、ツギハギしただけではない。今作はゲームのジャンルをも横断。時にアクション。時にパズル、と縦横無尽に変貌する。「1」に不足していたボリュームもあり、ストーリーもメタ要素をビシバシ感じてニヤリとさせられる。
Evoland 2の特徴は古今東西のゲームへ海より深い愛
驚くべき数のジャンルを、1つの作品の中に、融合させている。この言葉は誇張ではない。「NieR:Automata」よろしくシームレスにジャンルを横断するだけでなく、作者のゲーム愛(という名のオマージュ)をビシバシと感じる展開は「I wanna be the guy」(あれは版権の問題があったが…)のような、突き抜けたセンスを感じざるを得ない。
また、グラフィックや話題性ばかり注目されていた「1」に比べ、ボリュームも増え、ゲーム内容も大幅に進化し、更には日本語にも対応(カタコトだが)。完成度の高さは「1」をはるかに凌駕している。クリアまでは15-30時間かかる模様。
グラフィックだけじゃなく、ゲームジャンルまで横断する驚愕のシステム
勿論、アクションRPG部分のクオリティも高い。謎解の内容はシーンごとに使いまわしがなくユニークだ。
そして、2Dアクション、格ゲー、シューティング、ボンバーマン等…節操なくジャンルをまたいだゲームシステムは、ストーリーと見事に噛み合い、本作の魅力となっている。
魅力的なストーリーとキャラクター達
「題材の奇抜さ」「ゲームとしての面白さ」だけではない。タイムスリップする物語と、ゲーム内の絵柄が変貌する手腕は鮮やか。謎が多いストーリーも高揚感を煽り、どんどんゲームを進めたくなる。
登場キャラも魅力的であり、それぞれのスキルでゲーム攻略の強い味方になってくれるのも最高だ。町の住民など、NPCのセリフもユニーク。翻訳がカタコトなのはちょっともったいない。誰か改善してくれー!
ゲームの流れ
まずはoptionの項目から日本語へ設定を変更しておこう。
いやあこんな面白いゲームに出会えて嬉しいよ。
ゲームボーイのようなモノトーンの8bitグラフィックにてチュートリアルは行われる。
基本的には仮想パッドで左手で移動し、右手で攻撃や調べるファミコンスタイル。
記憶を失くした少年は心優しき少女フィナとの出会う。
彼女との時空を巡る冒険がはじまる。
完全にクロノトリガーリスペクトなワルドマップ。
このグラフィックがどう進化していくか楽しみで仕方がない。
釣りのミニゲームの後の一枚絵。完全にレイトン教授。
こうやって名作のシーンを噛みしめる経験、ゲーマーとして生きた人生を祝福された気持ちになる。大げさ?
グラフィックが古めかしくなってしまった世界の一幕。
ダンボールで兵士をやりすごす瞬間。ソリッドでスネークな男だぜ!
Evoland 2 攻略のコツ
ゲーマー向けだからか、本作の難易度は若干シビア。アクション部分では操作性もあってか、死にゲーのごとく、慣れるまで何度もゲームオーバーになるだろう。
だがコンティニューは無限。そして驚くほどスムーズに出来る。道中には頻繁にセーブポイントも用意されている。安心して死ねる。
仲間たちのスキルを使いこなす
序盤はバトルよりゼルダ風の謎解きで迷うことが多いかもしれない。仲間のスキルを使い分けることにより、いばらを切り裂いたり、ブロックを破壊できる。
序盤では8bitになってから木を切って転がして川を渡るところと、地下水道で鍵を集め、使うところがわかりづらいか。あー続きがやりたい。今すぐ。
よりみちした先には宝箱。コレクションアイテムを集めよう
前作に引き続き、道中にコレクションアイテムが隠されている。難しいダンジョンの怪しいところにはアイテムが隠されている。
どうやら取りこぼし要素も後々回収できるようだ。ゲーマーとしての勘とセンスを最大限に発揮させ、怪しいところを徹底サーチしよう。