青春エキスプレス

ゲームを始めると、ノリノリの音楽と異様な勢いがあり、電車ゴッコでなぜ青春するのかという疑問など吹き飛び、ミチル君の強烈なキャラクターに押されて特異な世界観を受け入れてしまった。

マップには障害物と青春仲間が配置されており、ミチル君の移動ルートをタップで決めて、所定のターン内に仲間を増やしながらゴールを目指すというのが基本ルールだ。

仲間を加えるごとに電車ゴッコの列が増えていくのは、本当の電車ゴッコがそうであるように、純粋な喜びがあって嬉しいね。

しかし列が長くなればお互いがぶつかる危険性が増え、もしぶつかってしまうと列が途切れてしまうので、いかに仲間を増やしながら安全なルートを考える必要があり、ノリノリな見た目とは裏腹にけっこう頭を使うパズルゲームなんだ。

なんで電車ゴッコなの？　ミチル君は何者なの？　とツッコんでいるうちに、あっという間にこの世界のとりこになっているだろう。

タップしながらなぞるように線を描く簡単な操作や、とりあえず仲間を集めてクリアを目指すだけならそう難しくないのも嬉しいところ。

電車の列に加わる青春仲間達がこれまた変わった奴らばかりで、それぞれ個性も違い、どんな順で仲間に加えるのか、次は誰が登場するのか、というのがパズルの面白さに一役買っているんだ。

基本は古典的なヘビゲームをベースに、電車ゴッコという分かりやすい楽しさと、ノリのいい世界観やキャラなどの味付けをして、遊んでいて気持ちのいい一作になっているよ。

青春エキスプレスモードでは1ターンだけ無敵となり、体力などを気にせず自由に移動することができるぞ。

ゲージが溜まると次のターンで発動されるので、そのステージで必要なさそうなら、青春玉を敢えて拾わないという手もあるよ。

ゲージをいっぱいにしながらゴールをすると、次のステージの1ターン目に発動されるので、これも有効な方法なので覚えておくといいぞ。

なおゴールゲートを開くとボーナスで青春玉がたくさん現れるので、早めにゲートを開いて余ったターンで拾っていこう。