Alchemica(アルケミカ)

Alchemica(アルケミカ)

パブリッシャー Crunchy Bit Games

ジャンル ダンジョンRPG

価格 基本プレイ無料

ソシャゲへのアンチテーゼ。レシピ×錬金術×フィールド探索でお店を経営する懐かしさMAXの完全無料アトリエ風RPG

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Alchemica レビュー

▲投げつけ方式のターン制コマンドバトル。

世界を救うのはもうやめた。全てのドットRPGファンへ――

Alchemica(アルケミカ)イメージ

『Alchemica -Crafting RPG-(アルケミカ)』は、海外の兄弟クリエイター2人により制作されたインディーズRPG。

錬金術使いの少女「シャーロット」。腕前は半人前だが、故郷の田舎町で自分の店を持てることが決定。期待に胸を高鳴らせていたが……。

スーファミやGBA時代の「MOTHER3」「牧場物語」といったファンタジー作を彷彿とさせるドット絵が素晴らしく、課金要素も一切ナシ!

非力な主人公による「アトリエ」系っぽいコンセプトと、遊び込めるゲーム性を持ち合わせ、無料なのが申し訳ないぐらい面白い掘り出しモノだ!!

人情あり苦労あり冒険ありのフィールド探索

Alchemica レビュー

▲店のレジに座ると経営パートが始まる。

町では情報収集や新クエストを受注でき、ダンジョン内では採取ポイントから物資・素材を大量にゲット。

探索から帰るとゲーム内時間が朝・昼・夕・夜と進行し、夜だけ行けるオトナのお店や人物が出現したり。ライフサイクルに変化が生じる。

集めたアイテムは自店舗の商品棚に置くことで販売。値段は相手に合わせて釣り上げることも可能だったりユニーク。

素材を集め、錬金術で変換、がっぽり大儲け!

Alchemica レビュー

▲上がアトリエ兼自室。寝起きなのが可愛い。

自宅のアトリエでは3つの素材を掛け合わせ、回復アイテムから戦闘用の爆弾まで。様々なアイテムをクラフト可能。

錬成レシピはクエスト報酬や本から読み取ることで閃くので、旅の道中でまだ見ぬ方法を探し、埋めていくのだ。

『Alchemica』は思い出の続きを遊ぶようなゲーム体験が最高!

Alchemica レビュー

▲時間によって風景・天候も変化。作り込まれている。

本作はイベントを連続的に進めることでストーリーが発展する。町で人々と触れ合い、探索の準備を済ませ、危険な森へ潜り。

スライムとの初バトルに漕ぎ着けたのがプレイ開始から1時間後。ザコが3匹同時に来るだけで死への緊張感があったりと本格的。

ドット最盛期のコンシューマ用RPG、その最新作が現代に蘇ったような。過去ゲーと重なって懐かしいのに、中身は知らないワクワク感で満ちている。

戦闘面のバランスや不親切な仕様など荒々しさもあるが、細かい問題をブチ壊す作品愛ゆえの代え難い独自性こそが魅力だ。

RPGと経営シミュレーションの相性バッチシ

Alchemica レビュー

▲色々絡み合ってると楽しみが増すよね。

ダンジョンはランダム生成マップとなっていて、入るたびに地形や採取ポイントが変わるローグライクっぽい形式。

素材の種類は見た目から判別できるので、錬金に役立つアイテムを見抜き、徐々に効率的に動くようになる。

階段では好きな時に脱出も可能で、チマチマ戻って手堅く錬金するか。一気に進んでレアドロを狙うか。選べるのに欲が出てきちゃうのも乙。

課金要素なし=ガチャが無いから、裝備アイテムを含む全てが自給自足できる、当然の前提もスマホでは嬉しい。

無料なのにボリュームも山盛りってホント凄い

Alchemica レビュー

▲何回も足を運ぶからなぁ。

難関ダンジョンから、新たな素材が手に入り、更なる新レシピを解放。1つ1つの要素が重なる=種類が多いほど楽しめる。

やり込み要素を含めると、現時点でも20時間は軽く遊べる勢いだが、本作はやっと1章を完結したばかりとのこと。

現在も続きを鋭意開発中。自前で公式wikiを作っちゃうくらい気合が入っているので、この先の展開も楽しみにしたい。

ゲームの流れ

Alchemica レビュー

ストーリー。キャラの動きは表情まで細かく描写され、往年の携帯型ゲームを思わせる質の良さ。

しかもこれ2人だけで創ってるんですって。こんな愛に溢れてるの応援したくなるじゃない。

Alchemica レビュー

ダンジョン探索時。右上のマップから宝箱や素材も探知できる。

回復ポーションを創れる赤い葉っぱなど、レシピで有用そうor効果なものは目をつけて、優先して拾いたい。

Alchemica レビュー

経営パート。少し待っているとお客が集まり、レジに来たら交渉開始。

顧客層も考え、裕福そうなら叩き売ってもいいし。確実に換金したいなら安くしていいし。

複雑な要素はないが、RPG的なコレクション性も相まって十二分に楽しい。

Alchemica レビュー

家の棚には本が隠されていている。英語が読めずとも挿絵付きだし、こういう細かい作り込みが素晴らしい。

裝備のパワーアップは進めると解禁される工場で行えるっぽい。

Alchemica レビュー

バトル画面。まだ見ぬ敵がイッパイ。「トマトアドベンチャー」とか好きだったんだよね。

そんな古き良きゲームを思わせつつ、現代の新作としてしっかり充実させた良作だった。

後はアナタの目で絶対確かめてくれ!(お約束)

『Alchemica』序盤攻略のコツ。

Alchemica レビュー

▲右下の数字カウントに注目。

基本的にストーリーイベントは、特定の町民との会話後や、クエスト完了時の翌日に進行する。

まずは町全体を練り歩き、全ての時間帯でキャラに話しかけ、新クエストや情報がないか探ろう。

最序盤のチャートを載せると、村長宅→ギルド前→回復薬2個錬金→ダンジョン解禁といった流れだ。ガンバレ!

序盤だろうと油断すると死ぬのでご注意を

Alchemica レビュー

▲ここで取り逃すと捨てた扱いに。酷い……。

バトルは敵味方共にダメージの振れ幅が大きく、思わぬ大ダメージが飛んで来ることも多いのでHPは余裕を持つように。

討伐後には、画像左上のアイコンを押してバッグに入れないと拾ったことにならないので要注意。

アイテムは右上バックで、ドラッグ&ドロップすれば常時入れ替え可能。バトル画面のセット枠も好きに変えよう。

ちなみにオプションからバトル演出をオフにするとテンポが良くなって進めやすくなる。周回時にオススメ。

まとめ消しパズルは瞬時の判断力がカギ

Alchemica レビュー

▲押し続けでどれぐらい消せるか見れる。

アイテム錬金時は、パズル形式のミニゲームで「品質」を高める。質が良いほど販売時の値段も上げやすい。

時間制限内なら回数を問わずに何度でも消せるので、ゲージが下がらないよう急ぎつつ、大きくまとめて稼ごう。

ただ、ドクロマークを巻き込むと時間が削られて損する。これを避けつつ、他のEXPなどはボーナスを狙うべし。

wikiでレシピを見てセットしても失敗してしまうので、レシピ取得か、一定の錬金錬金術レベルが必要になるようだ。